魅惑の1/6フィギュア(4)
1/12フィギュアとは異なる魅力を持った、1/6フィギュアの紹介をずっとしていましたが、前回、“さらに深い魅力について語っていきたい”と書きながら、間が随分開いてしまったために、何を書く予定だったかすっかり忘れてしまった今日この頃の あねさと です。
楽しみに待たれていた皆様、たいへん申し訳ありません。
ですが、この企画、もう少し続ける予定ですので、もうしばらくお付き合いくださいね。
とはいっても、書くネタを忘れてしまったので、過去の画像データをおさらいしたうえで、本日はこちら、

たびたび紹介していたオリジナル・フィギュアについて、語っていきたいと思います。
このフィギュアは、世界に二つとない、私だけが所有しているオリジナルフィギュア。私の手元にしか存在しないものなのです。
だって、私がつくったんだもん(笑)。
まあ、“つくった”といっても、市販のプレーンヘッド(彩色されていないヘッド)に、市販のボディを組み合わせただけなんですが、これにドールアイを組み込み、ヘアウィッグを被せ、目元と口元を彩色しただけの、お手軽なフィギュア。
というか、お手軽に出来るからこそ、“つくった”ともいえ、お手軽に出来るから“つくれた”ともいえるような存在。
ですが、そんなものでも“世界に一つしかない”フィギュアなんです。要するに“私だけのもの”なんです。
そもそもこのフィギュアをこしらえようとしたきっかけというのは、以前も書きましたが、
“これ(フィギュア)で漫画つくれば、絵を描くよりも早く簡単につくれるんじゃね?”と思い立ったことであり、その“漫画”の主人公に据えるためでした。
じつはこのキャラクター、明確なモデルがあったのですが、その“明確さ”が仇となり、それにふさわしい人形を見つけることが出来ずにいたんですね。一時は「ジェニー」にまで手を出しましたが、いやこれは却って拙い……(苦笑)。

ということで、泣く泣く(?)自作に走ったという経緯があります。
しかしながら、ちょうどドールアイ仕様のヘッドが市販されたこともあって、最大のネックであった“ヘッドの目を描く”という難関を乗り越えることができ、オリジナル・フィギュア“ミッズィー”は完成するわけです。
まあ、実際にはイメージしたモデルとはかけ離れてしまったのですが、これはこれで気に入ったこともあって、自分の中ではOKを出したというのが事実です(爆)。

1/6には、こういった模型制作的な技巧を施すことが出来る楽しみがあり、腕のある方は市販ヘッドの目鼻をリペイントするだけではなく、形状からつくり上げる方もいらっしゃいます。記事でも掲載したドールショウでご一緒させていただいた方々にも、そんな凄腕の方がいらっしゃって、まあ、尊敬の一言でした。普段のたたずまいが奥ゆかしい方だったので、なおさら(笑)。
さすがに、ヘッド丸々自作するというのはハードルが高いですが、この“ミッズイー”のように市販キットを上手に活用すれば、自分だけのオリジナル・フィギュアをつくることは夢ではありません。幸いなことに1/6サイズは、そのようなキット(ヘッド、ボディ、ハンドパーツ、アウトフィット、etc…)が豊富に存在しています。
ある程度の大きさがあるので、加工する事も、ディテールにこることも困難ではありません。同じことを1/12サイズでやろうとすると、なかなか難しいことでしょう。1/10とか1/8では素材を探すことすら困難ですし、1/18では小さすぎて拡大鏡必須です。
そういえば昔、1/35サイズのフィギュアを使った改造コンテストなるものがありましたが、あれはどう見てもたいへんに思います。あのコンテストにエントリーされていた方々はきっと凄腕のモデラーさんなんじゃないかと思いますね。
でも1/6ならサイズも大きいうえに、パーツも豊富ですから、私のように工作技術がなくても“世界に一体だけ”をつくり上げることが出来ます。それは世界に一つしかない“自分だけの”フィギュアなのです。

こうして生まれたフィギュアは、自分が作り上げた世界の主人公となり得るのです。「“あなただけ”の世界を生きる、“あなただけ”のフィギュアを主人公とした、“あなただけ”の物語」-------。
こう書くと、気持ちの悪い趣味に見えますが、では巷にあふれる小説や映画、漫画作品などと比べて、“あなただけ”の物語は何が違うというのでしょう-----?
“万人のため”、“(作者の)独りよがりではない”、などとあげつらうことは出来ますが、その根幹は何も変わらないはずです。
であるならば、人形趣味に耽溺することも悪くないと思いますよ。
ちなみに、何か一つのことを究めようとすると、その一つ以外にも色々と勉強しなくてはならないことがたくさん出てきます。そして数多くの先人から教えを請うこと、周りの人々から助力を得ることが大切になってきます。趣味ってバカに出来ないんですよ。

……とまあ、えらく脱線してしまいましたが、オリジナル・フィギュアをつくること------それは単なる楽しみ以上に得られる“何か”が存在する、そのことが伝われば、こんなに嬉しいことはありません。
楽しみに待たれていた皆様、たいへん申し訳ありません。
ですが、この企画、もう少し続ける予定ですので、もうしばらくお付き合いくださいね。
とはいっても、書くネタを忘れてしまったので、過去の画像データをおさらいしたうえで、本日はこちら、

たびたび紹介していたオリジナル・フィギュアについて、語っていきたいと思います。
このフィギュアは、世界に二つとない、私だけが所有しているオリジナルフィギュア。私の手元にしか存在しないものなのです。
だって、私がつくったんだもん(笑)。
まあ、“つくった”といっても、市販のプレーンヘッド(彩色されていないヘッド)に、市販のボディを組み合わせただけなんですが、これにドールアイを組み込み、ヘアウィッグを被せ、目元と口元を彩色しただけの、お手軽なフィギュア。
というか、お手軽に出来るからこそ、“つくった”ともいえ、お手軽に出来るから“つくれた”ともいえるような存在。
ですが、そんなものでも“世界に一つしかない”フィギュアなんです。要するに“私だけのもの”なんです。
そもそもこのフィギュアをこしらえようとしたきっかけというのは、以前も書きましたが、
“これ(フィギュア)で漫画つくれば、絵を描くよりも早く簡単につくれるんじゃね?”と思い立ったことであり、その“漫画”の主人公に据えるためでした。
じつはこのキャラクター、明確なモデルがあったのですが、その“明確さ”が仇となり、それにふさわしい人形を見つけることが出来ずにいたんですね。一時は「ジェニー」にまで手を出しましたが、いやこれは却って拙い……(苦笑)。

ということで、泣く泣く(?)自作に走ったという経緯があります。
しかしながら、ちょうどドールアイ仕様のヘッドが市販されたこともあって、最大のネックであった“ヘッドの目を描く”という難関を乗り越えることができ、オリジナル・フィギュア“ミッズィー”は完成するわけです。
まあ、実際にはイメージしたモデルとはかけ離れてしまったのですが、これはこれで気に入ったこともあって、自分の中ではOKを出したというのが事実です(爆)。

1/6には、こういった模型制作的な技巧を施すことが出来る楽しみがあり、腕のある方は市販ヘッドの目鼻をリペイントするだけではなく、形状からつくり上げる方もいらっしゃいます。記事でも掲載したドールショウでご一緒させていただいた方々にも、そんな凄腕の方がいらっしゃって、まあ、尊敬の一言でした。普段のたたずまいが奥ゆかしい方だったので、なおさら(笑)。
さすがに、ヘッド丸々自作するというのはハードルが高いですが、この“ミッズイー”のように市販キットを上手に活用すれば、自分だけのオリジナル・フィギュアをつくることは夢ではありません。幸いなことに1/6サイズは、そのようなキット(ヘッド、ボディ、ハンドパーツ、アウトフィット、etc…)が豊富に存在しています。
ある程度の大きさがあるので、加工する事も、ディテールにこることも困難ではありません。同じことを1/12サイズでやろうとすると、なかなか難しいことでしょう。1/10とか1/8では素材を探すことすら困難ですし、1/18では小さすぎて拡大鏡必須です。
そういえば昔、1/35サイズのフィギュアを使った改造コンテストなるものがありましたが、あれはどう見てもたいへんに思います。あのコンテストにエントリーされていた方々はきっと凄腕のモデラーさんなんじゃないかと思いますね。
でも1/6ならサイズも大きいうえに、パーツも豊富ですから、私のように工作技術がなくても“世界に一体だけ”をつくり上げることが出来ます。それは世界に一つしかない“自分だけの”フィギュアなのです。

こうして生まれたフィギュアは、自分が作り上げた世界の主人公となり得るのです。「“あなただけ”の世界を生きる、“あなただけ”のフィギュアを主人公とした、“あなただけ”の物語」-------。
こう書くと、気持ちの悪い趣味に見えますが、では巷にあふれる小説や映画、漫画作品などと比べて、“あなただけ”の物語は何が違うというのでしょう-----?
“万人のため”、“(作者の)独りよがりではない”、などとあげつらうことは出来ますが、その根幹は何も変わらないはずです。
であるならば、人形趣味に耽溺することも悪くないと思いますよ。
ちなみに、何か一つのことを究めようとすると、その一つ以外にも色々と勉強しなくてはならないことがたくさん出てきます。そして数多くの先人から教えを請うこと、周りの人々から助力を得ることが大切になってきます。趣味ってバカに出来ないんですよ。

……とまあ、えらく脱線してしまいましたが、オリジナル・フィギュアをつくること------それは単なる楽しみ以上に得られる“何か”が存在する、そのことが伝われば、こんなに嬉しいことはありません。
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