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十周年

十周年

当Blogは開設から十周年を迎えました!
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Linuxと私

ども、あねさとです。

台風(→温帯低気圧)が近づいて、風がとても強くなってきています。こちらは寒さも加わるので勢力が衰えても厳しいですね。早々とストーブの世話になってます(苦笑)。

場所によっては雪になっているそうな。


さて、今回はPCに関する記事。

13号機(DELL Dimention 4400)にubuntuを入れてからもうすぐ一月。一部の機能(WEBカメラに関する部分や外部HDDの接続に関する制限)を除いては、ほぼ以前の作業環境-----WindowsXPで運用していた頃の作業環境と変わらない感じで使ってます。もうちょっと制限とか限界を感じるかなと思ったりもしたんですが、動きがややもっさりとしている感を除けば、普通に使う分にはほぼ問題ないでしょう。もっとも、何を指して“普通”というのかはいろいろとあるのでしょうが。







本題。

私が本格的にLinuxを使うようになったのはここ数年の事ではありますが、実は出会いはずいぶんと昔の話で、付き合いそのものは長かったりするんですね。

最初の出会いは1995年頃。当時はまだMacintosh(1号機:PowerMacintosh8100/100VC)1台しか持っていなかったんですが、これにインストールしていた漢字Talk7.5.5の不安定さに嫌気がさして、善後策を考えていた時に悪友が奨めて(?)きたのがMkLinuxという、PowerPC601搭載NuBus仕様のMacにインストールできる(唯一の?)Linux。

Mac使う前はMS-DOSのPCを使っていたこともあったので、(というか、当時はみんなMS-DOSだった)、CUIのOSには抵抗もなく、頑張って入れてみた------けれど、使い道が何もなく(爆)、数回起動してみただけで最終的に削除した思い出がありますね。

それでもMacに、キャラクター(=文字)の羅列が表示された時はちょっと感動でした。

ちなみに、その悪友という人物は、私より二歳上のプログラマで、後にSONYのAIBOの開発にも携わった優秀な人なんですが、放浪癖があって、カナダに遊学したり、アフリカ縦断したり(帰国直前に立ち寄ったインドでお腹こわして帰ってきた;苦笑)、年に一回タイに行く人でもありまして、私をパソコン通信にさせたいがためにノートPC(東芝Dynabook)を貸与して、私をディープなPCの世界に引きずり込んだ張本人です(笑)。

閑話休題

それからしばらく経って、1台目の自作機となる5号機が我が家にやって来たのは1998年ごろ。この時にWindows98とのデュアルブートでインストールしたのがTurboLinux3.0。通常PC-UNIXは自分で設定を書いて、必要なランタイムやモジュール、アプリケーションを導入していく(ソースコードからコンパイルする事も多い)ものなんですが、このディストリビューションは必要不可欠なものがあらかじめパッケージ化されていて(当時としては画期的)、導入が凄く楽だった印象がありましたね。

もっともその後ビデオカードを変更したことによって、Xが立ち上がらなくなり、そのまま放ったらかしにしたあげく、消してしまったんですが……。

その後は、PC-UNIXに関する事柄は、ずっとFreeBSDの方に注力して、Linuxを扱うことはほとんどなかったんですが、ただ、こういうオープンソースの流れはWEB制作の現場にいたこともあって肌で感じていましたし、後輩たちにはLinuxを例にとってPC-UNIXに関する指導もしていました。本来は教えられるような立場ではないんですが(能力的に;恥)、普通の人はPC-UNIXなんて知りませんからね。

ところで、なぜ私がLinuxではなくFreeBSDを使うようになったかは……後日お話しするとしましょう。

まあ、そんな感じでMac、Windows、FreeBSDの三つのOSの間を行き来きしていた私が、Linuxを使うようになったのは、2009年になってから。すでに三台にまで増えていた自作機が共にWindows稼働下で問題が頻発していた上、揃って旧式化するという事態に、後継機を導入することで解決を図ったことで、三台とも不要になってしまったんですね。

でも、まだ使えるPCを眠らせておくのもどうかと思いましてね……。

で、三台のうち一台はサーバ(FreeBSD)に転用。もう一台をLinux実験機としたのです。(もう一台はしばらく寝かせた後、サーバ化)。ここで導入したのがPuppy LinuxとVine Linux。(これにWindows2000とFreeBSD6.1のマルチブート)。

このマシンではビデオキャプチャカードを装着して、ビデオと接続してテレビ/ビデオを鑑賞するということもやっていました。ハードウェアのスペック上、限界も多く、実験機以上の地位には昇れませんでしたが、いろいろと知見を得ることができ、ここでの経験が12号機(HP ProLiant ML350 G3)での仮想化環境上での実験を経て、13号機へのubuntu導入につながるわけです。

もっとも、Firefox23におけるトラブル-----HDDの故障がなければWindowsXPを使いつづけていたところなんですがね。

昔に比べると、ずいぶんと導入が楽になったLinux。日本語化するだけで、X Windowを立てるだけで書籍を漁りネットの海を駆け巡った昔の苦労を考えると、天国みたいなところがありますが、それでも正直、不足している部分、開発者のひとりよがりな部分を感じるときがあります。

と言うかね、PCは“設定して終わり”なんじゃなく、そこから“使ってデータを作成する”のが目的なんだよ。そこを履き違えている感が拭えないんだよな。PC-UNIXは。

ダメ出ししたいところが多々あったりするんですが、しばらくLinuxとの付き合いが続くと思います。少なくとも新しいMac買うまでは(笑)。

そりじゃあ!


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ジャンル : コンピュータ

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