TIMANIC RE-IMAGINATION(前編)

2204年
地球上に豊富に存在する水資源をエネルギー源として利用する研究を進めていた竜ヶ崎博士は、その過程で水量の増減と自然災害との因果関係を発見し、さらにその原因が地球から遠く離れた未知の惑星:ワープス星から放たれた怪光線によるものだと突き止めた。
彼らワープス星人は、地球侵略を企て、その準備を着々と進めていたのである。
その野望を阻止すべく、人類はワープ能力を持ったタイムマシーンと、超光速移動に耐えうるネオサイボーグ:タイマニックを開発したのだった。
この物語は、タイマニックと竜ヶ崎博士率いるダムバスター隊員たちの戦いの物語である------。

ダムバスター研究所

「この星に例の光の束が、頻繁に突き刺さっているのが観測された。ワープス星人が何か目論んでいるに違いない。」

「オズマ大尉、君に調査をしに行って欲しい。」

「今回はオレがバックアップだ、留守はオレがしっかりと守ってやるから、大船に乗ったつもりで行ってきな!」


「地球によく似た星だな……。」

「しまった、ワープス星人の戦闘機か!?」

「やれやれ……、参ったな……。ジェネレータに一発喰らったようだが、予備に切り替えればしのげそうだな…。」

「さてと、ここはどこだ……? ん……? あれはワープス星人の要塞か……?」

「動くな!」

「オズマ大尉との交信が途絶えました……!」

「オズマ大尉、連絡してください……! オズマ大尉……! ユーリー……、ユーリー……!!」
(つづく)
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