ATコレクションシリーズNo.2 ブルーティッシュドッグ
当Blogは基本的に制作日誌をメインコンテンツとしているサイトなんですが、とはいえ、サイトを彩る華となっているのはフィギュア関連の記事。
というわけで、今回はこんな古の玩具をとりあげてみることにしました。

タカラ ATコレクションシリーズNo.2 ブルーティッシュドッグ
「装甲騎兵ボトムズ」というアニメについてはあらためて説明するまでもないでしょう。リアルロボットアニメといわれるジャンルにおける最高傑作の一つに数えられる作品で、30余年たった現在でも熱く語り継がれている名作でもあります。SFながら“本当にありそう”と思えるようなリアリティを感じさせる設定/描写。そしてハードボイルドタッチな演出とストーリー。それでいながら実は純愛メロドラマだったという本作に魅了された当時の少年少女は少なくなく、この私もそんな人間の一人でした。主題歌の「炎のさだめ」は、数あるアニメソングの中でも一番好きな曲でしたね~。
そんな個人的な戯言はこの辺にして、フィギュアの紹介をしましょう。
この「ATコレクションシリーズ」は、劇中登場するAT(アーマード・トルーパー)を1/60サイズの合金モデルとして立体化したもので、前作「太陽の牙ダグラム」で展開されたCBアーマーコレクションと同系列の玩具でした。
ただ、ダグラムの時には飛ぶように売れたプラモデル/合金モデルも、ボトムズ放映時にはその勢いに翳りを見せていて、ダグラムのようにすべてのマシンが発売されるまでには至らなかったんじゃないかと記憶しています。No.2発売時点でダイビングビートルやスタンディングトータスの発売が告知されていましたが、実際に発売されたかどうかは、調べてみないと判らないですね。
当時発売されていたボトムズ関連の立体モデルは、プラモデル(1/35と1/24)と同スケールのデュアルモデル、そしてこのコレクションモデルの他は、日東科学が発売していたプラモデルだけだった記憶があるんですが、本家タカラでもすべてのATを発売できませんでしたので、今回紹介するコレクションモデルも、途中で尻すぼみとなって終わったんじゃないかと思います。購入層や価格を考えれば、1/24のプラモデルを所望するでしょうからね。(当時プラモデルは\1,000~。コレクションモデルは\900~)。
ちなみに、このコレクションモデルは私が一番最初に手に入れたボトムズの立体物でもありました。このあとに手に入れたのがブルーティッシュドッグの1/24プラモデル(笑)。緑色のスコープドッグにはあまり縁がありませんでした(苦笑)。
では、そろそろ写真をご覧いただきましょうか。
パッケージ(表)

パッケージ(裏)

中身

当時の梱包材は発泡スチロールが主流だったんですよね。部品の一部はすでに組みつけてしまっているので、パーツエリアに空きが生じてます。
正面

左側面

背面

右側面


可動領域は狭め。といいますか、肩は軸可動のみ。肘、腿は動かず、膝が稼動するのみ。頭部は回転出来るほか、バイザーを跳ね上げることが出来ます。

大きさはこのくらい。figmaの半分以下で7cm程度。どちらかというと、動かして遊ぶというよりは、机上に並べて飾るという趣向の玩具でしたね。

同じ1/60スケール同士で。
子供のときにつくった1/60スケールのガンプラで、お見せするのも恥ずかしい出来のものですが、今回特別にお披露目です(やだも~;笑)。
如何にモビルスーツが大きいか、ATが小さいか、如実にわかりますね。

なんだか、このままザクに搭乗できそうな雰囲気ですね(笑)。
ボトムズ関連の立体モデルは、長い時を経て、今では様々なメーカーから出来のいいモデルが発売されるようになりました。これも番組を視聴してその魅力に取り付かれた“最低野郎ども”の熱い思いが結実したものといえるでしょう。本家タカラ(現タカラトミー)もアクティックギアやデュアルモデル・ツヴァイといった新製品を世に送り出しましたが、残念ながら後には続きませんでした。現在ではこれらの製品を手に入れることは難しくなっているかもしれません。
しかしながら、これら現代的にブラッシュアップされた製品が世に出ている以上、今回紹介したコレクションシリーズは、骨董的な価値以外に見るべきものはないように思われます。もちろん絶版になって久しいものですので、手に入れることは困難を極めますし、入手のための労力に見合ったクオリティを持つ製品とも思えません。
とはいえ、アニメ視聴者の年齢層が上がってきていたとはいえ、まだまだ子供が見るものであったあの時代、プラモデルにはまだ手が出せない小さな子供たちの夢を紡ぐ玩具であたことは確か。運良くこの製品に巡り会えたならば、当時の時勢に思いを馳せるのも一興かもしれませんね。
次はどんな古の玩具が登場するのでしょうか? お楽しみに!
おまけ

1/12ファンタム・レディと並べると、お掃除ロボットみたいですね(笑)。
というわけで、今回はこんな古の玩具をとりあげてみることにしました。

タカラ ATコレクションシリーズNo.2 ブルーティッシュドッグ
「装甲騎兵ボトムズ」というアニメについてはあらためて説明するまでもないでしょう。リアルロボットアニメといわれるジャンルにおける最高傑作の一つに数えられる作品で、30余年たった現在でも熱く語り継がれている名作でもあります。SFながら“本当にありそう”と思えるようなリアリティを感じさせる設定/描写。そしてハードボイルドタッチな演出とストーリー。それでいながら実は純愛メロドラマだったという本作に魅了された当時の少年少女は少なくなく、この私もそんな人間の一人でした。主題歌の「炎のさだめ」は、数あるアニメソングの中でも一番好きな曲でしたね~。
そんな個人的な戯言はこの辺にして、フィギュアの紹介をしましょう。
この「ATコレクションシリーズ」は、劇中登場するAT(アーマード・トルーパー)を1/60サイズの合金モデルとして立体化したもので、前作「太陽の牙ダグラム」で展開されたCBアーマーコレクションと同系列の玩具でした。
ただ、ダグラムの時には飛ぶように売れたプラモデル/合金モデルも、ボトムズ放映時にはその勢いに翳りを見せていて、ダグラムのようにすべてのマシンが発売されるまでには至らなかったんじゃないかと記憶しています。No.2発売時点でダイビングビートルやスタンディングトータスの発売が告知されていましたが、実際に発売されたかどうかは、調べてみないと判らないですね。
当時発売されていたボトムズ関連の立体モデルは、プラモデル(1/35と1/24)と同スケールのデュアルモデル、そしてこのコレクションモデルの他は、日東科学が発売していたプラモデルだけだった記憶があるんですが、本家タカラでもすべてのATを発売できませんでしたので、今回紹介するコレクションモデルも、途中で尻すぼみとなって終わったんじゃないかと思います。購入層や価格を考えれば、1/24のプラモデルを所望するでしょうからね。(当時プラモデルは\1,000~。コレクションモデルは\900~)。
ちなみに、このコレクションモデルは私が一番最初に手に入れたボトムズの立体物でもありました。このあとに手に入れたのがブルーティッシュドッグの1/24プラモデル(笑)。緑色のスコープドッグにはあまり縁がありませんでした(苦笑)。
では、そろそろ写真をご覧いただきましょうか。
パッケージ(表)

パッケージ(裏)

中身

当時の梱包材は発泡スチロールが主流だったんですよね。部品の一部はすでに組みつけてしまっているので、パーツエリアに空きが生じてます。
正面

左側面

背面

右側面


可動領域は狭め。といいますか、肩は軸可動のみ。肘、腿は動かず、膝が稼動するのみ。頭部は回転出来るほか、バイザーを跳ね上げることが出来ます。

大きさはこのくらい。figmaの半分以下で7cm程度。どちらかというと、動かして遊ぶというよりは、机上に並べて飾るという趣向の玩具でしたね。

同じ1/60スケール同士で。
子供のときにつくった1/60スケールのガンプラで、お見せするのも恥ずかしい出来のものですが、今回特別にお披露目です(やだも~;笑)。
如何にモビルスーツが大きいか、ATが小さいか、如実にわかりますね。

なんだか、このままザクに搭乗できそうな雰囲気ですね(笑)。
ボトムズ関連の立体モデルは、長い時を経て、今では様々なメーカーから出来のいいモデルが発売されるようになりました。これも番組を視聴してその魅力に取り付かれた“最低野郎ども”の熱い思いが結実したものといえるでしょう。本家タカラ(現タカラトミー)もアクティックギアやデュアルモデル・ツヴァイといった新製品を世に送り出しましたが、残念ながら後には続きませんでした。現在ではこれらの製品を手に入れることは難しくなっているかもしれません。
しかしながら、これら現代的にブラッシュアップされた製品が世に出ている以上、今回紹介したコレクションシリーズは、骨董的な価値以外に見るべきものはないように思われます。もちろん絶版になって久しいものですので、手に入れることは困難を極めますし、入手のための労力に見合ったクオリティを持つ製品とも思えません。
とはいえ、アニメ視聴者の年齢層が上がってきていたとはいえ、まだまだ子供が見るものであったあの時代、プラモデルにはまだ手が出せない小さな子供たちの夢を紡ぐ玩具であたことは確か。運良くこの製品に巡り会えたならば、当時の時勢に思いを馳せるのも一興かもしれませんね。
次はどんな古の玩具が登場するのでしょうか? お楽しみに!
おまけ

1/12ファンタム・レディと並べると、お掃除ロボットみたいですね(笑)。
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コメントの投稿
懐かしい
懐かしいと言っても、ボクは「装甲騎兵ボトムズ」は見ていないのです。
では何が懐かしいかというと、ちょうどその頃、同じタカラから、COMBAT JOEが発売されていたからです。
当時、タカラから発売されていた「3Dジャーナル」等の雑誌によくそれぞれの記事が載っていました。
もう30年ですか…。
早いものですねー。
それにつけても当時のおもちゃは味があり、それはそれで魅力ですね。
では何が懐かしいかというと、ちょうどその頃、同じタカラから、COMBAT JOEが発売されていたからです。
当時、タカラから発売されていた「3Dジャーナル」等の雑誌によくそれぞれの記事が載っていました。
もう30年ですか…。
早いものですねー。
それにつけても当時のおもちゃは味があり、それはそれで魅力ですね。
RE:懐かしい
黒江龍雄様
そう言えば、COMBAT JOEの発売もこの頃でしたね。
コミックボンボンの記事で紹介されていた記憶があります。
その後店頭で見かけたんですが、欲しかったですね〜。
(残念ながら購入できずじまいでした)。
まさかその後1/6アクションフィギュアに手を出すようになるとは
当時思ってもみませんでしたが、幼い頃に変身サイボーグに
憧れていましたから、時間の問題だったのかも(笑)。
1/6フィギュアは倉庫に仕舞ってあるんですが、
早く出して飾り直したいです。
それにしても、昔の玩具はいいですね〜。
また機を見て紹介していきたいと思います。
コメントありがとうございました!
そう言えば、COMBAT JOEの発売もこの頃でしたね。
コミックボンボンの記事で紹介されていた記憶があります。
その後店頭で見かけたんですが、欲しかったですね〜。
(残念ながら購入できずじまいでした)。
まさかその後1/6アクションフィギュアに手を出すようになるとは
当時思ってもみませんでしたが、幼い頃に変身サイボーグに
憧れていましたから、時間の問題だったのかも(笑)。
1/6フィギュアは倉庫に仕舞ってあるんですが、
早く出して飾り直したいです。
それにしても、昔の玩具はいいですね〜。
また機を見て紹介していきたいと思います。
コメントありがとうございました!