TIMANIC RE-IMAGINATION(中編)

(前回までのあらすじ)
謎の光線を受けた惑星の調査に赴いたタイマニック(ユーリー・オズマ大尉)は、現地でワープス星人のものと思われる戦闘機から攻撃を受け不時着。そこで巨大な要塞を発見するが、その直後に彼の背後に銃口が向けられる。地球との交信も絶たれたいま、タイマニックは無事に帰還することが出来るのか……?

「貴様は何者だ!? ワープス星人の手先か!?

「違う…! 私は地球からやってきたネオサイボーグ:タイマニックだ! ワープス星人の陰謀を阻止するために戦っている!」

「信用ならんな……。ついてきてもらおう……。奴らのスパイかもしれんからな……。」
※

「ユーリー……、どうしちまったんだ……。お前らしくないぜ……。ヘマはしてないと思うが、連絡くらい入れろよ……。」

「スチュワート大尉、ブレーンコンバートのスタンバイをお願いします……」
「ん……、わかった……。」

「ユーリー、いま迎えにいくからな……。待ってろよ……!」
※

「奴らの基地だ……。」
「ワープス星人のロボット兵だな……。どうするつもりだ?」
「露払いをしてもらおう……。」

「よしわかった、任せろ……!」

「侵入者発見! タダチニ攻撃セヨ!」

「よし、奴のおかげでもぬけの殻だ!」

「姫! いま助けに行きます!」

「はっはっは! 引っかかったな、虫ケラども! 出し抜いたつもりのようだが、そうはいかんぞ!!」

「ここで文字通りの蜂の巣にしてくれるわ……、ん……??」

「タイマニック!!」

「この基地の動力炉を破壊した。私が活路を開く。あとに続いて脱出するんだ!グズグズしていると爆発に巻き込まれるぞ!!」


「これでこの星にも平和が訪れる……、ん……!?」

「あっ……! あれは……!!」
(つづく)
※後編は、アクセス解析記事の後、来週末掲載を予定しています。ご了承ください。
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