PC18号機がやってきた(1)~Diginnos DG-STK1B
……というわけで(?)、スティックPCが我が家の18号機としてやってきました。

本日は、このスティックPCこと、Diginnos Stick DG-STK1Bを紹介していきましょう!

本日は、このスティックPCこと、Diginnos Stick DG-STK1Bを紹介していきましょう!
このスティックPCは、PCショップ「ドスパラ(旧名:DOS/Vパラダイス)」の運営や「Diginnos」ブランドのパソコンの販売を手がけている、株式会社サードウェーブより発売された製品。
同社のスティックPCは、すでに3世代目(DG-STK3及びDG-STK4)が流通しているわけですが、私が手に入れたのは2世代前の旧モデル。
何故に現行モデルではなく、旧製品を手に入れたのかは後述するとして、早速外観を見ていきましょう!
化粧箱


このような、PCとは思えないような綺麗な箱に梱包されてしました。

化粧箱の中も、このようにPCが綺麗に収められています。
内容物

簡易説明書、HDMI延長ケーブル、スティックPC本体、USB3.0対応変換ケーブル(ミニA-A)、ACアダプタ、USB給電ケーブル(ミニA-A)
いたってシンプルな内容です。
大きさ比較

左から、USBメモリ、SDカード、スティックPC、携帯電話(docomo P-07B)
USBメモリよりは大きく、ガラケーよりは(一回り)小さいといったところ。この大きさのものを“スティック”と呼ぶには疑問を禁じえないところではありますが、従来のPCのイメージからすれば、はるかに小さなPCであるということはご理解いただけるかと思います。
厚さ比較

携帯電話(上)と比較して、スティックPC(下)がかなり薄いということが判ります。
このモデルは丸みを帯びていますので、実際にはもっと薄く感じます。

正面(上面)の突起は、HDMIコネクタ。この部分をモニタやTVのHDMI端子に接続して使用します。

なお、我が家にはHDMI端子を持つデバイスがリビングにしかありませんので、HDMI-DVI変換アダプタを別途購入し、これを介して机上のモニタに接続しています。


ただしこの場合、音声を聴取できなくなりますので要注意。USB接続のサウンドデバイスが別途必要になります。
※音声端子をもつ変換アダプタも存在するようです。
本体上面

このモデルは金属製ボディであることが特徴の一つで、スティックPCのネックである“放熱性”に配慮された設計になっています。
左側面

上から、電源ボタン、給電用USB端子、USB端子(USB3.0対応)。電源は付属のUSBケーブルを介しての供給となり、付属のACアダプタの他、モバイルバッテリへの対応も視野に入っています。
※モバイルバッテリを使用する場合は、電源の出力電圧/電流の値を確認してください。
背面

上/底面には放熱用のスリットが設けられています。これは単純な穴というわけではなく、メッシュが貼られているようです。
ただ、この放熱用スリット(と金属性ボディ)だけで十分に排熱が出来るかというと……。
右側面

上から、USBポート(USB3.0対応、ミニAタイプ)、マイクロSDカードスロット。
DiginnosブランドのスティックPCの最大の特徴は、USBポートが2つ設けられていることで、(給電用を除く)、これが他社製品(USBポートが一つしかない製品がほとんど)に対するアドバンテージの一つです。
付属コードを接続して

本体そのものは手のひらに乗るほど小さいのですが、各種ケーブルを繋ぐとそれなりにスペースが必要になります。(それでも普通のPCに比べればはるかに省スペースですが)。
ケーブルものたうち回るので、スマートとは言いがたいですね。
後述する予定ですが、バッテリを内蔵していない関係上、どうしてもケーブルが本体にぶら下がる形になりますので、モバイル用途には向かないという感慨が残ります。
確かに持ち歩くには気にならない大きさ/重さですが、モニタは別に必要ですし、(タッチ非対応であれば他にキーボード&マウスも必要)、短いとはいえケーブルの引き回すのは結構煩雑に感じるものです。(実体験あり)。またそれらの紛失も心配しなくてはなりませんから、モバイル用途としては“使えないこともないが実用的とは言い難い”という感想を持ちました。
実際の使用感等については、後日詳しくレポートすることにしましょう。
最後に軽く、スペックを紹介しておきましょう。
CPU:インテル Atom Z3735F (クワッドコア/1.33GHz/2次キャッシュ2MB)
内臓メモリ:DDR3 SDRAM(2GB)※増設不可
内臓ストレージ:eMMC 32GB ※換装不可
ネットワーク:無線(IEEE802.11b/g/n、Bluetooth4.0)
サイズ:110mm(幅)×38mm(奥行)×14.5mm(高さ) ※製品を寝かせた場合(電源ボタン含まず)
CPUや内蔵メモリ、ストレージについては、他社製品はもちろん、Diginnos製スティックPCの現行品と比べてもそう大差はありません。
スティックPCを選ぶ際して私が重視したのは、値段の安さではなく実用性でした。
購入前にいろいろと調査したのですが、スティックPCの運用で一番ネックとなっていたのは熱問題と拡張性の二つでした。
前者の放熱性に関しては結構頭の痛い問題で、皆さんいろいろと工夫はされているようですが、結局のところ、ファン内蔵モデルを買うか、ファンレスモデルの場合、ヒートシンクと外部排熱ファンを取り付けることで凌いでいるようです。
とにかくできるだけ排熱性の高い製品を買わなければならず、ファンレスモデルを購入するならば、樹脂製よりも金属性ボディの方が有用と考えました。
一方、拡張性の少なさについてはUSBハブの接続で事足りるわけですが、要はここがスティックPCの盲点でして、初回のセッティングには必ず(有線式もしくは非Bluetoothタイプの無線)キーボード&マウスが必要なわけで、つまり必ず1回はUSBデバイスを二つ使用しなければならない……。
USBポートが一つしかない製品の場合、上記のUSBハブは必需品となるわけですが、USBポートをもう一つ備えるDiginnosであれば、USBハブは必ずしも必要とはならない-------。
これが最終的に決め手となりました。
※実際には早々にセルフパワー式USBハブを接続して運用しています。
そして幸運なことにちょうど出物があり、運良く当該機を入手することが出来たわけです。
こうしてやってきたPC18号機ですが、はたしてその実際の使い心地はどんな感じなのでしょうか?

次回より詳しく迫っていきたいと思います。お楽しみに!
同社のスティックPCは、すでに3世代目(DG-STK3及びDG-STK4)が流通しているわけですが、私が手に入れたのは2世代前の旧モデル。
何故に現行モデルではなく、旧製品を手に入れたのかは後述するとして、早速外観を見ていきましょう!
化粧箱


このような、PCとは思えないような綺麗な箱に梱包されてしました。

化粧箱の中も、このようにPCが綺麗に収められています。
内容物

簡易説明書、HDMI延長ケーブル、スティックPC本体、USB3.0対応変換ケーブル(ミニA-A)、ACアダプタ、USB給電ケーブル(ミニA-A)
いたってシンプルな内容です。
大きさ比較

左から、USBメモリ、SDカード、スティックPC、携帯電話(docomo P-07B)
USBメモリよりは大きく、ガラケーよりは(一回り)小さいといったところ。この大きさのものを“スティック”と呼ぶには疑問を禁じえないところではありますが、従来のPCのイメージからすれば、はるかに小さなPCであるということはご理解いただけるかと思います。
厚さ比較

携帯電話(上)と比較して、スティックPC(下)がかなり薄いということが判ります。
このモデルは丸みを帯びていますので、実際にはもっと薄く感じます。

正面(上面)の突起は、HDMIコネクタ。この部分をモニタやTVのHDMI端子に接続して使用します。

なお、我が家にはHDMI端子を持つデバイスがリビングにしかありませんので、HDMI-DVI変換アダプタを別途購入し、これを介して机上のモニタに接続しています。


ただしこの場合、音声を聴取できなくなりますので要注意。USB接続のサウンドデバイスが別途必要になります。
※音声端子をもつ変換アダプタも存在するようです。
本体上面

このモデルは金属製ボディであることが特徴の一つで、スティックPCのネックである“放熱性”に配慮された設計になっています。
左側面

上から、電源ボタン、給電用USB端子、USB端子(USB3.0対応)。電源は付属のUSBケーブルを介しての供給となり、付属のACアダプタの他、モバイルバッテリへの対応も視野に入っています。
※モバイルバッテリを使用する場合は、電源の出力電圧/電流の値を確認してください。
背面

上/底面には放熱用のスリットが設けられています。これは単純な穴というわけではなく、メッシュが貼られているようです。
ただ、この放熱用スリット(と金属性ボディ)だけで十分に排熱が出来るかというと……。
右側面

上から、USBポート(USB3.0対応、ミニAタイプ)、マイクロSDカードスロット。
DiginnosブランドのスティックPCの最大の特徴は、USBポートが2つ設けられていることで、(給電用を除く)、これが他社製品(USBポートが一つしかない製品がほとんど)に対するアドバンテージの一つです。
付属コードを接続して

本体そのものは手のひらに乗るほど小さいのですが、各種ケーブルを繋ぐとそれなりにスペースが必要になります。(それでも普通のPCに比べればはるかに省スペースですが)。
ケーブルものたうち回るので、スマートとは言いがたいですね。
後述する予定ですが、バッテリを内蔵していない関係上、どうしてもケーブルが本体にぶら下がる形になりますので、モバイル用途には向かないという感慨が残ります。
確かに持ち歩くには気にならない大きさ/重さですが、モニタは別に必要ですし、(タッチ非対応であれば他にキーボード&マウスも必要)、短いとはいえケーブルの引き回すのは結構煩雑に感じるものです。(実体験あり)。またそれらの紛失も心配しなくてはなりませんから、モバイル用途としては“使えないこともないが実用的とは言い難い”という感想を持ちました。
実際の使用感等については、後日詳しくレポートすることにしましょう。
最後に軽く、スペックを紹介しておきましょう。
CPU:インテル Atom Z3735F (クワッドコア/1.33GHz/2次キャッシュ2MB)
内臓メモリ:DDR3 SDRAM(2GB)※増設不可
内臓ストレージ:eMMC 32GB ※換装不可
ネットワーク:無線(IEEE802.11b/g/n、Bluetooth4.0)
サイズ:110mm(幅)×38mm(奥行)×14.5mm(高さ) ※製品を寝かせた場合(電源ボタン含まず)
CPUや内蔵メモリ、ストレージについては、他社製品はもちろん、Diginnos製スティックPCの現行品と比べてもそう大差はありません。
スティックPCを選ぶ際して私が重視したのは、値段の安さではなく実用性でした。
購入前にいろいろと調査したのですが、スティックPCの運用で一番ネックとなっていたのは熱問題と拡張性の二つでした。
前者の放熱性に関しては結構頭の痛い問題で、皆さんいろいろと工夫はされているようですが、結局のところ、ファン内蔵モデルを買うか、ファンレスモデルの場合、ヒートシンクと外部排熱ファンを取り付けることで凌いでいるようです。
とにかくできるだけ排熱性の高い製品を買わなければならず、ファンレスモデルを購入するならば、樹脂製よりも金属性ボディの方が有用と考えました。
一方、拡張性の少なさについてはUSBハブの接続で事足りるわけですが、要はここがスティックPCの盲点でして、初回のセッティングには必ず(有線式もしくは非Bluetoothタイプの無線)キーボード&マウスが必要なわけで、つまり必ず1回はUSBデバイスを二つ使用しなければならない……。
USBポートが一つしかない製品の場合、上記のUSBハブは必需品となるわけですが、USBポートをもう一つ備えるDiginnosであれば、USBハブは必ずしも必要とはならない-------。
これが最終的に決め手となりました。
※実際には早々にセルフパワー式USBハブを接続して運用しています。
そして幸運なことにちょうど出物があり、運良く当該機を入手することが出来たわけです。
こうしてやってきたPC18号機ですが、はたしてその実際の使い心地はどんな感じなのでしょうか?

次回より詳しく迫っていきたいと思います。お楽しみに!
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