フィぎゅっと!「シーナ・カノン」
ども、ここ最近朝晩の冷え込みが厳しくなって、身体に堪えている あねさと です。今晩は。
先日に引き続き、今回はこちらのフィギュアをご紹介しましょう。

フィぎゅっと!「シーナ・カノン」(グリフォンエンタープライズ)
セガよりリリースされている人気ゲーム「シャイニング・ウィンド」に登場するヒロインの一人:シーナ・カノンが、“フィぎゅっと! ガールズ”シリーズの第10弾として登場です。
じつは、この「シャイニング・ウィンド」というゲームについては、いつもの如くまったく知らないのですが、聞けば古より展開しているセガのシミュレーションRPG「シャイニング・フォース」の流れを汲む作品だったんですね。
ちなみにシリーズ第一作は「シャイニング&ダークネス」だそうで、ああ、そういえばそんなゲームあったな(笑)。昔ゲーム開発をしていたときに、参考ゲームとして「シャイニング・フォース」をテストプレイした記憶があったっけ。随分と趣が変わってしまったのは時代の流れというものでしょうか。
なにはともあれ、早速、見てみましょう!
パッケージ

見た目よりも奥行きがあります。
ブリスターは二段重ね

二段目

内容物

本体、心剣、表情パーツ、レイピア、鞘、交換ハンド。この他に台座(一種類)と、収納ボックスが付属しています。
正面

左側面

背面

右側面

表情は三種類。まずはデフォルトのすまし顔

叫び顔

笑顔

この眩しい表情にノックアウト!(<またか!;笑)

羽飾りのついた帽子にはマグネットが仕込まれていて、取り外すことも可能。取り付け位置も自由に決められます。

そして、前髪も他のシリーズと同様にマグネットで取り付ける仕様になっています。
ハンドパーツは5対。その一

その二

その三

その四

最後に剣の握り手

どうしてこの形をセレクトしたのか判らないものがあって、使い方に躊躇します。また剣の握り手も、右手はレイピアのみ、左は心剣のみという謎仕様。レイピアはともかく、心剣は両手持ちできるようにして欲しかったですね。

レイピアの鞘は、スカートの穴に差し込みます。軟質素材なので取り付けに一苦労します。

膝にはこれまで同様二重関節が奢られているので、正座可能。一方、肩関節は衣装の関係で、(ケープが干渉して)、腕を上げることが出来ません。ちょっと残念。

スカートが固定されていないこともあって、大開脚も可能です。一方で、スカート丈が短いので容易に下着が見えてしまいます。

三人「うぉおおおお! 縞パン、最高!!」
お前らな………………!!(憤怒)

一端、首パーツを抜いてケープを外せば、腕は普通に動かせます。ただ、首関節のジョイントにはリブが設けられて、容易に抜けないように改良されています。そのため無理に外すと破損する可能性がありますので、お奨めしません。挿げ替えや組み換えして遊ぶことは考慮されていないようですね。
レイピアを構えて

前述の通り、レイピアの握り手を使って構えることが出来ます。このレイピアはもちろん、鞘に収めることが可能です。
心剣も一緒に

前述の通り、握り手が片方づつしかないため、心剣は左手にしか持たせられません。ゲームを知らない私でも、これはちょっと違うよなぁ……と思ってしまいます。
タマ姉と大きさ比較

基本的には同一サイズですが、小顔な分、タマ姉よりも小さめです。
台座と収納ボックス

タマ姉とは異なり、ブリスターごとの収納は廃されてますが、台座ごと収納できる仕様はこれまでどおり。ただ、以降のシリーズには収納ボックスは付属していないのだとか。残念!
ところで、“シーナ・カノン”って、本名は“椎名夏音(しいな かのん)”…………って、日本人かい、アンタ!?(笑)。“カノン”が名前だったんだね。しかも“砲”のカノンではなく、音楽の方のカノン(輪唱)。
……と、ここまで書いたところで、以下総評。
「フィぎゅっと!」も第10弾ともなると、だいぶこなれてきた感じがある。「タマ姉」の頃はパーツが外れることがよくあったのだが、この「シーナ・カノン」では随分と改良されていて、パーツの落下というのはごく一部(レイピアの握り部分)だけだった。一方でアクションフィギュアとしての遊びやすさという部分では、改善されたという印象は感じなかった。
というか、グリフォンとしては、「フィぎゅっと!」を“ポーズを変更できるスタチュー・フィギュア”という位置づけで開発しているのではないかと感じる。
もちろん、アクションフィギュアの楽しみ方のひとつとして、その方向性は大いにアリだと思う。
実際、手にとって、他のキャラクターと絡めて、色々なシチュエーションを模して、ポーズ付けするとなると、アクションフィギュアそのものに相当の耐久性が必要とされるから、(そしてそれが開発の足かせの一要因であるから)、ガシガシ動かすことを前提としないアクションフィギュアの方向性を消費者に提示するのも一つの方法だと思う。それが受け入れられるかどうかは別として。
そんな観点から言えば、以前紹介した「actsta」も「グッとくるフィギュアコレクション」も、こちらの方向性の商品ともいえるし、一方でそれを未だ上手に訴求できていない感もある。(「フィぎゅっと!」を含めて)。
不思議なことに、フィギュアの堅牢性からくる安心感というのは、手に持った瞬間に伝わってくるもので、その意味ではfigmaやリボルテック、S.H.フィギュアーツなどのバンダイ製品はよく出来ているのだなと感じる。一方でその安心感が伝わってこない製品は、一般的な消費者が期待する逆の方向をうまく提示していかないと、不満や中途半端さを抱いてしまいがちになる。実はこの“方向性”の迷いというものをメーカー自身も抱えているんじゃないかと、最近感じている。
それでも、「フィぎゅっと!」はその造形力ゆえ成功している方のようだし、(「シーナ・カノン」は再販かかったそうです)、エボリューショントイズから発売されている「フルぷにっ!」シリーズは、まったく別の方面(要するにエロチカ;苦笑)に走ることで、個性を際立たせている。
個人的にはもっとアクション・フィギュアの世界が活性化して欲しいと思っているから、各社がアイディアを出し合い、技術を磨きつつ、新しい方向性を提示して欲しいと思うし、我々も消費者として支えていければと思う。
まあ、そんな世迷いごとはともかく、この フィぎゅっと!「シーナ・カノン」、この娘の眩しいばかりの笑顔だけで、もうお腹いっぱいです(笑)。

以上、フィぎゅっと!「シーナ・カノン」でした!
先日に引き続き、今回はこちらのフィギュアをご紹介しましょう。

フィぎゅっと!「シーナ・カノン」(グリフォンエンタープライズ)
セガよりリリースされている人気ゲーム「シャイニング・ウィンド」に登場するヒロインの一人:シーナ・カノンが、“フィぎゅっと! ガールズ”シリーズの第10弾として登場です。
じつは、この「シャイニング・ウィンド」というゲームについては、いつもの如くまったく知らないのですが、聞けば古より展開しているセガのシミュレーションRPG「シャイニング・フォース」の流れを汲む作品だったんですね。
ちなみにシリーズ第一作は「シャイニング&ダークネス」だそうで、ああ、そういえばそんなゲームあったな(笑)。昔ゲーム開発をしていたときに、参考ゲームとして「シャイニング・フォース」をテストプレイした記憶があったっけ。随分と趣が変わってしまったのは時代の流れというものでしょうか。
なにはともあれ、早速、見てみましょう!
パッケージ

見た目よりも奥行きがあります。
ブリスターは二段重ね

二段目

内容物

本体、心剣、表情パーツ、レイピア、鞘、交換ハンド。この他に台座(一種類)と、収納ボックスが付属しています。
正面

左側面

背面

右側面

表情は三種類。まずはデフォルトのすまし顔

叫び顔

笑顔

この眩しい表情にノックアウト!(<またか!;笑)

羽飾りのついた帽子にはマグネットが仕込まれていて、取り外すことも可能。取り付け位置も自由に決められます。

そして、前髪も他のシリーズと同様にマグネットで取り付ける仕様になっています。
ハンドパーツは5対。その一

その二

その三

その四

最後に剣の握り手

どうしてこの形をセレクトしたのか判らないものがあって、使い方に躊躇します。また剣の握り手も、右手はレイピアのみ、左は心剣のみという謎仕様。レイピアはともかく、心剣は両手持ちできるようにして欲しかったですね。

レイピアの鞘は、スカートの穴に差し込みます。軟質素材なので取り付けに一苦労します。

膝にはこれまで同様二重関節が奢られているので、正座可能。一方、肩関節は衣装の関係で、(ケープが干渉して)、腕を上げることが出来ません。ちょっと残念。

スカートが固定されていないこともあって、大開脚も可能です。一方で、スカート丈が短いので容易に下着が見えてしまいます。

三人「うぉおおおお! 縞パン、最高!!」
お前らな………………!!(憤怒)

一端、首パーツを抜いてケープを外せば、腕は普通に動かせます。ただ、首関節のジョイントにはリブが設けられて、容易に抜けないように改良されています。そのため無理に外すと破損する可能性がありますので、お奨めしません。挿げ替えや組み換えして遊ぶことは考慮されていないようですね。
レイピアを構えて

前述の通り、レイピアの握り手を使って構えることが出来ます。このレイピアはもちろん、鞘に収めることが可能です。
心剣も一緒に

前述の通り、握り手が片方づつしかないため、心剣は左手にしか持たせられません。ゲームを知らない私でも、これはちょっと違うよなぁ……と思ってしまいます。
タマ姉と大きさ比較

基本的には同一サイズですが、小顔な分、タマ姉よりも小さめです。
台座と収納ボックス

タマ姉とは異なり、ブリスターごとの収納は廃されてますが、台座ごと収納できる仕様はこれまでどおり。ただ、以降のシリーズには収納ボックスは付属していないのだとか。残念!
ところで、“シーナ・カノン”って、本名は“椎名夏音(しいな かのん)”…………って、日本人かい、アンタ!?(笑)。“カノン”が名前だったんだね。しかも“砲”のカノンではなく、音楽の方のカノン(輪唱)。
……と、ここまで書いたところで、以下総評。
「フィぎゅっと!」も第10弾ともなると、だいぶこなれてきた感じがある。「タマ姉」の頃はパーツが外れることがよくあったのだが、この「シーナ・カノン」では随分と改良されていて、パーツの落下というのはごく一部(レイピアの握り部分)だけだった。一方でアクションフィギュアとしての遊びやすさという部分では、改善されたという印象は感じなかった。
というか、グリフォンとしては、「フィぎゅっと!」を“ポーズを変更できるスタチュー・フィギュア”という位置づけで開発しているのではないかと感じる。
もちろん、アクションフィギュアの楽しみ方のひとつとして、その方向性は大いにアリだと思う。
実際、手にとって、他のキャラクターと絡めて、色々なシチュエーションを模して、ポーズ付けするとなると、アクションフィギュアそのものに相当の耐久性が必要とされるから、(そしてそれが開発の足かせの一要因であるから)、ガシガシ動かすことを前提としないアクションフィギュアの方向性を消費者に提示するのも一つの方法だと思う。それが受け入れられるかどうかは別として。
そんな観点から言えば、以前紹介した「actsta」も「グッとくるフィギュアコレクション」も、こちらの方向性の商品ともいえるし、一方でそれを未だ上手に訴求できていない感もある。(「フィぎゅっと!」を含めて)。
不思議なことに、フィギュアの堅牢性からくる安心感というのは、手に持った瞬間に伝わってくるもので、その意味ではfigmaやリボルテック、S.H.フィギュアーツなどのバンダイ製品はよく出来ているのだなと感じる。一方でその安心感が伝わってこない製品は、一般的な消費者が期待する逆の方向をうまく提示していかないと、不満や中途半端さを抱いてしまいがちになる。実はこの“方向性”の迷いというものをメーカー自身も抱えているんじゃないかと、最近感じている。
それでも、「フィぎゅっと!」はその造形力ゆえ成功している方のようだし、(「シーナ・カノン」は再販かかったそうです)、エボリューショントイズから発売されている「フルぷにっ!」シリーズは、まったく別の方面(要するにエロチカ;苦笑)に走ることで、個性を際立たせている。
個人的にはもっとアクション・フィギュアの世界が活性化して欲しいと思っているから、各社がアイディアを出し合い、技術を磨きつつ、新しい方向性を提示して欲しいと思うし、我々も消費者として支えていければと思う。
まあ、そんな世迷いごとはともかく、この フィぎゅっと!「シーナ・カノン」、この娘の眩しいばかりの笑顔だけで、もうお腹いっぱいです(笑)。

以上、フィぎゅっと!「シーナ・カノン」でした!
- 関連記事
-
- figma 魔法少女まどか☆マギカ「鹿目まどか」
- 特撮リボルテック「快獣ブースカ」
- フィぎゅっと!「シーナ・カノン」
- フィぎゅっと!「向坂環」WF限定版
- グッとくるフィギュアコレクション「高町なのは」
スポンサーサイト