自己との対話~2014年を振り返る(3)

翼
「年末特別企画『自己との対話~2014年を振り返る』。第三回目は、フィギュア紹介記事を中心に、当Blogおよび姉妹サイト関連について、ゲストを交えながら詳しく振り返ってみたいと思います。」

「では、本題に入る前にスペシャルゲストをご紹介しましょう。」

なのは
「高町なのは なの。ヨロシクね。」

「なんでババアが出とるんじゃあ!」

なのは
「……少し頭冷やそうか!?」

「まどかさん、口を慎んでください! 19歳は“ババア”じゃありませんよ!!」

「えっ? 39歳じゃなかったっけ?」

なのは
「……とうとうオレを怒らせてしまったな!!」

「まあ、その辺にしておこうか。でないと、このまま『フィギュア漫画祭り:まどか対なのは』になってしまうよ。」

「そうです。東京都練馬区大泉学園駅近くにある制作会社からクレーム来てしまいますよ。」

「そこは仁侠映画じゃ有名なところだろ。たしか京都の……。」

「それ以上は言わんでいい。わざわざ眠っている獅子を起こすような発言はしないでくれ。」

「もしかして……、そちらの方面に詳しいんですか?」

「それを語りだすと、本題に戻ってこれなくなりますので……。」

まどか
(ワシがこんなキャラになったのも、それが理由なのか……??)

「話を戻しましょう。今年は記事が随分減った感じがしますが……。」

「6割近くになった感があるね。実際は数回文をまとめて書いているケースがあるから、執筆に費やしている日数はかなり減っている。ただし延べ時間はあまり変わらないかな。」

「要因としてはなんです?」

「一番の要因は、まとまった執筆時間があまり取れなかったことさ。Blogの記事を書くというのは意外と時間が掛かるもので、ちょっとした記事でも1時間くらいは掛かってしまう。フィギュア紹介記事になると撮影やその後の処理もあるから、どんなに短くても3時間。大体は半日掛かってるよ。もちろん、延べ時間でね。」

「今年は音楽関連の記事も多かったけど、それだと時間はどのくらいなの?」

「音楽関連の記事は、まず調べる時間があって、その後構成を考えてから執筆に取り掛かるんだけれど、その最中でも事実誤認がないか調べながら書いているから普通の記事よりも時間が掛かるよ。具体的な数字を出すのは難しいけれど、一記事につき平均2日はかかってるかなぁ……?」

「それをフィギュア漫画の制作作業と並行して取り掛かっているわけですね。」

「実は、そのフィギュア漫画の作業のためにBlogの執筆が少なくなっているとも言えるし、Blog記事を執筆しているからフィギュア漫画が遅れているともいえるんだ。」

「確かに、限られた時間で作業をするわけだから、どちらか一方に注力すれば、もう一方にしわ寄せが来るわな。」

「今年の春に私のお祭りがなかったのもそれが理由なの?」

「いや、それは単にネタがなかったからだけだが、代わりにまどっちを使って何かネタやろうとも思ったんだけど、うまくまとめ切れなくて取りやめたんだ。」

「それに、春はマシントラブル云々や、カメラの買い替えもあって、お祭りどころではありませんでしたしね……。」

「ただ、当Blogの閲覧数を押し上げた要因も、今年掲載したフィギュア関連の記事なんだよ。」

「ワシの力か!?」

「バカなこと言わないでください!」

「ハハハ、まあ“まどか メンチ”で検索した結果、当Blogにたどり着いた例が毎月あったから、まどっちの貢献もなくはないけど、大きな要因は『太陽の牙ダグラム』関連と、カバヤ・ビッグワンガムの紹介記事のおかげだね。」

「何故今頃になって“ダグラム”なの?」

「い話題に上ることが少ないとはいえ、一応、当時の大成功作の一つであったから、潜在的需要は大きいコンテンツなんだよ。政治が絡んだ硬派なストーリーは、あの当時見ていた子供達が大人になったいまだからこそ、その真価がわかる作品でもあるしね。それと共に、MAXファクトリーからプラモデルが発売されたことも大きいんじゃないかな。それまでは昔発売されたキットないしはその再販品を苦労して手に入れ、そしてこれまた苦労してつくる以外には立体物を手に入れる方法がなかったからね。」

「海洋堂からリボルテックでダグラムやソルティックH8ラウンドフェィサーが発売されていましたけれど、賛否両論でしたね……。」

「その他に、夏に、昔発売されていたビッグワンガムの食玩を掲載したところ、反応がものすごかったね。昨年のサザンクロスやトランスフォーマーの記事もそうなんだけれど、懐かしの玩具を紹介する記事は喰いつきがイイね。一つ参考になったよ。」

「童心を思い出すということなの?」

「その辺は推測でしかないんだけれど、確かに昔遊んだ玩具に出くわしたら見入ってしまうよね。それで遊んだ記憶があるなら、なおさら。」

「ワシにはわからない感覚だな!」

「まどっちにもその内わかるようになるさ。」

「ところで、今年後半は音楽関連の記事が増えたって聞いたけれど、どういうことなの?」

「これは、私自身の音楽ルーツを探る旅という題目で、昔聞いた、タイトルもわからない、奏者も知らない曲を調べた、個人的な動機で始めた事柄を記事化したものなんだ。でも変わった切り口で面白いだろう? 音楽関連の記事に限らず、批評が絡む記事は普通、各ジャンルを系統立てて、歴史や世相、関わった人たちの動向を踏まえて執筆していくものなんだけれど、このとき取り上げた記事は個人的な出会いから話を広げて言っているから、この手の記事にありがちな堅苦しさはあまり感じないと思うよ。」

「でも節操なく聴いてるな~。」

「系統立てて聴く前の話だからね(笑)。ただ、幼少時にラテン音楽に触れたことで、自身の音楽的素養にそれが盛り込まれているなと感じることがあるよ。フラメンコとか、結構好きだからね。」

「フラメンコって、オバハンが踊るだけかと思ったら、結構違うのな~!」

「“オバハン”言うんじゃありません!」

「フラメンコって、日本では女性の踊り手が多いし、音楽的な側面はあまり取り上げられないから勘違いされがちだけれど、もちろん男性の踊り手もいるし、ギター以外の伴奏者もいるからね。なによりフラメンコ歌唱が独特で、何度か耳にしているけれど、アレは漢の音楽だよ。」

「一応女性のフラメンコ歌手もいらっしゃいますよね?」

「いるにはいるけど、男性と比べてパンチが弱いね。あまり言うと性差別に捉えられてしまいかねないけど、個人的には“フラメンコ歌唱は男に限る”だね。」

「わたしはそれ以上に、本格的に洋楽に聴き入るきっかけとなったエピソードが興味深かったなの。」

「そうだね、ラジカセの試供品テープが洋楽にハマるきっかけになるとは、ね。」

「話は尽きないようですが、先に進ませていただきます。この後の展開はどんなおつもりですか?」

「Blog自体は、いつもの制作日記のほか、古い玩具を中心にフィギュア関連の記事を、昨年よりも多く取り上げていきたいと思ってはいるんだ。今年あまり紹介できなかった要因の一つに、フィギュア漫画の進行の都合があってね。うまくいけば、一月中にフィギュア関連記事を掲載できると思うよ。」

「でも、フィギュア漫画で登場済みで、未紹介のフィギュアがあるんじゃねぇの?」

「実は、紹介したくてもそれに踏み切れないキャラクターが数体あるんだよ。これは表現の自由と公共の福祉が微妙に絡む問題でね。なかなか悩ましいんだ。」

「どういうことです?」

「ぶっちゃけて言うと、裸体表現が出てくるということさ。これの取り扱いをどうすべきか、いい答えが見つからないんだよ。」

「確かに、それは由々しき問題ですね……。」

「この件について言及すると長くなってしまうので、別の機会に取り上げていきたいと思っているけれど、とりあえず現段階では保留とせざるを得ない案件だね。従って該当のフィギュアの紹介については延期ということになるね。」

「フィギュア関連記事以外の展開はどうするつもりなの?」

「そうだね、今年は音楽関連を増やしたけれど、映画の紹介もやっていきたいね。それからカメラ----PENTAX X5に関するレビュー記事ももう少し踏み込んだ記事を書いてみたと思ってるよ。それと中断したままのイラストメイキング記事もつくらなくっちゃね。実はBlogの作業だけでも結構な量があるんだ。」

「さらに本家サイトの分割/更新も考えると、時間がいくらあっても足りないですね。」

「そうなんだ。コンテンツを作るだけでも相当の時間が掛かるし、量も多い。その一方でサイトの構成も考えたりしなくっちゃならないから、休む暇がないよ。」

「エロゲで遊ぶ時間も必要だしな。」

「うんうん、そうだね……って、エロゲなんてやってない!(怒)」
(続く)
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ビッグワンガム、サザンクロス。
これは確かに良かったですね。
懐かし玩具系も楽しみにしています。
これは確かに良かったですね。
懐かし玩具系も楽しみにしています。
懐かしの玩具
>黒江龍雄様
ありがとうございます。
懐かしの玩具&プラモデル、予想以上に良い評判を頂きました。
実はいろいろと企画はあるんですが、ブツを引っ張り出して
こなくてはならない上、撮影後、元の場所に戻す必要があって
二の足を踏んでいる状態です。
それでも来年は、マニアックなものを幾つか取り上げようと
企んでます(笑)。
どうぞお楽しみに!
ありがとうございます。
懐かしの玩具&プラモデル、予想以上に良い評判を頂きました。
実はいろいろと企画はあるんですが、ブツを引っ張り出して
こなくてはならない上、撮影後、元の場所に戻す必要があって
二の足を踏んでいる状態です。
それでも来年は、マニアックなものを幾つか取り上げようと
企んでます(笑)。
どうぞお楽しみに!