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カバヤ ビッグワンガム「ハリアー」

前回に引き続き、カバヤ ビッグワンガム/デラックス ビッグワンガムの古のおまけをご紹介していきます。今回はこれを。


ビッグワンガム ハリアー(01)

ホーカー・シドレー・ハリアー


英国で開発された世界初の実用(軍用)垂直離着陸ジェット機ですね。

独創的且つ高度な兵器はドイツ製のものが多く観られるのですが、変態的なものについては英国の独壇場で(苦笑)、木製爆撃機(デ・ハビランド・モスキート)や水道管パイプをつなげて作ったような短機関銃(ステンMk.2)など、他国の追従を許しません(爆)。そういえば、戦車を発明したのも英国でしたね。(第一次世界大戦当時、海軍大臣だったチャーチルが開発を命じた)。


話題が逸れたので、話を戻しましょう。


ペガサスエンジンの巨大な推力偏向させることにより、これまでの固定翼機では不可能だった垂直離着陸を実用化させたのが、このハリアー。開発元のホーカー・シドレー社はその後、英国の軍需産業各社と合併し、ブリティッシュエアロスペースにまとめられていくのですが、ハリアーの開発/生産は引き継がれ、さらにアメリカのマクダネル・ダグラス社による改良を逆輸入する形で発展していきます。

また、ハリアーの艦載機型であるシーハリアーが、1982年に勃発したフォークランド紛争でアルゼンチン空軍相手に奮戦したことでも有名ですね。


さっそく見ていきましょう。


ビッグワンガム ハリアー(01)

なおこの作例は塗装しており、本来は銀色の成型色です。(ポリエチレン製のモデルに普通のプラカラーで塗装しているので、ところどころに剥がれがあります)。



右側面
ビッグワンガム ハリアー(02)

右外側に本来接続されるパーツ(爆弾)を紛失してしまいました。



正面
ビッグワンガム ハリアー(03)

ずんぐりむっくりした機体の特徴を良く捉えていると思います。



後部
ビッグワンガム ハリアー(04)

実は、水平尾翼を破損していまして……。当時プラ板を使って補修していたんですよね。とはいっても尾翼形状は再現しておらず、適当に切って貼り付けただけです(恥)。また最中のように左右を張り合わせている機体を、キャップのようなパーツで抑える構造になっているんですが、その後部の部品も紛失していて、針金で結わえてます。



胴体下部
ビッグワンガム ハリアー(05)

ビッグワンガム/デラックス ビッグワンガムのほとんどのモデルがそうなんですが、ランディングギアや偏向ノズルが可動します。これにより離着陸状態を再現することが出来ます。

普通のプラモデルは、降着状態か飛行状態のどちらかを選んで組み立てなくてはなりませんから、このようなギミックのあるビッグワンガム/デラックス ビッグワンガムはありがたかったですね。



ここまではビッグワンガムの紹介でした。次回からはデラックス ビッグワンガムのご紹介になります。お楽しみに!


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