超時空騎団サザンクロス「G.M.P ラーナ少尉」
いよいよ11月突入。寒さも厳しくなってきた今日この頃ですが、元気よく参りましょう!
……と言いたかったのですが、ちょっと体調を崩しまして(恥)。昨日からフィギュア漫画「Final Lyabyrinth~涼宮ハルヒの迷宮(仮題)」第六話の撮影に入って、半分は撮り上げたんですが、決して順調に進んでいたわけではなく、相変わらずトラブル続出。ポーズ付けが思うようにいかず、ストレスはたまるし、大事な顔パーツに色移りが見つかるし、火事の危険があるので撮影中はストーブを消しているんですが、それ故寒いし……。
さらに、第七話も一緒に撮影しようかと思ってチェック表つくってみたら、第七話は2ページ不足していることが判明。(1話8ページの作品です)。コマ割りを再構成しても1ページ分水増しするのがやっとで、頭抱えてます(恥)。
これじゃ翌日(=今日)具合も悪くなりますわな(苦笑)。膝や腰、肩と頸と目の奥が痛くてかないません。そこで残りの撮影分は明日に順延して------明日はのんびりビデオ(録り溜めて未視聴の「<化物語>2ndシーズン」)でも見ようかと思っていたのだけれど、それは録画に失敗していなければいつでも見られるので、本日は、先日完成したばかりの-----“完成した”ことにした古のプラモデルを紹介しましょう。
えっ? フィギュア漫画第六話公開/掲載までのお楽しみじゃなかったのかって? -----そうしようと思っていたんですが、まあ、たいした出来でもないし、フィギュア漫画での登場もゲスト扱いなので(要はたいした役どころではない)、もったいぶるのも却っていかんかなと思いましたので、本日、お見せしちゃいます。

※以下、本記事には15才未満の青少年の閲覧には不適切な画像が掲載されています。当該児童はもとより、このような画像を嫌悪される方は閲覧されないことを強くお奨めします。
ということで、本日ご紹介するのは、古のプラモデル、有井製作所(現:マイクロエース)より発売されていた、テレビアニメ「超時空騎団サザンクロス」に登場するキャラクタープラモデル「G.M.P ラーナ少尉」です。
ええ、あまりにも有名な“伝説のバカプラモデル”の登場です。
これが何故“伝説”なのかを説明する前に少々「超時空騎団サザンクロス」の解説を。
「超時空騎団サザンクロス」は、1984年4月から半年に渡って放送されていたSFアニメーション。この枠は、映画にもなって一世を風靡した「超時空要塞マクロス」に端を発する“超時空シリーズ”で、その第三弾(且つ最終作)として制作された作品。(第二弾は「超時空世紀オーガス」)。まあ早い話、視聴率低迷により打ち切られたんですが、その前作も不振だったようだし、「マクロス」のヒットがそもそも異例だったとも言えるんだよね。
実は私、「マクロス」は時々見ていたんですが、「オーガス」、「サザンクロス」は見ていないんですよ。というか、「マクロス」も結構嫌いでして……。ブリッジ要員が艦長を除いてみんな女性士官だったり、大事な話をしている最中に(艦長が絶句した直後に)、劇中アイドル歌手リン・ミンメイが歌いだすなど、軟派極まりない演出で大激怒した思い出が(笑)。ま、私はボトムズ厨だったからね。映画「ダーティーハリー」をこよなく愛し、クリント・イーストウッドを崇めていたハードボイルド好きだった私には、耐えられない作品だったのですよ。そしてその後継作でもある「サザンクロス」は主人公が女性。
女だぁ!? 女が軍隊だぁ!?
私が見ないのは当然ですね(笑)。
今思えば、女性が主人公で、戦闘組織に所属して、男性顔負けに活躍するという話はゴマンとありますし、私もそんな作品考えたりもしてますが(<オイ!;爆)、当時は斬新且つ画期的だったんですよね。
いやそれ故に視聴率が低迷したともいえなくもない(苦笑)。
タツノコプロダクションが制作にあたり、鳥海尽三氏がシリーズ構成を担当、キャラクター原案をわが町出身の英雄:湖川友謙氏が担当するなど、決して人材的に貧していたわけではなかったものの、時代が早すぎたのか、再評価されることもなく、現在に至るまでアニメ史の闇に葬られている作品である。
……でありながら、知る人ぞ知る存在として後世にまでその名を残している、その理由の一つが、実はこのプラモデルなんですね。
いったいどんなプラモデルかって? それはね……。
ボックスアート

ま、いたって普通のキャラクタープラモデル。プラモデル界の地雷メーカーとさえ言われた(?)アリイにしては、よく出来ているように見えますが……。
取扱説明書

すでに地雷臭プンプン(笑)。このあと、衝撃の画像が貴方を襲います(笑)。
取扱説明書


なんだ、これは……(*--*)。
ご覧の通り、女性の裸の上半身です。メーカー曰く“ロリコンを採り入れたボディ”だそうで。“ロリコン”と言う言葉の使い方、間違えてるじゃん(苦笑)。
っていうか、マスプロダクトの、青少年が手にとって買える商品としてこんなものを発売していいのか!? ……いや、当時少年少女だった私が買ったんですが(爆)。
画像、掲載するか、処理を加えるか迷ったのだけれど、そういうことをしてしまうと却ってヘンな意味に捉えられてしまいかねない気がしたので、そのまま掲載することにしました。ま、なんだ、女性の胸はそもそも太古より隠すものではなかったし、(中世ヨーロッパ発の奇習だ)、見る方がエッチな気持ちを持って見るからいやらしくなるんだい!(笑)。
ま、そんなことはともかく、このモデル、現代の基準からはもちろん、当時の基準からでも造形があまりにもアレで、私も手に入れてはみたものの、何をどうするべきなのか扱いに困ったプラモデルでした。ま、そういうところはやっぱりアリイというメーカーでした。
ここで一言断っておくと、有井製作所というプラモデルメーカーは、モデラー泣かせのプラモデル、パチものプラモデル、バカプラモデルを出すことで知られる曰く付きのメーカーなのであります。え? アオシマ(=アオシマ文化教材社)? いやいや、アオシマなんて可愛いです。っていうか、アオシマって企画はぶっ飛んでますが、モデラーには親切なところもあります。アリイに比べたら天と地ほど違います。まあ、タミヤ(田宮模型)に比べるとアレですけど(爆)。
ちなみに「超時空シリーズ」のプラモデルはアリイと、いまは亡きイマイ(今井科学)で発売されていて、「サザンクロス」からはエルエス(この会社も倒産した;涙)も参入して、三社でモデルを発売していたんですね。
しかし、主人公を発売していたエルエス、そして老舗のイマイが消えていったと言うのに、社名を変えたものの、一番アレだったアリイが残っているというのも皮肉ですな……。
と、長話(=アリイへの悪口雑言;笑)は尽きないので、そろそろ組みあがったモデルを見てみましょうか。
※あらかじめお断りしておきますが、出来上がりはとてつもなくひどいです。なんせ工作能力0に限りなく近い私が制作している上、このモデルは現在のガンプラのように色事に成型されているわけでもなく、ヒケ、スは当たり前。合いも悪く、生半可な腕で組んでも綺麗に組みあがりません。それに加えていまの私にはプラモデル制作に必要な工具が欠けているんですね。(もともとは1/6フィギュアをカスタマイズする目的で揃えようとして、途中挫折したもの;恥)。するべきサフ吹き、マスキング等は行なっていません。(出来なかった)。塗料も足りなかったし(恥)。そんな状態で、なんとか組み付けた(組みなおした)一品なので、そのあたりの事情を考慮した上でご閲覧いただければと思います。ええ、見ている皆さんが作ったほうがはるかに良い出来上がりになると思います。
それでは、早速--------

「かわいい女の子だと思った? 残念、私、アラン中尉でした!」

ハルヒ「チクショウ、騙された!!」
ははは、いまのは冗談です。(作りかけのアラン中尉でした。なおこれ以上に綺麗には仕上がらない予定です)。
いい加減にしておかないと怒られますので、そろそろ真面目に紹介しましょう。

ラーナ少尉(ヘルメット)
素顔はこちら

取扱説明書の色指定とは変えて、白色部分&太もも前面パネルをガルグレイ、髪と瞳を黄茶色に塗り替えています。
付属品

メタルエンブレム、ヘルメット頭部、ショルダーバッグ、交換ハンド、銃

そして何故か台座も付属します。
メタルパーツは、他に足首も付属しますが、組み付けたので写真はありません。じつはメタルパーツを使った方が、プラパーツの足首よりも稼動域が広いという謎仕様だったりします。
正面

左側面

背面

右側面

ヘルメット頭部に交換して、正面

左側面、

背面

右側面

ヘルメット頭部アップ

素顔アップ

塗りがひどい(恥)。なお、作例では鼻を削り、頭髪も盛りなおしています。瞳用デカールが付属していたんですが、組みなおした際剥がれてしまったので、塗りなおしたんですが、ご覧の通り目の縁がガタガタ。かつキャッチライトも粗雑です。(白の塗料が切れた;恥)。
何度か塗りなおしてみたんですが、これ以上良い出来になりそうもなかったので、(どんどん悪くなりそうだったので)、やめました。変な話ですが、模型制作はある程度のところで見切りつけて、ドヤ顔で発表した方がいいのかもしれません。(<んなこたぁない;爆)。
ハンドパーツは二対。握りこぶし(右)とバッグに添える手(左)

銃の持ち手(右)と盾に添える手(左)


盾は取り外すことが出来ます。またとホルスター内部には銃をしまうことが出来ます。

ショルダーバッグはこのようにして使うようですね。まあ、婦人憲兵だからなんでしょうけど、似合ってないよね(爆)。

取扱説明書どおりに組めば、ホルスターは取り外すことが出来ます。

今回の制作では、肘/膝をポリエチレン製のジョイントパーツに置き換えるというを改造しました。そのため仕様が通常と異なる部分があります。
で、改造箇所の肘ですが、ご覧の通り、シングルボールを奢ってます。このおかげで肘を回転させることが出来るようになりました。また肩も削っており、通常よりも脇を開くことができるようにしてあります。

ただこのモデル、肩関節が二重関節になっているので、ノーマルでも腕を胸元に持ってくることができるんですね。その分フォルムは犠牲になっていますが、アクション派としては嬉しいところですね。
もっともポリキャップの使用部分におかしな箇所があったりで、相変わらず設計はアリイです。

膝もポリエチレン製ジョイントを奢っています。ただ二重関節なので、ロボットぽくなってしまいました。手元にあったのがそれしかなかったんだよね。通常よりは曲がるようになりましたが、元の設計がアレだったので、改造してもそれほど曲がりません。
なんか、さっきから“アレ”が多いな……(苦笑)。
大きさ比較

figmaよりは頭一つ分大きく、フィぎゅっとより若干小さめ。この間計算したんですが、170cmの人間を1/12サイズにしたら、約14.2cmの高さになりますから、figma(もともとはノンスケール)も1/12スケールとしてはちょっと大きめなんですよね。
ということで、超時空騎団サザンクロス 1/12スケール・プラモデル「G.M.P ラーナ・イザヴィア少尉」のご紹介でした。
「ちょっと待ったぁ!!」

暦「“ラーナ少尉”といったら、アレだろ! アレをどうして紹介しないんだ!」
君みたいな健全な男子高校生に見せられるわけないだろ(呆れ)。

暦「そんなことはない! “健全な男子”だからこそ、見たいんじゃないかっ!」
翼「そうだそうだ!」
あのな……。
好きだね、あんたたちも。
いいよ、見せてやるよ。
ホラ

いや、考えたんですけどね……。取扱説明書通りに上半身ボディだけ裸にする、そのシチュエーションはやっぱり無理があるだろ(苦笑)。何でそこだけ裸なんだ?(爆)。

改造して腕も取り外せるようになっているので、裸にしたときに腕も素肌の腕に交換すれば裸にしても辻褄は合うのだけれど、そこまでしてこだわるような造形のボディじゃないし、頸の整合性が悩ましいところでもあったので、結局裸はオミットし、アーマーの下着(ぴったりスーツ)ということにしました。

それでも“ピッタリ”スーツなので、バストトップやお臍もくっきり(?)見えるということで、これなら文句はあるまい。(って、誰が文句を言うのだ?;爆)。

とはいえ、バスト全開写真を載せるのはやっぱり……と思ったので、撮りはしましたが、最終的に掲載を見送りました。
と、話題がアレな方向に行きはじめたので、元に戻す意味合いで遊んでみましょう。

ラーナ少尉「今日から亀有公園前派出所はG.M.Pの管轄となりました」
両津勘吉「ちょっと待て! わしは聞いてないぞ!」

ラーナ少尉「職務に無関係の玩具は処分させてもらいます……。いいですね?」
両津勘吉「そ、そんなぁ……」
……と、長々とお伝え参りました、、超時空騎団サザンクロス 1/12スケール・プラモデル「G.M.P ラーナ・イザヴィア少尉」。既に絶版になって久しく入手する機会もないプラモデルだと思いますし、たとえ入手できたとしても、非常にアレなつくりのプラモデルゆえ、正直苦労して手に入れる価値があるとは思えない商品だと思います。それでも不幸にしてこの製品をコレクションとして迎える機会に恵まれましたら、バブル景気に浮かれる直前の日本の在りし日の姿を思い浮かべながら、(若い人はそれを想像しながら)、組み立てるなり、ランナーパーツのまま眺めるなりして楽しんでいただければと思います。
いや、しかし、本当に組み立て(組みなおし)はたいへんだった!

以上、、超時空騎団サザンクロス「G.M.P ラーナ少尉」でした!
……と言いたかったのですが、ちょっと体調を崩しまして(恥)。昨日からフィギュア漫画「Final Lyabyrinth~涼宮ハルヒの迷宮(仮題)」第六話の撮影に入って、半分は撮り上げたんですが、決して順調に進んでいたわけではなく、相変わらずトラブル続出。ポーズ付けが思うようにいかず、ストレスはたまるし、大事な顔パーツに色移りが見つかるし、火事の危険があるので撮影中はストーブを消しているんですが、それ故寒いし……。
さらに、第七話も一緒に撮影しようかと思ってチェック表つくってみたら、第七話は2ページ不足していることが判明。(1話8ページの作品です)。コマ割りを再構成しても1ページ分水増しするのがやっとで、頭抱えてます(恥)。
これじゃ翌日(=今日)具合も悪くなりますわな(苦笑)。膝や腰、肩と頸と目の奥が痛くてかないません。そこで残りの撮影分は明日に順延して------明日はのんびりビデオ(録り溜めて未視聴の「<化物語>2ndシーズン」)でも見ようかと思っていたのだけれど、それは録画に失敗していなければいつでも見られるので、本日は、先日完成したばかりの-----“完成した”ことにした古のプラモデルを紹介しましょう。
えっ? フィギュア漫画第六話公開/掲載までのお楽しみじゃなかったのかって? -----そうしようと思っていたんですが、まあ、たいした出来でもないし、フィギュア漫画での登場もゲスト扱いなので(要はたいした役どころではない)、もったいぶるのも却っていかんかなと思いましたので、本日、お見せしちゃいます。

※以下、本記事には15才未満の青少年の閲覧には不適切な画像が掲載されています。当該児童はもとより、このような画像を嫌悪される方は閲覧されないことを強くお奨めします。
ということで、本日ご紹介するのは、古のプラモデル、有井製作所(現:マイクロエース)より発売されていた、テレビアニメ「超時空騎団サザンクロス」に登場するキャラクタープラモデル「G.M.P ラーナ少尉」です。
ええ、あまりにも有名な“伝説のバカプラモデル”の登場です。
これが何故“伝説”なのかを説明する前に少々「超時空騎団サザンクロス」の解説を。
「超時空騎団サザンクロス」は、1984年4月から半年に渡って放送されていたSFアニメーション。この枠は、映画にもなって一世を風靡した「超時空要塞マクロス」に端を発する“超時空シリーズ”で、その第三弾(且つ最終作)として制作された作品。(第二弾は「超時空世紀オーガス」)。まあ早い話、視聴率低迷により打ち切られたんですが、その前作も不振だったようだし、「マクロス」のヒットがそもそも異例だったとも言えるんだよね。
実は私、「マクロス」は時々見ていたんですが、「オーガス」、「サザンクロス」は見ていないんですよ。というか、「マクロス」も結構嫌いでして……。ブリッジ要員が艦長を除いてみんな女性士官だったり、大事な話をしている最中に(艦長が絶句した直後に)、劇中アイドル歌手リン・ミンメイが歌いだすなど、軟派極まりない演出で大激怒した思い出が(笑)。ま、私はボトムズ厨だったからね。映画「ダーティーハリー」をこよなく愛し、クリント・イーストウッドを崇めていたハードボイルド好きだった私には、耐えられない作品だったのですよ。そしてその後継作でもある「サザンクロス」は主人公が女性。
女だぁ!? 女が軍隊だぁ!?
私が見ないのは当然ですね(笑)。
今思えば、女性が主人公で、戦闘組織に所属して、男性顔負けに活躍するという話はゴマンとありますし、私もそんな作品考えたりもしてますが(<オイ!;爆)、当時は斬新且つ画期的だったんですよね。
いやそれ故に視聴率が低迷したともいえなくもない(苦笑)。
タツノコプロダクションが制作にあたり、鳥海尽三氏がシリーズ構成を担当、キャラクター原案をわが町出身の英雄:湖川友謙氏が担当するなど、決して人材的に貧していたわけではなかったものの、時代が早すぎたのか、再評価されることもなく、現在に至るまでアニメ史の闇に葬られている作品である。
……でありながら、知る人ぞ知る存在として後世にまでその名を残している、その理由の一つが、実はこのプラモデルなんですね。
いったいどんなプラモデルかって? それはね……。
ボックスアート

ま、いたって普通のキャラクタープラモデル。プラモデル界の地雷メーカーとさえ言われた(?)アリイにしては、よく出来ているように見えますが……。
取扱説明書

すでに地雷臭プンプン(笑)。このあと、衝撃の画像が貴方を襲います(笑)。
取扱説明書


なんだ、これは……(*--*)。
ご覧の通り、女性の裸の上半身です。メーカー曰く“ロリコンを採り入れたボディ”だそうで。“ロリコン”と言う言葉の使い方、間違えてるじゃん(苦笑)。
っていうか、マスプロダクトの、青少年が手にとって買える商品としてこんなものを発売していいのか!? ……いや、当時少年少女だった私が買ったんですが(爆)。
画像、掲載するか、処理を加えるか迷ったのだけれど、そういうことをしてしまうと却ってヘンな意味に捉えられてしまいかねない気がしたので、そのまま掲載することにしました。ま、なんだ、女性の胸はそもそも太古より隠すものではなかったし、(中世ヨーロッパ発の奇習だ)、見る方がエッチな気持ちを持って見るからいやらしくなるんだい!(笑)。
ま、そんなことはともかく、このモデル、現代の基準からはもちろん、当時の基準からでも造形があまりにもアレで、私も手に入れてはみたものの、何をどうするべきなのか扱いに困ったプラモデルでした。ま、そういうところはやっぱりアリイというメーカーでした。
ここで一言断っておくと、有井製作所というプラモデルメーカーは、モデラー泣かせのプラモデル、パチものプラモデル、バカプラモデルを出すことで知られる曰く付きのメーカーなのであります。え? アオシマ(=アオシマ文化教材社)? いやいや、アオシマなんて可愛いです。っていうか、アオシマって企画はぶっ飛んでますが、モデラーには親切なところもあります。アリイに比べたら天と地ほど違います。まあ、タミヤ(田宮模型)に比べるとアレですけど(爆)。
ちなみに「超時空シリーズ」のプラモデルはアリイと、いまは亡きイマイ(今井科学)で発売されていて、「サザンクロス」からはエルエス(この会社も倒産した;涙)も参入して、三社でモデルを発売していたんですね。
しかし、主人公を発売していたエルエス、そして老舗のイマイが消えていったと言うのに、社名を変えたものの、一番アレだったアリイが残っているというのも皮肉ですな……。
と、長話(=アリイへの悪口雑言;笑)は尽きないので、そろそろ組みあがったモデルを見てみましょうか。
※あらかじめお断りしておきますが、出来上がりはとてつもなくひどいです。なんせ工作能力0に限りなく近い私が制作している上、このモデルは現在のガンプラのように色事に成型されているわけでもなく、ヒケ、スは当たり前。合いも悪く、生半可な腕で組んでも綺麗に組みあがりません。それに加えていまの私にはプラモデル制作に必要な工具が欠けているんですね。(もともとは1/6フィギュアをカスタマイズする目的で揃えようとして、途中挫折したもの;恥)。するべきサフ吹き、マスキング等は行なっていません。(出来なかった)。塗料も足りなかったし(恥)。そんな状態で、なんとか組み付けた(組みなおした)一品なので、そのあたりの事情を考慮した上でご閲覧いただければと思います。ええ、見ている皆さんが作ったほうがはるかに良い出来上がりになると思います。
それでは、早速--------

「かわいい女の子だと思った? 残念、私、アラン中尉でした!」

ハルヒ「チクショウ、騙された!!」
ははは、いまのは冗談です。(作りかけのアラン中尉でした。なおこれ以上に綺麗には仕上がらない予定です)。
いい加減にしておかないと怒られますので、そろそろ真面目に紹介しましょう。

ラーナ少尉(ヘルメット)
素顔はこちら

取扱説明書の色指定とは変えて、白色部分&太もも前面パネルをガルグレイ、髪と瞳を黄茶色に塗り替えています。
付属品

メタルエンブレム、ヘルメット頭部、ショルダーバッグ、交換ハンド、銃

そして何故か台座も付属します。
メタルパーツは、他に足首も付属しますが、組み付けたので写真はありません。じつはメタルパーツを使った方が、プラパーツの足首よりも稼動域が広いという謎仕様だったりします。
正面

左側面

背面

右側面

ヘルメット頭部に交換して、正面

左側面、

背面

右側面

ヘルメット頭部アップ

素顔アップ

塗りがひどい(恥)。なお、作例では鼻を削り、頭髪も盛りなおしています。瞳用デカールが付属していたんですが、組みなおした際剥がれてしまったので、塗りなおしたんですが、ご覧の通り目の縁がガタガタ。かつキャッチライトも粗雑です。(白の塗料が切れた;恥)。
何度か塗りなおしてみたんですが、これ以上良い出来になりそうもなかったので、(どんどん悪くなりそうだったので)、やめました。変な話ですが、模型制作はある程度のところで見切りつけて、ドヤ顔で発表した方がいいのかもしれません。(<んなこたぁない;爆)。
ハンドパーツは二対。握りこぶし(右)とバッグに添える手(左)

銃の持ち手(右)と盾に添える手(左)


盾は取り外すことが出来ます。またとホルスター内部には銃をしまうことが出来ます。

ショルダーバッグはこのようにして使うようですね。まあ、婦人憲兵だからなんでしょうけど、似合ってないよね(爆)。

取扱説明書どおりに組めば、ホルスターは取り外すことが出来ます。

今回の制作では、肘/膝をポリエチレン製のジョイントパーツに置き換えるというを改造しました。そのため仕様が通常と異なる部分があります。
で、改造箇所の肘ですが、ご覧の通り、シングルボールを奢ってます。このおかげで肘を回転させることが出来るようになりました。また肩も削っており、通常よりも脇を開くことができるようにしてあります。

ただこのモデル、肩関節が二重関節になっているので、ノーマルでも腕を胸元に持ってくることができるんですね。その分フォルムは犠牲になっていますが、アクション派としては嬉しいところですね。
もっともポリキャップの使用部分におかしな箇所があったりで、相変わらず設計はアリイです。

膝もポリエチレン製ジョイントを奢っています。ただ二重関節なので、ロボットぽくなってしまいました。手元にあったのがそれしかなかったんだよね。通常よりは曲がるようになりましたが、元の設計がアレだったので、改造してもそれほど曲がりません。
なんか、さっきから“アレ”が多いな……(苦笑)。
大きさ比較

figmaよりは頭一つ分大きく、フィぎゅっとより若干小さめ。この間計算したんですが、170cmの人間を1/12サイズにしたら、約14.2cmの高さになりますから、figma(もともとはノンスケール)も1/12スケールとしてはちょっと大きめなんですよね。
ということで、超時空騎団サザンクロス 1/12スケール・プラモデル「G.M.P ラーナ・イザヴィア少尉」のご紹介でした。
「ちょっと待ったぁ!!」

暦「“ラーナ少尉”といったら、アレだろ! アレをどうして紹介しないんだ!」
君みたいな健全な男子高校生に見せられるわけないだろ(呆れ)。

暦「そんなことはない! “健全な男子”だからこそ、見たいんじゃないかっ!」
翼「そうだそうだ!」
あのな……。
好きだね、あんたたちも。
いいよ、見せてやるよ。
ホラ

いや、考えたんですけどね……。取扱説明書通りに上半身ボディだけ裸にする、そのシチュエーションはやっぱり無理があるだろ(苦笑)。何でそこだけ裸なんだ?(爆)。

改造して腕も取り外せるようになっているので、裸にしたときに腕も素肌の腕に交換すれば裸にしても辻褄は合うのだけれど、そこまでしてこだわるような造形のボディじゃないし、頸の整合性が悩ましいところでもあったので、結局裸はオミットし、アーマーの下着(ぴったりスーツ)ということにしました。

それでも“ピッタリ”スーツなので、バストトップやお臍もくっきり(?)見えるということで、これなら文句はあるまい。(って、誰が文句を言うのだ?;爆)。

とはいえ、バスト全開写真を載せるのはやっぱり……と思ったので、撮りはしましたが、最終的に掲載を見送りました。
と、話題がアレな方向に行きはじめたので、元に戻す意味合いで遊んでみましょう。

ラーナ少尉「今日から亀有公園前派出所はG.M.Pの管轄となりました」
両津勘吉「ちょっと待て! わしは聞いてないぞ!」

ラーナ少尉「職務に無関係の玩具は処分させてもらいます……。いいですね?」
両津勘吉「そ、そんなぁ……」
……と、長々とお伝え参りました、、超時空騎団サザンクロス 1/12スケール・プラモデル「G.M.P ラーナ・イザヴィア少尉」。既に絶版になって久しく入手する機会もないプラモデルだと思いますし、たとえ入手できたとしても、非常にアレなつくりのプラモデルゆえ、正直苦労して手に入れる価値があるとは思えない商品だと思います。それでも不幸にしてこの製品をコレクションとして迎える機会に恵まれましたら、バブル景気に浮かれる直前の日本の在りし日の姿を思い浮かべながら、(若い人はそれを想像しながら)、組み立てるなり、ランナーパーツのまま眺めるなりして楽しんでいただければと思います。
いや、しかし、本当に組み立て(組みなおし)はたいへんだった!

以上、、超時空騎団サザンクロス「G.M.P ラーナ少尉」でした!
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