過去の悪行(2)
昨日に引き続き、私が犯した過去の悪行をここに告白し、懺悔します。

「犯した過ちをすべて告白しなさい……」
昨日の記事で、PCゲームの制作に間接的に関わっていたと言う話をしました。私は本当は別プロジェクト(アーケードゲーム)の方に携わっていたんですが、こちらも実は一悶着あったもので……。(何か、こんな仕事ばっかりやな;苦笑)。

これは私が関わったアーケードゲームのコンシューマ版。このコンシューマ版にはいっさい関わっていません。
それはさておき、私が在籍していた会社、この後すぐに潰れまして(爆)、アテもなくさすらう身分に陥った私が最終的に落ち着いた先はサブカルチャー系編集プロダクション。そこでゲームの企画をするということになり、そこ会社を紹介された私がそのプロジェクトに従事する事に。
約1年半の開発期間(当初より半年遅れた)は、タフな仕事でしたが、初めてのコンシューマ向けということもあって、いろいろと新鮮でした。しかし肝心の出来は……。
色々雑誌とのタイアップもあったのですが、パッとしなかったというか、ヒット作というところまでにはいかなかたようで、続編も出ましたが、結局発売元からでた別のゲームの方が人気があったようです。まあ、あちらの方がコアユーザー向けだからな(苦笑)。
そしてこのプロジェクト終了と共に、私は別チームに異動し、CD-ROMの制作及び書籍用の画像編集に携わることになっていくのですが------ゲーム制作からは足を洗うことになるのですが、あのゲームが発売されて年月が経ったいまでもあのゲームのファンが残っていて、時折ネットで熱く語っているのを目にすると、目頭が熱くなることがあります。
すまん、あんな内容の出来で……、申し訳ない。

いや、スタッフの頑張りを直に見ているわけですから、その言葉は失礼極まりないのですが、ですが、思い入れたっぷりに語るのその言を読む度に、なんかトンでもないことをしてしまったのではないかと自責の念にとらわれるんだよね。あの当時の技術としては出来ることをやった、最善を尽くしたつもりではあるのだけれど、やっぱりいまひとつ詰めきれていなかった(システム・シナリオ共に)かなあと思う。
だが何よりも、どんな作品であっても、それを手にした人に何らかの影響を与えるものだという、その事の大きさを感じるにつれ、もっと努力を重ねるべきではなかったかと後悔するんだよね。
実際はあれ以上にはできないんだと思うんだけれど。
と同時に、エンドユーザーのことを常に意識において仕事をするべきだという教訓を与えてくれた作品でもあるかな。真面目な話、半端な意識でモノをつくってはいけないなと感じる。いま思えばあの当時、その辺の自覚が0ではなかったにせよ、みな中途半端だったような気がしてならない。
……ということでね、あのゲーム、あの作品を愛してくれている人には本当に申し訳ない。もちろんスタッフみんな頑張ったし、最善を尽くしました。でも、結果はご覧のとおりです。そして現在に至るまで皆さんの心を弄んだ、罪は大きいよね……。
懺悔します…………。

「赦すは神、謝るは人、罰するのは私です……。覚悟はいいですね!?」
P.S.また思い出したら(まだまだいっぱいある;爆)、ここに懺悔させていただきます。

「犯した過ちをすべて告白しなさい……」
昨日の記事で、PCゲームの制作に間接的に関わっていたと言う話をしました。私は本当は別プロジェクト(アーケードゲーム)の方に携わっていたんですが、こちらも実は一悶着あったもので……。(何か、こんな仕事ばっかりやな;苦笑)。

これは私が関わったアーケードゲームのコンシューマ版。このコンシューマ版にはいっさい関わっていません。
それはさておき、私が在籍していた会社、この後すぐに潰れまして(爆)、アテもなくさすらう身分に陥った私が最終的に落ち着いた先はサブカルチャー系編集プロダクション。そこでゲームの企画をするということになり、そこ会社を紹介された私がそのプロジェクトに従事する事に。
約1年半の開発期間(当初より半年遅れた)は、タフな仕事でしたが、初めてのコンシューマ向けということもあって、いろいろと新鮮でした。しかし肝心の出来は……。
色々雑誌とのタイアップもあったのですが、パッとしなかったというか、ヒット作というところまでにはいかなかたようで、続編も出ましたが、結局発売元からでた別のゲームの方が人気があったようです。まあ、あちらの方がコアユーザー向けだからな(苦笑)。
そしてこのプロジェクト終了と共に、私は別チームに異動し、CD-ROMの制作及び書籍用の画像編集に携わることになっていくのですが------ゲーム制作からは足を洗うことになるのですが、あのゲームが発売されて年月が経ったいまでもあのゲームのファンが残っていて、時折ネットで熱く語っているのを目にすると、目頭が熱くなることがあります。
すまん、あんな内容の出来で……、申し訳ない。

いや、スタッフの頑張りを直に見ているわけですから、その言葉は失礼極まりないのですが、ですが、思い入れたっぷりに語るのその言を読む度に、なんかトンでもないことをしてしまったのではないかと自責の念にとらわれるんだよね。あの当時の技術としては出来ることをやった、最善を尽くしたつもりではあるのだけれど、やっぱりいまひとつ詰めきれていなかった(システム・シナリオ共に)かなあと思う。
だが何よりも、どんな作品であっても、それを手にした人に何らかの影響を与えるものだという、その事の大きさを感じるにつれ、もっと努力を重ねるべきではなかったかと後悔するんだよね。
実際はあれ以上にはできないんだと思うんだけれど。
と同時に、エンドユーザーのことを常に意識において仕事をするべきだという教訓を与えてくれた作品でもあるかな。真面目な話、半端な意識でモノをつくってはいけないなと感じる。いま思えばあの当時、その辺の自覚が0ではなかったにせよ、みな中途半端だったような気がしてならない。
……ということでね、あのゲーム、あの作品を愛してくれている人には本当に申し訳ない。もちろんスタッフみんな頑張ったし、最善を尽くしました。でも、結果はご覧のとおりです。そして現在に至るまで皆さんの心を弄んだ、罪は大きいよね……。
懺悔します…………。

「赦すは神、謝るは人、罰するのは私です……。覚悟はいいですね!?」
P.S.また思い出したら(まだまだいっぱいある;爆)、ここに懺悔させていただきます。
- 関連記事
-
- 週末はやっぱり不仕合せ
- 過去の悪行・補足
- 過去の悪行(2)
- 過去の悪行(1)
- ジレンマ
スポンサーサイト