TIMANIC RE-IMAGINATION(後編)

(前回までのあらすじ)
謎の光線を受けた惑星の調査に赴いたタイマニック(ユーリー・オズマ大尉)は、現地で攻撃を受け不時着後、ワープス星人と対峙する勢力と成り行きで共闘することに。敵に捕らわれていた要人を救出し、要塞の破壊に成功したのだが、燃えさかる炎の中から強大な物体姿を現すのだった……!

「あっ……! あれは……!!」

「タイマニック、気をつけろ! そいつは強敵だ!!」


「出力が上がらん……。このままだとヤられる……!」

「ダムバスター研究所、ダムバスター研究所、応答願います!」
「ユーリー!!」

「オズマ君、無事かね!? そちらの状況を報告したまえ!」
「現在、ワープス星人の特殊戦車と交戦中。ジェネレータの損傷に加え、敵戦車の対ビーム装甲のため苦戦中です。増援願います!」

「困ったな……、準備が出来ているとはいえ、いまからブレーンコンバートを始めても、到着まで30分は掛かる……。」
「いや、方法はある!」

「ミサイルにタイムマシーンのエンジンを積むんだ! 惑星に到着さえ出来れば、後はユーリーに任せればいい!」

「ユーリー! 聞こえるか!? いまからミサイルだけワープさせるから、最終誘導だけやってくれ!」
「わかった、頼む!」

「ミサイル発射準備完了!」

「ミサイル発射!」



「フフフ……、悪あがきはそれまでだ……。」

「地獄へ落ち……」


「何っ!?」

※


「タイマニック……、我が民を代表して心より礼を言います……。」

「色々とすまなかったな……、出来ればこれからも一緒に戦ってくれないか……?」

「そうだな……、まずは地球に戻ってから返事をさせてもらおうかな?」
(終わり)
- 関連記事
-
- まどマジ激情(仮題) その2
- まどマジ激情(仮題) その1
- TIMANIC RE-IMAGINATION(後編)
- TIMANIC RE-IMAGINATION(中編)
- TIMANIC RE-IMAGINATION(前編)
スポンサーサイト