16号機狂想曲(1)~苦闘の始まり
2015年が始まって、早、半月が過ぎました。皆様いかがお過ごしですか?
この季節は一年で最も寒い時期に当たりますから、体調を崩さないよう、気をつけてくださいね。
さて、今年最初の記事はPC関連の記事になります。

16号機:NEC VALUESTAR G タイプTX
現居に戻る前、首都圏で暮らしていた当時に手に入れた、JUNK品だったコンピュータです。
以前の記事でも記述した通り、私は人に陰口を言われるくらい、たくさんのPCを所有しているわけなんですが、メールやネットブラウズくらいにしかPCを使っていない人たちにとってはわかりにくいことかもしれませんが、画像や動画の編集などをやっていると、その役割ごとにPCを割り当てていったほうが都合がいいからなんですね。ほら、動画圧縮している間、写真の加工は出来ないでしょ?
※最近のPCであれば、やってやれないこともないが、それでも不具合が起こる可能性が大です。
我が家では既に画像の編集/加工は、4号機:Power Macintosh G3 350Zip という古いMacに担わせているのだけれど、動画の編集/加工等は、実質不在でした。
“実質”と書いたのは、一応は用意してあったものの、スペック不足でほぼ役に立たなかったから(爆)。自作機だったのですが、K6-2 500MHzでは、DVDの再生も厳しいですわな(苦笑)。
その自作機(8号機)も、いまはサーバとして余生を送っています(電源交換の必要に迫られているので稼動させてませんが;爆)。
まあ、そんなわけで、8号機に代わる動画編集マシンが必要だったわけです。
え? どうしてそんなものが必要なのかって? ……それは、録り溜めたビデオテープが一杯あるからさ!(爆)。これらをデジタルデータ化して、収納スペースを圧縮しておきたいんだね。テープ自体劣化してしまうし。
また、ながらくデジタルメディア関連の仕事を手掛けていたこともあって、動画編集も自分の仕事の範疇だったのですよ。(要するに“何でも屋”だった;爆)。そのため、実際に道具として必要でもあったのでした。
ただ、当時は(今もだが)お金がない! 全くない! 生活費にも事欠く状況で、PC購入に割く予算なんてあるわけがない!
動画編集用PCに要求されるスペックは高く、基本的にウン十万コース。いや、安くなった今だからその金額であって、私が現役のころに動画編集用PCを一式そろえようと思ったら、ウン百万の世界。とてもじゃないが手に入れられる代物ではございません。
……さて、どうしよう。
ところが、いい時代になったもので、高スペックPCもちょっと時間が経てば、型落ちマシンとして安く売られるようになり、そんなマシンがオークションやらで大量に安価で並んでいる状況------とあらば、これを利用しない手はない。実際、そういう形で売られいたものを手に入れたのが、12号機:HP ProLiant ML350 G3 であり、13号機:DELL Dimension 4400 だったのだ。
と、いうことで、良さげな物件を探してみて回ったのだが、私にとって魅力的な品は、余所様にとっても同じで、当然ながら競争になる。予算に乏しい私が落札できるわけはなく、苦杯を喫する日々が続く。Xeon2個積みマシン、欲しかったなぁ……。
狙っていたデュアルXeonマシンが無理目だと感じたところで、ちょっと視点を変えて物件を探してみることに。
シングルCPUでも、マルチスレッド対応であればマルチプロセッサ並の性能が出せるらしい……。
とのことで、マルチスレッド対応CPU搭載マシンにも視野を広げてみたけれど、良物件には人が集まるのが常で、なかなか難しい……。
そんな中で、ウォッチリストに入れていたのが本機。マルチスレッド対応のPentium4という、一応合格ラインのマシン。注意書きを読むとHDDはないということだが、マウンタ有りと書いてるから、HDDは別途用意すればいいし、メーカーサイトのスペック表を見れば、割と高性能なマシンでもあるようだ。日本メーカーのPCは、汎用品を使わない傾向があって、このマシンもその例に漏れず、特注のマザーボードを使用していて、カスタマイズにはあまり向かない感じだったのだが、値段も送料も破格だったので(JUNK扱いだったので)、思い切ってこちらを落札してみたのだった。
で、数日後に到着。
早速マシンを見渡してみると……、写真には映っていなかった、後面下部に大きな凹みがある!

いやな予感がして、側面をはずして、中の状態を確認すると……、HDDマウンタがない!
騙された!
と思いましたね。売った方は、“JUNKだし、どうでもよくね?”って感じなんだろうけれどね。
しかし……、JUNK品買って、初めてハズレを引かされた感じで……、今まで運が良かったということなんでしょうか? それとも私の目利きが鈍ったのかな…?
ま、幸いにもマザーボードやビデオカードには損傷がないようだし、HDDマウンタさえ調達できれば再生できないこともないか……。
こうして16号機との格闘が始まったのであった。
(続く)
この季節は一年で最も寒い時期に当たりますから、体調を崩さないよう、気をつけてくださいね。
さて、今年最初の記事はPC関連の記事になります。

16号機:NEC VALUESTAR G タイプTX
現居に戻る前、首都圏で暮らしていた当時に手に入れた、JUNK品だったコンピュータです。
以前の記事でも記述した通り、私は人に陰口を言われるくらい、たくさんのPCを所有しているわけなんですが、メールやネットブラウズくらいにしかPCを使っていない人たちにとってはわかりにくいことかもしれませんが、画像や動画の編集などをやっていると、その役割ごとにPCを割り当てていったほうが都合がいいからなんですね。ほら、動画圧縮している間、写真の加工は出来ないでしょ?
※最近のPCであれば、やってやれないこともないが、それでも不具合が起こる可能性が大です。
我が家では既に画像の編集/加工は、4号機:Power Macintosh G3 350Zip という古いMacに担わせているのだけれど、動画の編集/加工等は、実質不在でした。
“実質”と書いたのは、一応は用意してあったものの、スペック不足でほぼ役に立たなかったから(爆)。自作機だったのですが、K6-2 500MHzでは、DVDの再生も厳しいですわな(苦笑)。
その自作機(8号機)も、いまはサーバとして余生を送っています(電源交換の必要に迫られているので稼動させてませんが;爆)。
まあ、そんなわけで、8号機に代わる動画編集マシンが必要だったわけです。
え? どうしてそんなものが必要なのかって? ……それは、録り溜めたビデオテープが一杯あるからさ!(爆)。これらをデジタルデータ化して、収納スペースを圧縮しておきたいんだね。テープ自体劣化してしまうし。
また、ながらくデジタルメディア関連の仕事を手掛けていたこともあって、動画編集も自分の仕事の範疇だったのですよ。(要するに“何でも屋”だった;爆)。そのため、実際に道具として必要でもあったのでした。
ただ、当時は(今もだが)お金がない! 全くない! 生活費にも事欠く状況で、PC購入に割く予算なんてあるわけがない!
動画編集用PCに要求されるスペックは高く、基本的にウン十万コース。いや、安くなった今だからその金額であって、私が現役のころに動画編集用PCを一式そろえようと思ったら、ウン百万の世界。とてもじゃないが手に入れられる代物ではございません。
……さて、どうしよう。
ところが、いい時代になったもので、高スペックPCもちょっと時間が経てば、型落ちマシンとして安く売られるようになり、そんなマシンがオークションやらで大量に安価で並んでいる状況------とあらば、これを利用しない手はない。実際、そういう形で売られいたものを手に入れたのが、12号機:HP ProLiant ML350 G3 であり、13号機:DELL Dimension 4400 だったのだ。
と、いうことで、良さげな物件を探してみて回ったのだが、私にとって魅力的な品は、余所様にとっても同じで、当然ながら競争になる。予算に乏しい私が落札できるわけはなく、苦杯を喫する日々が続く。Xeon2個積みマシン、欲しかったなぁ……。
狙っていたデュアルXeonマシンが無理目だと感じたところで、ちょっと視点を変えて物件を探してみることに。
シングルCPUでも、マルチスレッド対応であればマルチプロセッサ並の性能が出せるらしい……。
とのことで、マルチスレッド対応CPU搭載マシンにも視野を広げてみたけれど、良物件には人が集まるのが常で、なかなか難しい……。
そんな中で、ウォッチリストに入れていたのが本機。マルチスレッド対応のPentium4という、一応合格ラインのマシン。注意書きを読むとHDDはないということだが、マウンタ有りと書いてるから、HDDは別途用意すればいいし、メーカーサイトのスペック表を見れば、割と高性能なマシンでもあるようだ。日本メーカーのPCは、汎用品を使わない傾向があって、このマシンもその例に漏れず、特注のマザーボードを使用していて、カスタマイズにはあまり向かない感じだったのだが、値段も送料も破格だったので(JUNK扱いだったので)、思い切ってこちらを落札してみたのだった。
で、数日後に到着。
早速マシンを見渡してみると……、写真には映っていなかった、後面下部に大きな凹みがある!

いやな予感がして、側面をはずして、中の状態を確認すると……、HDDマウンタがない!
騙された!
と思いましたね。売った方は、“JUNKだし、どうでもよくね?”って感じなんだろうけれどね。
しかし……、JUNK品買って、初めてハズレを引かされた感じで……、今まで運が良かったということなんでしょうか? それとも私の目利きが鈍ったのかな…?
ま、幸いにもマザーボードやビデオカードには損傷がないようだし、HDDマウンタさえ調達できれば再生できないこともないか……。
こうして16号機との格闘が始まったのであった。
(続く)
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