16号機狂想曲(3)~HDDマウンタをつくる
動画編集用マシンとして入手したJUNK PCが、本当にJUNKだった16号機:NEC VALUESTAR G タイプTX。

今回はその再生への道のりについての話です。
というわけで、JUNK品として売られていたのを手に入れてみたら、本当にJUNK品だった16号機ですが、それでも再生は可能というわけで、少ない予算と相談しながら復活を試みることに。
とにかく、今一番必要なものはHDDマウンタ。
ところが、メーカー製マシンの、それも日本製コンシューマモデルの常として、汎用パーツは使えない。そしてもう一つの壁として、保守部品として出回っているということもない……。しかも頭の痛いことに、日本製マシンは新製品を出すごとに筐体のデザインを変えてくるから、そのモデルごとに使われるパーツも違っていて……。
コンピュータに限っては、日本製モデル(特にコンシューマモデル)は、人的リソースを無駄に費やしているものが多く、私が購入の候補に上げない理由もその一つだったりする。
それに比べると、例えばLenovo売却前のIBM製品は、共用できるものは何世代でも共用していて、古いパーツも使いまわせたり、保守部品も手に入りやすかったりしたものだった。
16号機で初めて日本製PCを買ったわけだが、国産PCは二度と買いたくないと思った。私は、コンピュータに関しては非国民です(爆)。
※使用経験は16号機以前にもあります。ただ、某F社のモデルは本当にひどかった。
※※国産PC唯一の例外は東芝のノートPCかな。あれは基本的に海外モデルを国内でも販売しているので、まま安心できる。
何はともあれ、HDDマウンタである。
いろいろと詳細に調べたのであるが、筐体が筐体だけに、汎用品を改造して装着するというのは難しいようだ。そもそもマシン内部に大型の冷却ファンが鎮座しているため、内部スペースが限られており、純正品を入手できても、HDDを二台並べるのは厳しいようなレイアウトだ。
う~ん……………。自作するか……………(笑)。
ま、再生するにはその方法しかないので、(あとは、SATA→eSATA変換ケーブルを買ってきて、eSATA接続の外部ドライブから起動させる方法があるが、予算がかかる;苦笑)、その方向で奮戦することにする。
で、自作したのがこれ。

その後の引越しのゴタゴタもあって、型紙が残っていないんですが、基本的には100円ショップで売っている粘着剤つきのアルミ板を二枚張り合わせて作ってます。こうすることによって、アルミ板の強度を高めつつ、高度な工具がなくても加工しやすい工夫をしています。予算的にも200円で済みましたし。(実際は失敗したときの予備でもう二枚買ってるので400円です;笑)。
こういった加工の大事なところは、実物大の模型を何度も作ってリハーサルを繰り返すこと。(コピー用紙でも構わない)。私は三つ位作ってみたかな。それでも本番はドキドキでしたけれどね(笑)。
このマシンには、SATAのチャンネルが二つあって、二台のSATA仕様のHDDが装着できるのですが、見ての通り、HDDは一台しか装着してません。といいますか、出来ません。二台装着するために大きくすると、ファンを取り外す作業が生じたりするので、それは厳しかろうと。HDDは交換のリスクが常にあることを考えると、取り外しが簡単なの方がいいわけで、ここは無理せず、一台で運用することに。
もちろん内蔵HDDに接続しなかったSATAチャンネルをそのままにしておくはずもなく、前述のSATA→eSATA変換ケーブルを入手して、外部ドライブを接続できるようにする。
じつはこの作業の最中、eSATA接続できるRAID対応の外部HDDケースがJUNK品として格安で出品されていたので、迷わず落札(笑)。本機の二つのSATAチャンネルは無事埋まったのであった(笑)。
こうして準備は着々と進み、肝心のHDDもOSももちろん入手して、いよいよ再生への本格的な作業が始まるわけなのだが……。
山はまだまだ続くのであった。
(続く)

今回はその再生への道のりについての話です。
というわけで、JUNK品として売られていたのを手に入れてみたら、本当にJUNK品だった16号機ですが、それでも再生は可能というわけで、少ない予算と相談しながら復活を試みることに。
とにかく、今一番必要なものはHDDマウンタ。
ところが、メーカー製マシンの、それも日本製コンシューマモデルの常として、汎用パーツは使えない。そしてもう一つの壁として、保守部品として出回っているということもない……。しかも頭の痛いことに、日本製マシンは新製品を出すごとに筐体のデザインを変えてくるから、そのモデルごとに使われるパーツも違っていて……。
コンピュータに限っては、日本製モデル(特にコンシューマモデル)は、人的リソースを無駄に費やしているものが多く、私が購入の候補に上げない理由もその一つだったりする。
それに比べると、例えばLenovo売却前のIBM製品は、共用できるものは何世代でも共用していて、古いパーツも使いまわせたり、保守部品も手に入りやすかったりしたものだった。
16号機で初めて日本製PCを買ったわけだが、国産PCは二度と買いたくないと思った。私は、コンピュータに関しては非国民です(爆)。
※使用経験は16号機以前にもあります。ただ、某F社のモデルは本当にひどかった。
※※国産PC唯一の例外は東芝のノートPCかな。あれは基本的に海外モデルを国内でも販売しているので、まま安心できる。
何はともあれ、HDDマウンタである。
いろいろと詳細に調べたのであるが、筐体が筐体だけに、汎用品を改造して装着するというのは難しいようだ。そもそもマシン内部に大型の冷却ファンが鎮座しているため、内部スペースが限られており、純正品を入手できても、HDDを二台並べるのは厳しいようなレイアウトだ。
う~ん……………。自作するか……………(笑)。
ま、再生するにはその方法しかないので、(あとは、SATA→eSATA変換ケーブルを買ってきて、eSATA接続の外部ドライブから起動させる方法があるが、予算がかかる;苦笑)、その方向で奮戦することにする。
で、自作したのがこれ。

その後の引越しのゴタゴタもあって、型紙が残っていないんですが、基本的には100円ショップで売っている粘着剤つきのアルミ板を二枚張り合わせて作ってます。こうすることによって、アルミ板の強度を高めつつ、高度な工具がなくても加工しやすい工夫をしています。予算的にも200円で済みましたし。(実際は失敗したときの予備でもう二枚買ってるので400円です;笑)。
こういった加工の大事なところは、実物大の模型を何度も作ってリハーサルを繰り返すこと。(コピー用紙でも構わない)。私は三つ位作ってみたかな。それでも本番はドキドキでしたけれどね(笑)。
このマシンには、SATAのチャンネルが二つあって、二台のSATA仕様のHDDが装着できるのですが、見ての通り、HDDは一台しか装着してません。といいますか、出来ません。二台装着するために大きくすると、ファンを取り外す作業が生じたりするので、それは厳しかろうと。HDDは交換のリスクが常にあることを考えると、取り外しが簡単なの方がいいわけで、ここは無理せず、一台で運用することに。
もちろん内蔵HDDに接続しなかったSATAチャンネルをそのままにしておくはずもなく、前述のSATA→eSATA変換ケーブルを入手して、外部ドライブを接続できるようにする。
じつはこの作業の最中、eSATA接続できるRAID対応の外部HDDケースがJUNK品として格安で出品されていたので、迷わず落札(笑)。本機の二つのSATAチャンネルは無事埋まったのであった(笑)。
こうして準備は着々と進み、肝心のHDDもOSももちろん入手して、いよいよ再生への本格的な作業が始まるわけなのだが……。
山はまだまだ続くのであった。
(続く)
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