魅惑の1/6フィギュア(2)
ちょっと間が開いてしまいましたが、引き続き1/12フィギュアとは異なる魅力を持った、1/6フィギュアの世界をご紹介します。

1/6フィギュアの最大の魅力の一つ、それは------着せ替えが出来ることです!!
もともと男児向けの着せ替え人形として生まれたという背景があるので、当たり前といえば当たり前なのですが、この“着せ替えが出来る”というのが、フィギュアの楽しみに大きな幅をもたらしているのですね。
今回はのその辺を少し。
1/6フィギュアの多くはミリタリー系のフィギュアが占めています。これはその祖となるものが「GIジョー」という兵隊人形であることからしてやむを得ないことではあります。最も最近はミリタリー系よりも版権モノ------特撮やアニメ、コミックに登場するキャラクター達をモデルアップしたものが増えてきていますが。
しかしながら、この“ミリタリー”と言うものもたいへん奥が深くて、年代はもちろん、所属部隊や派遣地域等により、徽章はもちろん、装備等が随分と変わってくるんですね。多くの皆さんが大好きな特殊部隊になると、部隊調達品や故人調達品の割合が増えてきますので尚更です。
例えば英国軍の場合、陸軍と海兵隊での装備差はわずかですが、徽章類は当然異なり、海兵隊のベレー帽は特徴的なグリーンであることはマニアにはよく知られています。

また英国軍の現在の小銃はL85ライフルですが、特殊部隊となるSBS(Supecial Boat Services)では、M16ライフル/M4カービンを使用している例が見られます。(陸軍の特殊部隊:SASも同様)。

※英国海兵隊SBS
そして同じ特殊部隊でも海軍/海兵隊系と陸軍系では細部で異なり、前述のSASとSBSでも相違点があるわけです。当然国が変わればもっと変わる事は言うまでもないでしょう。

※英国陸軍SAS。サンドカラーのベレーが特徴。
このように1/6フィギュアでは、“着せ替えられる”利点を生かして、ミリタリー・プラモデルのように、自分で色々と調べ上げた上で、思いのまま自分の納得のいくまでカスタマイズしていけるんですね。
もちろん、適当にやってもなんら構いません(笑)。遊び方は人それぞれですから。

※画像は考証等を一切考慮してません(爆)
1/6フィギュアの面白みはミリタリーだけに留まりません。“着せ替えられる”ということは、着せる服を作ることができるということでもあります。ファクトリーメイドの衣装に留まらず、ご自身で衣装を作られているカスタマイザーが数多くいらっしゃいます。裁縫用ミシンが必須ツールなんじゃないかと思うくらい、被服のカスタマイズはベーシックでした。この趣味に手を出すと、手芸用品店はマイ・テリトリーになります(苦笑)。


※ドールショウ26出展作品より
また猛者になると、ご自身でヘッドのカスタムもなされていますね。サイズが手の平サイズに収まる関係なのか、造型やペイントがしやすいみたいですね。既存ヘッドのリペイントをされる方も少なくありませんでした。

※カスタムというほどではありませんが、プレーンのヘッドに彩色したオリジナルヘッドです
そこまで腕がなくてももちろん楽しめます。私が特にハマったのがドラマ作り、そして女性フィギュアの着せ替えでしたね。女性フィギュアというのは衣装を替えるだけでガラっと印象が変わるのです。

サンプルとして、アメリカ空軍管制官のサンディさんにご登場いただきましたが、制服姿(普段の管制業務はこれ)と、特殊任務で敵地に潜入して友軍航空機の管制業務に当たる野戦服姿とで、印象が違うでしょう? これに仕事が終わって、基地のPXで一杯----といった時に着るナイトドレスを組み合わせたら、もう最強なのであります(何が?;爆)。
1/6フィギュアにはこんな遊び方も出来るんですね。
もちろん男性フィギュアも負けてはいません。
普段野戦服に身を包む熊のような男も、

スーツを着れば、まるでタンゴダンサー(笑)。


工夫次第、アイディア次第でいろんな遊び方、楽しみ方が出来るところに最大の魅力があるのではないでしょうか。

更に次回はもっと踏み込んだ遊び方、楽しみ方をご紹介していきましょう。

お楽しみに!

1/6フィギュアの最大の魅力の一つ、それは------着せ替えが出来ることです!!
もともと男児向けの着せ替え人形として生まれたという背景があるので、当たり前といえば当たり前なのですが、この“着せ替えが出来る”というのが、フィギュアの楽しみに大きな幅をもたらしているのですね。
今回はのその辺を少し。
1/6フィギュアの多くはミリタリー系のフィギュアが占めています。これはその祖となるものが「GIジョー」という兵隊人形であることからしてやむを得ないことではあります。最も最近はミリタリー系よりも版権モノ------特撮やアニメ、コミックに登場するキャラクター達をモデルアップしたものが増えてきていますが。
しかしながら、この“ミリタリー”と言うものもたいへん奥が深くて、年代はもちろん、所属部隊や派遣地域等により、徽章はもちろん、装備等が随分と変わってくるんですね。多くの皆さんが大好きな特殊部隊になると、部隊調達品や故人調達品の割合が増えてきますので尚更です。
例えば英国軍の場合、陸軍と海兵隊での装備差はわずかですが、徽章類は当然異なり、海兵隊のベレー帽は特徴的なグリーンであることはマニアにはよく知られています。

また英国軍の現在の小銃はL85ライフルですが、特殊部隊となるSBS(Supecial Boat Services)では、M16ライフル/M4カービンを使用している例が見られます。(陸軍の特殊部隊:SASも同様)。

※英国海兵隊SBS
そして同じ特殊部隊でも海軍/海兵隊系と陸軍系では細部で異なり、前述のSASとSBSでも相違点があるわけです。当然国が変わればもっと変わる事は言うまでもないでしょう。

※英国陸軍SAS。サンドカラーのベレーが特徴。
このように1/6フィギュアでは、“着せ替えられる”利点を生かして、ミリタリー・プラモデルのように、自分で色々と調べ上げた上で、思いのまま自分の納得のいくまでカスタマイズしていけるんですね。
もちろん、適当にやってもなんら構いません(笑)。遊び方は人それぞれですから。

※画像は考証等を一切考慮してません(爆)
1/6フィギュアの面白みはミリタリーだけに留まりません。“着せ替えられる”ということは、着せる服を作ることができるということでもあります。ファクトリーメイドの衣装に留まらず、ご自身で衣装を作られているカスタマイザーが数多くいらっしゃいます。裁縫用ミシンが必須ツールなんじゃないかと思うくらい、被服のカスタマイズはベーシックでした。この趣味に手を出すと、手芸用品店はマイ・テリトリーになります(苦笑)。


※ドールショウ26出展作品より
また猛者になると、ご自身でヘッドのカスタムもなされていますね。サイズが手の平サイズに収まる関係なのか、造型やペイントがしやすいみたいですね。既存ヘッドのリペイントをされる方も少なくありませんでした。

※カスタムというほどではありませんが、プレーンのヘッドに彩色したオリジナルヘッドです
そこまで腕がなくてももちろん楽しめます。私が特にハマったのがドラマ作り、そして女性フィギュアの着せ替えでしたね。女性フィギュアというのは衣装を替えるだけでガラっと印象が変わるのです。

サンプルとして、アメリカ空軍管制官のサンディさんにご登場いただきましたが、制服姿(普段の管制業務はこれ)と、特殊任務で敵地に潜入して友軍航空機の管制業務に当たる野戦服姿とで、印象が違うでしょう? これに仕事が終わって、基地のPXで一杯----といった時に着るナイトドレスを組み合わせたら、もう最強なのであります(何が?;爆)。
1/6フィギュアにはこんな遊び方も出来るんですね。
もちろん男性フィギュアも負けてはいません。
普段野戦服に身を包む熊のような男も、

スーツを着れば、まるでタンゴダンサー(笑)。


工夫次第、アイディア次第でいろんな遊び方、楽しみ方が出来るところに最大の魅力があるのではないでしょうか。

更に次回はもっと踏み込んだ遊び方、楽しみ方をご紹介していきましょう。

お楽しみに!
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コメントの投稿
進め 行くぞ
実は私のブログもミリタリーフィギュア遊びからスタートしようとして、今では艶めかしいお姐さんばかりになってしまいました。
いろいろな楽しみ方がありますよね。
ただ私は不器用で衣装の手作りもヘッドのカスタムもできないのでそのあたりが返す返すも残念です。
ともあれ次回も期待しています。
いろいろな楽しみ方がありますよね。
ただ私は不器用で衣装の手作りもヘッドのカスタムもできないのでそのあたりが返す返すも残念です。
ともあれ次回も期待しています。
RE:進め 行くぞ
>黒江龍雄様
楽しみ方は、本当に人それぞれだと思います。
自分にあった楽しみ方を見つけて、それを堪能することが
大事な事じゃないかと思いますよ。
私のフィギュア遊びも、最初はドラマづくりでした。
(黒江さんや、GOROさん、他の皆さんのサイトが参考になりました)
結局1/6では挫折しましたが、その経験が、いまの1/12サイズに
生きていたりします
サイズを変えながらも、フィギュア趣味を続けてよかったと感じますね。
コメント、ありがとうございました!
楽しみ方は、本当に人それぞれだと思います。
自分にあった楽しみ方を見つけて、それを堪能することが
大事な事じゃないかと思いますよ。
私のフィギュア遊びも、最初はドラマづくりでした。
(黒江さんや、GOROさん、他の皆さんのサイトが参考になりました)
結局1/6では挫折しましたが、その経験が、いまの1/12サイズに
生きていたりします
サイズを変えながらも、フィギュア趣味を続けてよかったと感じますね。
コメント、ありがとうございました!