魅惑の1/6フィギュア(1)
長い前置きは不要でしょう。いつもご覧頂いている1/12フィギュアとは異なる魅力を持った、1/6フィギュアの世界をご紹介します。

その魅力とは一体なんでしょうか?
その魅力とは、まずその大きさから得られるディテールでしょう。

1/12サイズでは表現が難しい、ベルトやストラップ、小物などが無理なく再現可能です。また、1/12サイズではどうしてもプラスチックで再現せざるをえない衣類が、1/6では実際の布地を使って再現可能です。

そしてこれにより、関節構造を隠すことも出来ます。これは言い換えると、関節構造の自由度を高くすることが出来ることを意味します。
つまり、1/12フィギュアでは、見た目の問題から採用の難しい、二重関節やスライド関節のようなものも採用できるわけです。これはつまり、1/6フィギュアの可動域の大きさに資するものとなります。

また、もとは着せ替え人形ですから、コスチュームを替えるだけで、コスチュームに手を加えるだけでも立派にカスタマイズとなる手軽さもあります。

コスチューム・ディテールに関しては、これよりも倍のサイズとなる1/3フィギュアに軍配が上がりますが、コスチューム以外の、“ビネット”と呼ばれる背景や乗り物などと絡めるにはギリギリの大きさ-----1/6以上の大きさになると、コストやサイズの関係から難しい-----であることを考えると、フィギュアの楽しみをもっとも享受できるサイズだと言えるでしょう。

もちろんその分、一体における値段は高くなってしまいますが、その値段以上の喜びが得られるフィギュアではないかと思います。
大きなサイズ、そして小さなサイズ双方のフィギュアを体験している私の個人的な感想をいうと、確かに1/12フィギュアはそのコンパクトさから、ビネットもつくりやすく、食玩の流用など、気軽に遊ぶことが出来る利点はありますが、フィギュア一体一体の魅力と言うか、遊びの幅広さという点では、1/6フィギュアのような大きなサイズの方に分があるかなと感じることがあります。

とはいえ、1/6でフィギュア漫画の制作に失敗していますからね……。1/12サイズだったから再挑戦できたのかもしれません……。
しかしながら、既存の1/12フィギュアのほとんどが版権ものであることの考えれば、1/6サイズのもう一つの魅力はそのオリジナリティであるともいえます。

そのあたりの話はまた後日。

その魅力とは一体なんでしょうか?
その魅力とは、まずその大きさから得られるディテールでしょう。

1/12サイズでは表現が難しい、ベルトやストラップ、小物などが無理なく再現可能です。また、1/12サイズではどうしてもプラスチックで再現せざるをえない衣類が、1/6では実際の布地を使って再現可能です。

そしてこれにより、関節構造を隠すことも出来ます。これは言い換えると、関節構造の自由度を高くすることが出来ることを意味します。
つまり、1/12フィギュアでは、見た目の問題から採用の難しい、二重関節やスライド関節のようなものも採用できるわけです。これはつまり、1/6フィギュアの可動域の大きさに資するものとなります。

また、もとは着せ替え人形ですから、コスチュームを替えるだけで、コスチュームに手を加えるだけでも立派にカスタマイズとなる手軽さもあります。

コスチューム・ディテールに関しては、これよりも倍のサイズとなる1/3フィギュアに軍配が上がりますが、コスチューム以外の、“ビネット”と呼ばれる背景や乗り物などと絡めるにはギリギリの大きさ-----1/6以上の大きさになると、コストやサイズの関係から難しい-----であることを考えると、フィギュアの楽しみをもっとも享受できるサイズだと言えるでしょう。

もちろんその分、一体における値段は高くなってしまいますが、その値段以上の喜びが得られるフィギュアではないかと思います。
大きなサイズ、そして小さなサイズ双方のフィギュアを体験している私の個人的な感想をいうと、確かに1/12フィギュアはそのコンパクトさから、ビネットもつくりやすく、食玩の流用など、気軽に遊ぶことが出来る利点はありますが、フィギュア一体一体の魅力と言うか、遊びの幅広さという点では、1/6フィギュアのような大きなサイズの方に分があるかなと感じることがあります。

とはいえ、1/6でフィギュア漫画の制作に失敗していますからね……。1/12サイズだったから再挑戦できたのかもしれません……。
しかしながら、既存の1/12フィギュアのほとんどが版権ものであることの考えれば、1/6サイズのもう一つの魅力はそのオリジナリティであるともいえます。

そのあたりの話はまた後日。
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コメントの投稿
魅惑の…
コメント遅くなって申し訳ないです。
こうして整理していただけるとウンウンそうだよね、改めて1/6フィギュアの魅力が再認識できますね。
ただ逆に私などは最近の部屋や大道具系の製品がたくさん出ている1/12がうらやましくなることもありますし、かわいせしい1/3ドールを見るといいなぁなんてため息をつくこともあります。
また1/1のラブド…あ、いけない。
それぞれに魅力はありますねということで。
こうして整理していただけるとウンウンそうだよね、改めて1/6フィギュアの魅力が再認識できますね。
ただ逆に私などは最近の部屋や大道具系の製品がたくさん出ている1/12がうらやましくなることもありますし、かわいせしい1/3ドールを見るといいなぁなんてため息をつくこともあります。
また1/1のラブド…あ、いけない。
それぞれに魅力はありますねということで。
RE:魅惑...
>黒江龍雄様
期日などお気になさらず、気軽に書き込んでくださいませ。
個人的に1/6フィギュアは、小物や大道具、着せ替え等を一度に楽しめる
プレイバリューが最も大きいフィギュアじゃないかと思います。
もちろん、そのすべてを堪能するには財力だけではなく、
展示スペースなども必要になってきますが…(苦笑)。
そういった意味では、1/12以下のサイズは、日本の住宅事情にマッチして
大きなサイズに負けない魅力がありますね。
1/1は…、現物を遠くから見たことがありますが……。
いろいろな意味で奥深い世界だと思います(笑)。
コメント、ありがとうございました!
期日などお気になさらず、気軽に書き込んでくださいませ。
個人的に1/6フィギュアは、小物や大道具、着せ替え等を一度に楽しめる
プレイバリューが最も大きいフィギュアじゃないかと思います。
もちろん、そのすべてを堪能するには財力だけではなく、
展示スペースなども必要になってきますが…(苦笑)。
そういった意味では、1/12以下のサイズは、日本の住宅事情にマッチして
大きなサイズに負けない魅力がありますね。
1/1は…、現物を遠くから見たことがありますが……。
いろいろな意味で奥深い世界だと思います(笑)。
コメント、ありがとうございました!