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十周年

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8号機紹介(1)~自作機は夢を乗せて

本日はPC関連のお話。今回取り上げるのは、現在サーバとして運用(?)している8号機(自作3号機)です。

PC8号機(0)





この機体、世紀が変わった2001年に組んだもの。まだまだ覚めやらぬ自作ブームの真っ只中、ひょんなことから余剰パーツが出てきたことがきっかけで、もう一台自作することにした……というものでした。

といっても、実際に余っていたのはFDDだけだったんですけどね(爆)。


既に10年以上も経過して、化石PCといった面持ちの本機ですが、これでも当時はハイスペックだった……ということはなく、(K6-2だったところでお察し)、標準的な構成のPCではありましたが、それでも動画編集マシンとなるべく、様々なカードを装着していました。

ドライブもCD-ROMとDVD-ROMのツイン仕様で、DVDドライブはRAMも読めるという、当時まだ珍しかったタイプでした。

ただし実際には、ビデオキャプチャーカードの入手が遅れたこと、普段使いのPC(ノートPC)を勤務先に常駐させていたこともあって、動画編集作業にほとんど従事させることなく、我が家の普段使い用PCとしての運用でした。

当時の自作機の特徴でしょうか、今ひとつ安定せず、長時間運用にやや難があったと言うこともありました。

それでも、それ以前に組んだ2台の自作機の内、1台は長らく不動に陥り、もう一台はWindows98では不具合連発でしたから、唯一まともに使えるWindows搭載機として頑張ってもらっていたんですよ。


しかし、時代の流れにスペックが追いつかず、当初予定していた動画編集用途でも力不足であることが露呈したことで、一線から退役させ、自宅サーバに転用することにしたのです。


それが3年前の話。


いまでは、我が家の要としてバリバリに活躍している……ということはなく、机の下で埃をかぶっている日々です(爆)。まあ、実家に戻ってきちゃったからね。常時稼動させる機会がなくなっちゃったんですよ。


ただ、理由がそれだけではなく、サーバに転用し、ハードウェア構成もそれ用に再構築したころから潜在的な不調に悩まされていましてね……。


その話は長くなるので、後編にて。



では、ちょっと見てみましょう。


正面
PC8号機(1-1)

上からDVD-ROMドライブ、一つ飛んで、リムーバブルHDDケース2台。FDDにサウンドインターフェイス。

当初は前述の通り、CD-ROM&DVD-ROMの2台ドライブを組み込んでいたんですが、自作1号機の復活に際して、CD-ROMはそちらに譲渡。現在はDVD-ROMドライブ一台のみとなっています。

リムーバブルHDDはデータ領域用でRAID(1)を組んでいます。またサウンドインターフェイスは光インターフェィスの入出力に対応したもの。

ただし、出力用のコネクタを壊しちゃったんですよね……。秋葉原の電子パーツ屋に行けば交換部品を手に入れられると思うのですが、飛行機乗っていかないといけないしな……。


左側面
PC8号機(1-2)

こちら側にはマザーボードが収まります。側面パネルはドライバレススクリューでネジ止めしており、簡単に開閉できるようにしています。ただ普段は、こちら側の側面パネルをあけることはないですね。


背面
PC8号機(1-3)

もとは動画編集用マシン(?)だったので、サーバーらしからぬカードやI/Oが並んでます。


右側面
PC8号機(1-4)

内部へのアクセスは、主にこちら側のパネルを取り外して行います。



拡張スロット
PC8号機(1-5)

上から、ビデオカード(AGP)、RAIDインターフェィス、ビデオキャプチャカード、USB2.0&IEEE1394インターフェィスカード、100BASE-T LANカード、MIDIインターフェィス、サウンドカード。


ビデオカードは当時の最高性能カードの一つであるATI RADEON。アナログ出力のほか、当時最先端だったDVI出力端子も備え、ツインビューが可能な製品でした。

RAIDインターフェィスは、動画を取り込んだ際の、データの一時保存場所用に購入したものですが、実際に本機でRAID 0を運用することはなく、現在はRAID 1で運用しています。


ビデオキャプチャカードは、I-Oデータ機器製のGV-VCP/PCI という、Bt848チップを積んだもの。これはPC-UNIXに対応しているということで、秋葉原の中古屋(多分ソフマップ)でGetしたもの。これと同じものを後日ネットオークションで落札し、そちらは自作2号機を仕立て直した10号機にて運用しています。

本機をWindowsで運用していたときは、別のビデオキャプチャカードを装着していたのですが、カードの性能に本機が追いつかず、本機の引退のきっかけになったというのはここだけの秘密です(爆)。


USB2.0&IEEE1394のコンボカードは、Windows運用時にスロット不足に陥ったこともあって換装したもので、当初は別々にUSB2.0カードおよびIEEE1394カードを取り付けていました。(いずれのカードも別マシンにて運用中)。

で、このカード、USB2.0だけは癖があって、USBハブを介すると、速度が1.1相当にダウンするというものでした。(メーカー説明あり)。


MIDIインターフェイスは、サウンドカードに接続されているもので、当初は別の箇所に無理くり装着していました。(このスロットは当初SCSIインターフェィスを装着していた)。

FreeBSD化に伴い、SCSIカードを撤去したため、この場所にMIDIインターフェィスを装着したのですが、FreeBSDでこのインターフェィスは不要ですね(苦笑)。


サウンドカードは5.1ch出力対応のもの。サーバには不相応な立派なもので、別マシンに装着しても良かったんですが……。最近のPCはLANとサウンドはマザー直付けなんですよね。



I/Oインターフェイス
PC8号機(1-6)

PS/2×2(キーボード/マウス)、USB1.1×2、シリアルポート×2、パラレルポート×1、の標準的な仕様。Windows稼動時代はプリントサーバとしても活躍していました。




いまでは化石PCですが、これを組んでいたときは夢に満ち溢れていたマシンでした。スロットに挿した拡張カード一つ一つにいろんな思いを込めていた-------そんなマシンでしたね。

ただ前述の通り、動画編集用マシンとしては絶望的にスペック不足で、なお且つ時代に取り残されてしまったこともあって、そちらは後継機に譲ることにし、本機はサーバとして余生を送ってもらうことに切り替えました。



ただ、ここで思わぬ障壁が待ち受けていようとは……。


(続く)
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