帰ってきた、まくらをそうじ

以下、制作秘話。


いや、何とか出来上がりました。本当にもうギリギリのタイミングでした。先月から作業始めたものの、制作時間の半分はフィギュア漫画の方に取られていたこともありますが、やっぱり二体はキツかった（苦笑）。そうだよな～、単純に工程が二倍に増えるわけだから、掛かるよな（爆）。

また、ほぼ一年ぶりの力作でもあるがゆえ、感覚がなかなか戻らず、前半は結構四苦八苦してました。時間だけがずるずると延び、これではイカンとフィギュア漫画の制作を中断して、こちらの作業に注力したものの、進捗は伸び悩み、結局12月21日の夕刻まで掛かってしまいました。ドアの向こうからは遊びにやってきた姪っ子二人が私を呼んでいる（笑）。そんな状況で最後の仕上げ作業を行っていたという、まさに修羅場の連続。それでも幸いなことに目立ったマシントラブルはほぼ皆無。600dpi／Ａ２サイズ強且つレイヤー500枚超のファイルを処理するのに、毎度祈るような心境で作業していたものの、フリーズする事態は二、三度あるかないかという具合で、フィギュア漫画をつくっているときの不安定さは何なのだろうと思えるほどの安定っぷりを見せてくれました。やるな、我が家のOld Mac。

実際には下図のように全身を描いているんですが、この際、向かって左の女の子（小カレン）は、スカートを履かせてなかったんですが、




右のワンピースを着た女の子（レオノーラ）と比べると、いや比べなくてもちょっと違和感が拭えないと感じて急遽スカートをこしらえて、完成させたのですが、最終的にはバッサリトリミングして、バストショットの一枚絵にしたわけです。まあ、最初からそのつもりだったことはここだけの話ですが（笑）。




……と、こんな感じで何とか描き上げてみました。終わってみれば色々と課題が浮上し、反省点も少なからずあったりするのですが、まあ、いまのところの自分の力を出し切った－－－－－というところまではいかないけれど、それに近いものをぶつけてみたかな。それでもこの程度かいといわれれば返す言葉もありませんが、でも描き込みいっぱいの絵が“いい絵”とは限らないからね。そもそも私の絵は写実を目指していないし。（どちらかというと、アングル－セザンヌ－キュビズムの方向性に近い）。

何はともあれ、なんとか完成しました。

しかしながらこれで一息というわけにはいかず、年末特別企画、そして今年最後のフィギュア紹介記事が待ってます。

ということで、ああ、年賀状どうしよう！（爆）。

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