“迷宮”メイキング(11)~光を伴い、出現(その2)
今回は、前回に引き続き、光に包まれて現れる謎の騎士(セイバー)のもう一つのシーンのメイキングを紹介します。

先日公開したばかりの第12話、P1の最後のコマのシーンですが、前回紹介したものより光量が下がり、顔がはっきりと見える、という違いがあります。
ですが、作業の基本は前回と同じです。
最初にセイバーを逆光で撮影し、切り抜きます。


同様に露出の違うもの(明るめのもの)を撮影し、切り抜きます。


今回のポイントは、上に重ねるレイヤーは明るめのものを使うことです。

重ねたもの
当然ながら、上に置いたレイヤーは境界をマスクして明度差を強調します。

マスクをかけたところ

今回は多少多めに使用してます。
準備が出来たところで、画面を広げ、白バックを敷きます。

前回同様、レイヤーを重ね、オブジェクトの端を白で塗りつぶしていきます。

このレイヤーを“オーバーレイ”に設定。

前回は3枚重ねましたが、今回は1枚で充分でした。
調整レイヤーを使って、明暗差を整えていきます。

背景の色(緑)の被りを補正するため、補色を乗せて打ち消します。

前回と同じく背景を、同じ設定で重ねていきます。

が、オブジェクトの調整レイヤーの補正により、背景が白飛びしてしまいました。ですので、オブジェクトのレイヤーセットにマスクをかけて背景の白飛びを抑えていきます。

オブジェクトのレイヤーセットにマスクをかけて、BGの白飛びを抑えます

調整後
足元の回折光が不足しましたので、足していきます。

完成

似たようなシチュエーションですが、仕上がりイメージが変わると、それに伴いレイヤーなどの調整値が変更になるので、機械的に作業するわけにはいきません。
しかし……眩い光に包まれ、降臨するセイバーさんは、凛々しくて魅力的ですね!!
これからの話中でどのような活躍をするのか、目が離せません!
以上、フィギュア漫画「Final Labyrinth~涼宮ハルヒの迷宮(仮題)」第12話、P1最後のコマのシーン作成に関するメイキング記事でした。
また機会がありましたら、フィギュア漫画のメイキングをご紹介します。楽しみにしてくださいね!

先日公開したばかりの第12話、P1の最後のコマのシーンですが、前回紹介したものより光量が下がり、顔がはっきりと見える、という違いがあります。
ですが、作業の基本は前回と同じです。
最初にセイバーを逆光で撮影し、切り抜きます。


同様に露出の違うもの(明るめのもの)を撮影し、切り抜きます。


今回のポイントは、上に重ねるレイヤーは明るめのものを使うことです。

重ねたもの
当然ながら、上に置いたレイヤーは境界をマスクして明度差を強調します。

マスクをかけたところ

今回は多少多めに使用してます。
準備が出来たところで、画面を広げ、白バックを敷きます。

前回同様、レイヤーを重ね、オブジェクトの端を白で塗りつぶしていきます。

このレイヤーを“オーバーレイ”に設定。

前回は3枚重ねましたが、今回は1枚で充分でした。
調整レイヤーを使って、明暗差を整えていきます。

背景の色(緑)の被りを補正するため、補色を乗せて打ち消します。

前回と同じく背景を、同じ設定で重ねていきます。

が、オブジェクトの調整レイヤーの補正により、背景が白飛びしてしまいました。ですので、オブジェクトのレイヤーセットにマスクをかけて背景の白飛びを抑えていきます。

オブジェクトのレイヤーセットにマスクをかけて、BGの白飛びを抑えます

調整後
足元の回折光が不足しましたので、足していきます。

完成

似たようなシチュエーションですが、仕上がりイメージが変わると、それに伴いレイヤーなどの調整値が変更になるので、機械的に作業するわけにはいきません。
しかし……眩い光に包まれ、降臨するセイバーさんは、凛々しくて魅力的ですね!!
これからの話中でどのような活躍をするのか、目が離せません!
以上、フィギュア漫画「Final Labyrinth~涼宮ハルヒの迷宮(仮題)」第12話、P1最後のコマのシーン作成に関するメイキング記事でした。
また機会がありましたら、フィギュア漫画のメイキングをご紹介します。楽しみにしてくださいね!
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