期待のデジカメ登場!
ども、3つ以上のタスクが一日に同時並行するとたいへんですね。フィギュア漫画の画像加工作業でしょ、ネーム/絵コンテ制作でしょ、模型制作に、クリスマス用イラストに、Blogの原稿作成……(笑)。
ああ、しんどい。
そんなことはさておき、本日はカメラの話題です。

以前ご紹介したとおり、私はソニーの古いコンパクト・デジタルカメラを使用しています。フィギュア漫画の撮影からBlog記事の画像データまで、ほとんどすべてこれでこなしています。
ですが、現在のようにデジタルカメラが普及するはるか昔、銀塩写真時代は、一眼レフカメラを愛用していました。

Canon AE-1ですけどね(苦笑)。
まあ、一眼レフカメラの入門機です。それでも昔のカメラはいいレンズを装着し、いいフィルムを入れて、腕さえ良ければこんなカメラでも綺麗な写真が撮れるんですぜ。
しかも、このCanon AE-1、プログラムAEのついていない奴ですが、Canonお得意のシャッター速度優先AE搭載機ということで、普段はシャッタースピードを設定してさえすれば、自動的に絞って適正露出の写真が撮れるカメラなんですが、一方でマニュアルカメラとしても使うことができるといった、結構お得なカメラなのであります。凝った絵作りもこのカメラでも出来るんですな。もちろん、知識が必要になりますけど、そういったことは写真を撮る上で必然的に学ばなければならない事柄なので、却って好都合なのでした。
ご覧の通り、レンズ3本(80-210mm F4、28mm F2、50mm F1.4)のほかに、ムダにカッコつけてストロボ二つ装着してますけど(笑)、この他にアングルファインダー(腰だめでとるときに使う奴)、ケーブルレリーズ、シンクロコード、etc……。残念ながら露出計は未入手という、相変わらずの間抜けぶりですが、ちょっとした風景写真が撮れるくらいは買い揃えてました。
あ、三脚は映ってませんが、持ってます。(この写真撮るのに使ってるのだ)。

調子に乗って、ケーブルレリーズとアングルファインダー装着してみました(笑)。
ですが、デジタルカメラ時代になり、これらの資産は事実上箪笥の肥やしになってしまいました(泣)。
まあ、それ以前にCanonはオートフォーカス化のためにマウントをFDからEFに変更しているので、アウトではあったんですけどね。
でもさ、ケーブルレリーズも使えないってどういうことなのよ。いやコンパクトデジカメは判るけど、プロ用/ハイアマチュア用ですら対応していないって……。
ま、愚痴はともかく、デジカメ時代になってからは、経済的なこともあって一眼レフカメラには触手が伸びず(伸ばせられなかった;恥)、もっぱら前述のコンパクト機を使っていたんですね。
ああ、未現像のフィルムがいっぱいあるな。何とかしなきゃ……。
さて、ここからが本題。
フィギュア漫画「Final Labyrinth~涼宮ハルヒの迷宮(仮題)」の制作およびBlogの記事作成時に問題になったのが写真の解像度の低さ。前にも書きましたが現在所有のデジカメは320万画素の骨董品。ちょっとしたスナップくらいなら充分な性能ですが、フィギュアの撮影となると話は別。レンズ性能の限界もあって、“寄った”写真は撮れないんですよ。全身を撮るくらいまでが限界で、それ以上近づくとピントが合わなくなる。いいとこ30cmでしょうか。なのでフィギュアの顔アップは不可能。このBlogで載せている画像も、実は全身を撮ったものを800×800pixcelにトリミングして、原寸で載せているんですね。(実際はこれにサムネールで掲載されるので、半分になります)。
フィギュア漫画のコマで、妙にボケ~っとした写真があったりするのはこのせいで、要は拡大したため、解像度が72dpi以下になっているものを貼り付けているのが原因なんですね。
これを回避するには、もっと画素数の大きいカメラを使って、もっと近づいて撮ればいい。
ここで、注意しなくてはならないのは、画素数が大きい=綺麗できめ細かい写真 ではないこと。
実は画像の美しさには画素数だけでなく、イメージセンサの大きさも重要なんですね。
私、最近まで知らなかったんですが、一眼レフデジカメにも種類があって、一般に普及している-----家電量販店で売られているような機種は、APS-Cサイズといって、いぜんあったAPSフィルムのコマサイズくらいのイメージセンサを持つものが大半で、最高級機やプロ用機種になって、35mmフィルムとほぼ同等のイメージセンサをもつ機種となるそうで。当然、イメージセンサの大きいものの方が(原理的に)画質がいいことはわかりますね。
ただね……、いまのデジタルカメラって、一眼レフに限らず、ミラーレスもコンパクトもそうなんだけど、機能テンコ盛りなんだよね。ズームは当たり前、手ブレ補正、顔認識、被写体によって仕上がりを変えられるモード変更機能、そして無線LANまで……。
必要かね? こんな機能。
入門機とはいえ昔の一眼レフを駆使していた自分から言わせてもらうと、手ブレに気を付けるなんて初歩の初歩だし、(1/焦点距離以上のシャッター速度 で撮影するのが基本)、撮影意図によって露出を考えるのは撮影者の大事なスキルだ。そもそもカメラに無線LANが何故必要なんだろう? メモリカード引っこ抜いてPCに刺すのではダメなのか? スタジオ撮影でPC(=Mac)を持ち込むのは、特別なことではないぞ。
基本的な、大事なところだけきちんとつくってさえもらえれば、前述したような機能は省いてくれていいから、その分安くして欲しいと思っていたんだけれどね……。
そんな思いで私にぴったりのカメラを探していたら、やっぱりプロ用のCanon EOS-1DかNikon D4あたりに落ち着いて、これ買う金はないなぁ~、これ買ったらMacもPhotoshopも買い替えだなぁ~、レンズも全部新調だから200万は堅いなぁ~。
ダミダこりゃ(爆)。
と思って、仕方がないので安い(けど寄れる)コンパクトデジカメの購入を考えようと思っていたのですね。それでもお金なくて買えないんですけど(恥)。
しかし、ここに来て心躍るようなニュースが!
Nikonからですね、銀塩カメラを思わせるようなテイストの新しいデジタルカメラが発表されたのですよ!


Nikon Df(Nikonサイトより)
これよ、これ! こういうカメラを待っていたのよ!
手ブレ補正など現在では必須の機能は用意されているけれど、(といっても、NikonやCanonの場合、レンズに手ブレ補正機能があるので、使いたくなければ、付いてないレンズを買えばいいだけでもあるが)、無線LANとか、おおよそ撮影には関係のない機能は削ぎ落とされていて、にもかかわらず、イメージセンサや画像エンジンはD4と同等のものを使用しているだなんて、さすがNikon。判ってるなぁ~。
Canon派の私ですが、素直に欲しいと思いましたね。もう、Canonとは分かれてNikonに鞍替えしようかしら。
といいますかね、こういうカメラ、Canonからは絶対出てこないんですよ。あそこは昔から電子でガチャガチャやりたがるメーカーだから。実際、高機能だがダイヤルいっぱいで却って使いづらくない? っていうのがCanonのカメラの印象だよね。
個人的にも銀塩時代の資産がほとんど使えないことから、これを機にNikonに変えても全然構わないし、Nikonはイメージセンサは外注だけど、昔からスキャナ等の製品を発売して、デジタルイメージのノウハウは結構持っている。Nikon買うのは決して冒険ではないし、むしろ手堅い。SONYのようにムダに高画素製品を出すこともないし、(とはいえ、最近ではNikonもそうでもないようだが;苦笑)、“写真を撮る器械”としてのカメラというものをよくわかっているメーカーだと思う。
まあ、米海軍ご用達のCanonから離れるというのも後ろ髪を引かれるところがあるんだけどね。
そんな戯言を徒々書き連ねてはみるものの、お金がないのでやっぱり買えないんだけどね(恥)。
では!
ああ、しんどい。
そんなことはさておき、本日はカメラの話題です。

以前ご紹介したとおり、私はソニーの古いコンパクト・デジタルカメラを使用しています。フィギュア漫画の撮影からBlog記事の画像データまで、ほとんどすべてこれでこなしています。
ですが、現在のようにデジタルカメラが普及するはるか昔、銀塩写真時代は、一眼レフカメラを愛用していました。

Canon AE-1ですけどね(苦笑)。
まあ、一眼レフカメラの入門機です。それでも昔のカメラはいいレンズを装着し、いいフィルムを入れて、腕さえ良ければこんなカメラでも綺麗な写真が撮れるんですぜ。
しかも、このCanon AE-1、プログラムAEのついていない奴ですが、Canonお得意のシャッター速度優先AE搭載機ということで、普段はシャッタースピードを設定してさえすれば、自動的に絞って適正露出の写真が撮れるカメラなんですが、一方でマニュアルカメラとしても使うことができるといった、結構お得なカメラなのであります。凝った絵作りもこのカメラでも出来るんですな。もちろん、知識が必要になりますけど、そういったことは写真を撮る上で必然的に学ばなければならない事柄なので、却って好都合なのでした。
ご覧の通り、レンズ3本(80-210mm F4、28mm F2、50mm F1.4)のほかに、ムダにカッコつけてストロボ二つ装着してますけど(笑)、この他にアングルファインダー(腰だめでとるときに使う奴)、ケーブルレリーズ、シンクロコード、etc……。残念ながら露出計は未入手という、相変わらずの間抜けぶりですが、ちょっとした風景写真が撮れるくらいは買い揃えてました。
あ、三脚は映ってませんが、持ってます。(この写真撮るのに使ってるのだ)。

調子に乗って、ケーブルレリーズとアングルファインダー装着してみました(笑)。
ですが、デジタルカメラ時代になり、これらの資産は事実上箪笥の肥やしになってしまいました(泣)。
まあ、それ以前にCanonはオートフォーカス化のためにマウントをFDからEFに変更しているので、アウトではあったんですけどね。
でもさ、ケーブルレリーズも使えないってどういうことなのよ。いやコンパクトデジカメは判るけど、プロ用/ハイアマチュア用ですら対応していないって……。
ま、愚痴はともかく、デジカメ時代になってからは、経済的なこともあって一眼レフカメラには触手が伸びず(伸ばせられなかった;恥)、もっぱら前述のコンパクト機を使っていたんですね。
ああ、未現像のフィルムがいっぱいあるな。何とかしなきゃ……。
さて、ここからが本題。
フィギュア漫画「Final Labyrinth~涼宮ハルヒの迷宮(仮題)」の制作およびBlogの記事作成時に問題になったのが写真の解像度の低さ。前にも書きましたが現在所有のデジカメは320万画素の骨董品。ちょっとしたスナップくらいなら充分な性能ですが、フィギュアの撮影となると話は別。レンズ性能の限界もあって、“寄った”写真は撮れないんですよ。全身を撮るくらいまでが限界で、それ以上近づくとピントが合わなくなる。いいとこ30cmでしょうか。なのでフィギュアの顔アップは不可能。このBlogで載せている画像も、実は全身を撮ったものを800×800pixcelにトリミングして、原寸で載せているんですね。(実際はこれにサムネールで掲載されるので、半分になります)。
フィギュア漫画のコマで、妙にボケ~っとした写真があったりするのはこのせいで、要は拡大したため、解像度が72dpi以下になっているものを貼り付けているのが原因なんですね。
これを回避するには、もっと画素数の大きいカメラを使って、もっと近づいて撮ればいい。
ここで、注意しなくてはならないのは、画素数が大きい=綺麗できめ細かい写真 ではないこと。
実は画像の美しさには画素数だけでなく、イメージセンサの大きさも重要なんですね。
私、最近まで知らなかったんですが、一眼レフデジカメにも種類があって、一般に普及している-----家電量販店で売られているような機種は、APS-Cサイズといって、いぜんあったAPSフィルムのコマサイズくらいのイメージセンサを持つものが大半で、最高級機やプロ用機種になって、35mmフィルムとほぼ同等のイメージセンサをもつ機種となるそうで。当然、イメージセンサの大きいものの方が(原理的に)画質がいいことはわかりますね。
ただね……、いまのデジタルカメラって、一眼レフに限らず、ミラーレスもコンパクトもそうなんだけど、機能テンコ盛りなんだよね。ズームは当たり前、手ブレ補正、顔認識、被写体によって仕上がりを変えられるモード変更機能、そして無線LANまで……。
必要かね? こんな機能。
入門機とはいえ昔の一眼レフを駆使していた自分から言わせてもらうと、手ブレに気を付けるなんて初歩の初歩だし、(1/焦点距離以上のシャッター速度 で撮影するのが基本)、撮影意図によって露出を考えるのは撮影者の大事なスキルだ。そもそもカメラに無線LANが何故必要なんだろう? メモリカード引っこ抜いてPCに刺すのではダメなのか? スタジオ撮影でPC(=Mac)を持ち込むのは、特別なことではないぞ。
基本的な、大事なところだけきちんとつくってさえもらえれば、前述したような機能は省いてくれていいから、その分安くして欲しいと思っていたんだけれどね……。
そんな思いで私にぴったりのカメラを探していたら、やっぱりプロ用のCanon EOS-1DかNikon D4あたりに落ち着いて、これ買う金はないなぁ~、これ買ったらMacもPhotoshopも買い替えだなぁ~、レンズも全部新調だから200万は堅いなぁ~。
ダミダこりゃ(爆)。
と思って、仕方がないので安い(けど寄れる)コンパクトデジカメの購入を考えようと思っていたのですね。それでもお金なくて買えないんですけど(恥)。
しかし、ここに来て心躍るようなニュースが!
Nikonからですね、銀塩カメラを思わせるようなテイストの新しいデジタルカメラが発表されたのですよ!


Nikon Df(Nikonサイトより)
これよ、これ! こういうカメラを待っていたのよ!
手ブレ補正など現在では必須の機能は用意されているけれど、(といっても、NikonやCanonの場合、レンズに手ブレ補正機能があるので、使いたくなければ、付いてないレンズを買えばいいだけでもあるが)、無線LANとか、おおよそ撮影には関係のない機能は削ぎ落とされていて、にもかかわらず、イメージセンサや画像エンジンはD4と同等のものを使用しているだなんて、さすがNikon。判ってるなぁ~。
Canon派の私ですが、素直に欲しいと思いましたね。もう、Canonとは分かれてNikonに鞍替えしようかしら。
といいますかね、こういうカメラ、Canonからは絶対出てこないんですよ。あそこは昔から電子でガチャガチャやりたがるメーカーだから。実際、高機能だがダイヤルいっぱいで却って使いづらくない? っていうのがCanonのカメラの印象だよね。
個人的にも銀塩時代の資産がほとんど使えないことから、これを機にNikonに変えても全然構わないし、Nikonはイメージセンサは外注だけど、昔からスキャナ等の製品を発売して、デジタルイメージのノウハウは結構持っている。Nikon買うのは決して冒険ではないし、むしろ手堅い。SONYのようにムダに高画素製品を出すこともないし、(とはいえ、最近ではNikonもそうでもないようだが;苦笑)、“写真を撮る器械”としてのカメラというものをよくわかっているメーカーだと思う。
まあ、米海軍ご用達のCanonから離れるというのも後ろ髪を引かれるところがあるんだけどね。
そんな戯言を徒々書き連ねてはみるものの、お金がないのでやっぱり買えないんだけどね(恥)。
では!
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