figma「インデックス」
春分の日も過ぎ、北の大地にもようやく春が訪れた------と思ったら、また吹雪。一面白銀の世界に逆戻りという残念な今日この頃ですが、気持ちを切り替えて、フィギュア紹介といきましょう!
本日紹介するフィギュアはこちらです。

figma「インデックス」
人気ライトノベル「とある魔術の禁書目録」に登場するヒロインです!
figma公式サイトおよび商品パッケージでの説明では、アニメ「とある魔術の禁書目録II」に登場…と記載されていますが、原作元は同名のライトノベルで、それがアニメ化された際に商品化されたのがこのフィギュアです。
で、この作品は派生作品がいくつもあり、なお且つメディアミックス展開も数多い、大人気作品ということなのですが、残念ながらすべて未見です(恥)。
……といいますか、持っているフィギュアのそのほとんどが原作未見というのはここだけの秘密だったりで(苦笑)。
「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズも、フィギュアを買ったあとに原作を二冊ほど読んだ程度ですし、フィギュア買うよりも先に原作に触れていたのは「北斗の拳」とか、子供のときに触れた作品くらいじゃないかなぁ……(爆)。
一時期サブカルチャー系の仕事をしていた人間とは思えない言動ですが(笑)、その分作品や商品を冷静に見ることができるということで……、ダメ?(笑)
戯言はともかく、早速見てみましょう!
内容物

本体、飼い猫スフィンクス、手首パーツ、表情パーツ、前髪パーツ、食器(ナイフとフォーク)。この他に説明書と収納袋、アダプター付きの台座が付属します。
正面

ケープは硬質素材ですが、スカート部分は布を使用しています。
左側面

ケープとウィンプル(頭部の被り布)は稼動域確保のため、後ろに跳ね上げられています。
背面

この角度から見るとボリューム感があります。
右側面

このケープとウィンプルの形状もあってか、重心が背面よりになっていて、台座なしで立たせるのは一苦労です。
ウィンプルは前頭部のダボ穴に差し込む形で固定。

もちろん取り外し可能です。
そしてウィンプルを脱いだシーンを再現する、通常の前髪も付属しています。

表情パーツは三種類。

微笑みの通常顔
むくれ顔

目を輝かせた表情

figma公式サイトでは“目を輝かせて力説する際にみせる表情”と記載されていますが、この表情に後述するナイフとフォークを持たせた写真が掲載されているあたり、ご馳走を見つけた表情として使うのがメインのようですね(笑)。
手首パーツは六種類。

握り拳。
開き手

掴み手

食器専用の掴み手

食器の形に合わせた空洞があいています。
食器(ナイフとフォーク)を持って

このナイフとフォークはたいへん小さいパーツですので、紛失や破損に気をつけてくださいね。
実はこのキャラクター、たいへんな食欲を持つ、所謂“腹ペコキャラ”なんだそうで……。(なんか多いな、こういうの……)。一説には彼女が有する“完全記憶能力”により、膨大なエネルギーを必要とするだの、なんだの……(苦笑)。
まあ、育ち盛りの年齢でもあるので、たくさん食べたいお年頃ということもありますよね(笑)。
お祈り用の組み手

修道女らしいパーツですが、組み付けの際は、関節の向き等に気をつけてください。無理をすると破損する可能性がありますので、丁寧に取り扱ってくださいね。

長髪&ロングスカート・キャラということもあって、可動域はさほど広くはありません。前述した通り、スカート部には布を使用しているため、脚部の稼動域は確保されていますが、身体を覆うケープの関係で、あまり大きく動かせません。
これは、このサイズ且つ樹脂を使用したモデルの宿命とも言えるべきものなので、これを責めるのは酷でしょう。むしろ、ケープの形を工夫することで少しでも多く稼動域を確保しようという努力が伺えますので、評価に値するところだと思います。
それでも、スカート部分に布を使用していることから見て、他の部分にも使用できなかったかなぁという思いは残ります。
とはいえ、異なる素材を使用するというだけでコストは跳ね上がりますし、そういった設計以前に、このサイズのフィギュア愛好家の中には、何故か布地を使用することを嫌う層がいたりで、現況がいい落とし所であったということは言えると思います。
なかなか難しいですよね。
(これが1/6だったら、コスチュームは基本的にすべて布地となるので、問題は起こらないんですがね……)。
話を戻しましょう。

前述の通り、スカートは布を使用していますが、その中も手を抜かずに造形されています。ただ当Blogでお見せできるのはここまで(笑)。聖職者に淫らなポーズをとらせるのは厳禁です(笑)。

台座との装着はアダプターを介して接続します。初期のfigma(例:関羽雲長)に比べ、この頃になると接続も随分と最適化されていますね。
飼い猫のスフィンクスを頭に載せて

figma公式サイトでも同様の写真が掲載されていますが、このパーツを固定するギミックはありませんので、気をつけてくださいね。(ご覧の画像は粘着剤を使って固定しています)。
このスフィンクス、インデックスが拾ってきた猫ということですが、オスの三毛猫なんだそうな……。
といいますか、フィクション作品ではよく“オスの三毛猫”が見受けられますが、これは“珍しい”だけでは片付く話ではなくて、猫の毛色を司る染色体の一つが性染色体に存在するため、通常三毛猫となるのはメスのみであり、オスの三毛猫が生まれるのは極めてまれなんですよ。
この作品に限りませんが、作家の皆さんはこういったこと、ちゃんとわかってるのかな?
最後にまとめましょう。
コスチューム・デザインの影響もあり、既発売のfigmaとしては稼動域は狭いですが、それでも、この「インデックス」、“よく動く、キレイ”のキャッチフレーズを裏切らない、素晴らしい出来栄えになっています。前述までの指摘は、あえて“重箱の隅をつついた”ものと捉えていただければいいでしょう。もともとそれほどアクションするキャラクターでもありませんので、“立たせづらい”等を除けば充分すぎるほどの出来栄えだと思います。
ただ、あえてもう一つ注文をつけるとすれば、表情パーツをもう少し増やして欲しかったところでしょうか。喜怒哀楽の激しいキャラクターですから、それに合わせてバリエーションを増やしてもらえると、もっと商品が生きてくるんじゃないかと、そう感じました。

一部では“存在感の薄い正ヒロイン”などと揶揄されることもあるようですが、たいへん愛らしい、修道女らしからぬシスターとして愛でていただければと思います。
また、現在制作中のフィギュア漫画でも、よく似た他人ではありますが、見習い修道女としても出演していますので、こちらもその活躍ぶり(?)を期待してくださいね。
以上、figma とある魔術の禁書目録II 「インデックス」 でした!
(おまけ)

インデックス「さあ、汝の罪を悔い改め、おとなしく罰を受けるんだよ!」
まどか「なんでワシなんじゃぁああああああ!!」
本日紹介するフィギュアはこちらです。

figma「インデックス」
人気ライトノベル「とある魔術の禁書目録」に登場するヒロインです!
figma公式サイトおよび商品パッケージでの説明では、アニメ「とある魔術の禁書目録II」に登場…と記載されていますが、原作元は同名のライトノベルで、それがアニメ化された際に商品化されたのがこのフィギュアです。
で、この作品は派生作品がいくつもあり、なお且つメディアミックス展開も数多い、大人気作品ということなのですが、残念ながらすべて未見です(恥)。
……といいますか、持っているフィギュアのそのほとんどが原作未見というのはここだけの秘密だったりで(苦笑)。
「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズも、フィギュアを買ったあとに原作を二冊ほど読んだ程度ですし、フィギュア買うよりも先に原作に触れていたのは「北斗の拳」とか、子供のときに触れた作品くらいじゃないかなぁ……(爆)。
一時期サブカルチャー系の仕事をしていた人間とは思えない言動ですが(笑)、その分作品や商品を冷静に見ることができるということで……、ダメ?(笑)
戯言はともかく、早速見てみましょう!
内容物

本体、飼い猫スフィンクス、手首パーツ、表情パーツ、前髪パーツ、食器(ナイフとフォーク)。この他に説明書と収納袋、アダプター付きの台座が付属します。
正面

ケープは硬質素材ですが、スカート部分は布を使用しています。
左側面

ケープとウィンプル(頭部の被り布)は稼動域確保のため、後ろに跳ね上げられています。
背面

この角度から見るとボリューム感があります。
右側面

このケープとウィンプルの形状もあってか、重心が背面よりになっていて、台座なしで立たせるのは一苦労です。
ウィンプルは前頭部のダボ穴に差し込む形で固定。

もちろん取り外し可能です。
そしてウィンプルを脱いだシーンを再現する、通常の前髪も付属しています。

表情パーツは三種類。

微笑みの通常顔
むくれ顔

目を輝かせた表情

figma公式サイトでは“目を輝かせて力説する際にみせる表情”と記載されていますが、この表情に後述するナイフとフォークを持たせた写真が掲載されているあたり、ご馳走を見つけた表情として使うのがメインのようですね(笑)。
手首パーツは六種類。

握り拳。
開き手

掴み手

食器専用の掴み手

食器の形に合わせた空洞があいています。
食器(ナイフとフォーク)を持って

このナイフとフォークはたいへん小さいパーツですので、紛失や破損に気をつけてくださいね。
実はこのキャラクター、たいへんな食欲を持つ、所謂“腹ペコキャラ”なんだそうで……。(なんか多いな、こういうの……)。一説には彼女が有する“完全記憶能力”により、膨大なエネルギーを必要とするだの、なんだの……(苦笑)。
まあ、育ち盛りの年齢でもあるので、たくさん食べたいお年頃ということもありますよね(笑)。
お祈り用の組み手

修道女らしいパーツですが、組み付けの際は、関節の向き等に気をつけてください。無理をすると破損する可能性がありますので、丁寧に取り扱ってくださいね。

長髪&ロングスカート・キャラということもあって、可動域はさほど広くはありません。前述した通り、スカート部には布を使用しているため、脚部の稼動域は確保されていますが、身体を覆うケープの関係で、あまり大きく動かせません。
これは、このサイズ且つ樹脂を使用したモデルの宿命とも言えるべきものなので、これを責めるのは酷でしょう。むしろ、ケープの形を工夫することで少しでも多く稼動域を確保しようという努力が伺えますので、評価に値するところだと思います。
それでも、スカート部分に布を使用していることから見て、他の部分にも使用できなかったかなぁという思いは残ります。
とはいえ、異なる素材を使用するというだけでコストは跳ね上がりますし、そういった設計以前に、このサイズのフィギュア愛好家の中には、何故か布地を使用することを嫌う層がいたりで、現況がいい落とし所であったということは言えると思います。
なかなか難しいですよね。
(これが1/6だったら、コスチュームは基本的にすべて布地となるので、問題は起こらないんですがね……)。
話を戻しましょう。

前述の通り、スカートは布を使用していますが、その中も手を抜かずに造形されています。ただ当Blogでお見せできるのはここまで(笑)。聖職者に淫らなポーズをとらせるのは厳禁です(笑)。

台座との装着はアダプターを介して接続します。初期のfigma(例:関羽雲長)に比べ、この頃になると接続も随分と最適化されていますね。
飼い猫のスフィンクスを頭に載せて

figma公式サイトでも同様の写真が掲載されていますが、このパーツを固定するギミックはありませんので、気をつけてくださいね。(ご覧の画像は粘着剤を使って固定しています)。
このスフィンクス、インデックスが拾ってきた猫ということですが、オスの三毛猫なんだそうな……。
といいますか、フィクション作品ではよく“オスの三毛猫”が見受けられますが、これは“珍しい”だけでは片付く話ではなくて、猫の毛色を司る染色体の一つが性染色体に存在するため、通常三毛猫となるのはメスのみであり、オスの三毛猫が生まれるのは極めてまれなんですよ。
この作品に限りませんが、作家の皆さんはこういったこと、ちゃんとわかってるのかな?
最後にまとめましょう。
コスチューム・デザインの影響もあり、既発売のfigmaとしては稼動域は狭いですが、それでも、この「インデックス」、“よく動く、キレイ”のキャッチフレーズを裏切らない、素晴らしい出来栄えになっています。前述までの指摘は、あえて“重箱の隅をつついた”ものと捉えていただければいいでしょう。もともとそれほどアクションするキャラクターでもありませんので、“立たせづらい”等を除けば充分すぎるほどの出来栄えだと思います。
ただ、あえてもう一つ注文をつけるとすれば、表情パーツをもう少し増やして欲しかったところでしょうか。喜怒哀楽の激しいキャラクターですから、それに合わせてバリエーションを増やしてもらえると、もっと商品が生きてくるんじゃないかと、そう感じました。

一部では“存在感の薄い正ヒロイン”などと揶揄されることもあるようですが、たいへん愛らしい、修道女らしからぬシスターとして愛でていただければと思います。
また、現在制作中のフィギュア漫画でも、よく似た他人ではありますが、見習い修道女としても出演していますので、こちらもその活躍ぶり(?)を期待してくださいね。
以上、figma とある魔術の禁書目録II 「インデックス」 でした!
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インデックス「さあ、汝の罪を悔い改め、おとなしく罰を受けるんだよ!」
まどか「なんでワシなんじゃぁああああああ!!」
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