PC18号機がやってきた(3)~スティックPCを使ってみよう
PC18号機として我が家にやってきたスティックPC Diginnos Stick DG-STK1B。

今回もまた、スティックPCの記事をお送りしたいと思います。
前回は主にハードウエアに関する記事でしたが、今回はソフトウェア--------実際に使ってみての話題をお送りすることにしましょう。
ということで、スイッチON!
スティックPC多くは、OSにWindows8.1bingoもしくはWindows10がバンドルされていますので、買ってきてすぐに最新のテクノロジーにあずかることができます。
が……。

なんじゃ、この使いにくいOSは!
私が手にしたDiginnos Stick DG-STK1BはWindows10がプリインストールされているのですが、開口一発はこれでした(爆)。
まったくもう、マイクロソフトはポリシーがないからUIがいつも滅茶苦茶で……。
まあ、いまは慣れましたけど、初めて使う方は気をつけてください(笑)。
そんなどうでもいい前振りはこの辺にしておきましょう。
スティックPCの多くは内蔵ストレージに換装ができないeMMcを採用しており、その容量も決して多くはありません。
Diginnos Stick DG-STK1Bも32GBと、現在主流のPCのそれに比べるとたいへん小さな容量といえるでしょう。そしてここにWindows10(と、そのリカバリデータ)が納められていますので、空き容量は10~12GB程度しか残されてません。
Windowsとしては最後のバージョンになる(と宣言されている)Windows10は、これから数多くのアップデートが重ねられるであろうということを鑑みれば、この残された領域を使ってしまうことは良策とはいえません。
そのためスティックPCでは、外部ストレージを使うことを前提とした設計がなされています。
Diginnos Stick DG-STK1Bでも、microSDカード用のスロットが設けられており、ここにmicroSDカードを装着し、外部ストレージとして利用することが出来るようになっています。
スティックPCユーザーはここを大いに活用するといいでしょう。
最近は大容量のmicroSDカードも出てきてますので、余程大きなデータを扱わない限り、容量に困るようなことはないと思います。
ただし(eMMcもそうですが)、SDカードには書き込み上限がありますので、頻繁にデータを書き換えるような使い方には向きません。経験上、一日100件前後の電子メールの送受信くらいでは何でもありませんが、Cookieを頻繁に書き換えるポイントサイトやショッピングサイトを閲覧するようなケースですと、寿命が短くなる可能性があります。
このような場合は、外付けHDDを利用する方がいいでしょう。
なお前述の運用形態からして、ソフトウェアはインストーラを使用しないタイプか、もしくはポータブルソフトを利用するのが望ましいでしょう。

PortableAppsは、ポータブルソフトの代表的なソフトウェア/ランチャーで、多くのブラウザ、メーラー、オフィスソフトがこれに対応しています。また前述したインストーラを使用しないソフトなども、このランチャーに登録して使用することができますので、たいへん便利で、個人的にお奨めです。
そんなスティックPCを、では一体どのように活用すればいいのでしょうか?
その検討に際して、ポイントは二つあります。
まず一つ、スティックPCは主記憶容量2GB(一部4GBモデルあり)の32bitPCであること。
このスペックを見て、静止画や動画の編集をしようと思う人はまずいないでしょう。
もちろん出来ないわけではありませんが、快適に使うとなると古いソフトを利用することになるでしょう。でもそのような使い方に意味があるでしょうか?
ちょっとお奨めできませんよね?(私のような好き者であればで別かもしれませんが;苦笑)。
そしてもう一つ、スティックPCの多くはファンレスであること。
これは長時間大きな負荷が掛かる作業には向かないことを意味します。
つまり、ゲームや長時間の動画視聴といった用途には向いてません。
実際に「ドラゴンクエスト・モンスターパレード」など、二、三のブラウザゲームをやってみましたが、プレイ中見る見るうちに遅くなり、けっこうストレスが溜まりました(苦笑)。
正直言って、スティックPCで“モンパレ”を(もう一度)やりたいとは思いませんね。
ただ全てのゲーム(ブラウザゲーム)がダメかというと、そんなことはなく、三年位前にサービスを開始したようなブラウザゲームであれば、多少モタつきはありますが、普通に遊ぶことは出来ます。
また動画視聴もサイズが大きくなければ問題ありません。
現実的な話として、静止画/動画の編集・視聴およびゲームを嗜むような人はそれ相応のPCを持っているはずで、そのような作業をするのであれば、それ用にチューニングされたPCを使っていることでしょう。
そういった人が、作業中にちょっとした調べものだったり、メールの送受信だったり、ブログの原稿を書いて更新したり(笑)する目的に使うのが、スティックPCの(個人での)正しい使い方なんじゃないかなと思います。もしくはリビングや寝室でネットサーフィンや、画像の閲覧、etc…。
もちろん、ちゃんとしたPCですから、応用次第で如何様にも使えるコンピュータでもあります。
ただ、普通のPC比べて“クセ”が強い製品ですから、使用する人や環境、用途を選ぶ傾向はあると感じますね。
我が家に来て約一月、色々と面白いPCだと思いますが、かといって万人にはお奨めしかねる、個人利用としては、ある意味(私のような)廃人向けのPCだなと思いました。
スティックPCに関しては今後もレポートを続ける予定です。懸案である熱対策とか、長期に渡って使用しないと判らないであろう事柄など、折に触れて執筆/掲載していく予定です。
お楽しみに!

今回もまた、スティックPCの記事をお送りしたいと思います。
前回は主にハードウエアに関する記事でしたが、今回はソフトウェア--------実際に使ってみての話題をお送りすることにしましょう。
ということで、スイッチON!
スティックPC多くは、OSにWindows8.1bingoもしくはWindows10がバンドルされていますので、買ってきてすぐに最新のテクノロジーにあずかることができます。
が……。

なんじゃ、この使いにくいOSは!
私が手にしたDiginnos Stick DG-STK1BはWindows10がプリインストールされているのですが、開口一発はこれでした(爆)。
まったくもう、マイクロソフトはポリシーがないからUIがいつも滅茶苦茶で……。
まあ、いまは慣れましたけど、初めて使う方は気をつけてください(笑)。
そんなどうでもいい前振りはこの辺にしておきましょう。
スティックPCの多くは内蔵ストレージに換装ができないeMMcを採用しており、その容量も決して多くはありません。
Diginnos Stick DG-STK1Bも32GBと、現在主流のPCのそれに比べるとたいへん小さな容量といえるでしょう。そしてここにWindows10(と、そのリカバリデータ)が納められていますので、空き容量は10~12GB程度しか残されてません。
Windowsとしては最後のバージョンになる(と宣言されている)Windows10は、これから数多くのアップデートが重ねられるであろうということを鑑みれば、この残された領域を使ってしまうことは良策とはいえません。
そのためスティックPCでは、外部ストレージを使うことを前提とした設計がなされています。
Diginnos Stick DG-STK1Bでも、microSDカード用のスロットが設けられており、ここにmicroSDカードを装着し、外部ストレージとして利用することが出来るようになっています。
スティックPCユーザーはここを大いに活用するといいでしょう。
最近は大容量のmicroSDカードも出てきてますので、余程大きなデータを扱わない限り、容量に困るようなことはないと思います。
ただし(eMMcもそうですが)、SDカードには書き込み上限がありますので、頻繁にデータを書き換えるような使い方には向きません。経験上、一日100件前後の電子メールの送受信くらいでは何でもありませんが、Cookieを頻繁に書き換えるポイントサイトやショッピングサイトを閲覧するようなケースですと、寿命が短くなる可能性があります。
このような場合は、外付けHDDを利用する方がいいでしょう。
なお前述の運用形態からして、ソフトウェアはインストーラを使用しないタイプか、もしくはポータブルソフトを利用するのが望ましいでしょう。

PortableAppsは、ポータブルソフトの代表的なソフトウェア/ランチャーで、多くのブラウザ、メーラー、オフィスソフトがこれに対応しています。また前述したインストーラを使用しないソフトなども、このランチャーに登録して使用することができますので、たいへん便利で、個人的にお奨めです。
そんなスティックPCを、では一体どのように活用すればいいのでしょうか?
その検討に際して、ポイントは二つあります。
まず一つ、スティックPCは主記憶容量2GB(一部4GBモデルあり)の32bitPCであること。
このスペックを見て、静止画や動画の編集をしようと思う人はまずいないでしょう。
もちろん出来ないわけではありませんが、快適に使うとなると古いソフトを利用することになるでしょう。でもそのような使い方に意味があるでしょうか?
ちょっとお奨めできませんよね?(私のような好き者であればで別かもしれませんが;苦笑)。
そしてもう一つ、スティックPCの多くはファンレスであること。
これは長時間大きな負荷が掛かる作業には向かないことを意味します。
つまり、ゲームや長時間の動画視聴といった用途には向いてません。
実際に「ドラゴンクエスト・モンスターパレード」など、二、三のブラウザゲームをやってみましたが、プレイ中見る見るうちに遅くなり、けっこうストレスが溜まりました(苦笑)。
正直言って、スティックPCで“モンパレ”を(もう一度)やりたいとは思いませんね。
ただ全てのゲーム(ブラウザゲーム)がダメかというと、そんなことはなく、三年位前にサービスを開始したようなブラウザゲームであれば、多少モタつきはありますが、普通に遊ぶことは出来ます。
また動画視聴もサイズが大きくなければ問題ありません。
現実的な話として、静止画/動画の編集・視聴およびゲームを嗜むような人はそれ相応のPCを持っているはずで、そのような作業をするのであれば、それ用にチューニングされたPCを使っていることでしょう。
そういった人が、作業中にちょっとした調べものだったり、メールの送受信だったり、ブログの原稿を書いて更新したり(笑)する目的に使うのが、スティックPCの(個人での)正しい使い方なんじゃないかなと思います。もしくはリビングや寝室でネットサーフィンや、画像の閲覧、etc…。
もちろん、ちゃんとしたPCですから、応用次第で如何様にも使えるコンピュータでもあります。
ただ、普通のPC比べて“クセ”が強い製品ですから、使用する人や環境、用途を選ぶ傾向はあると感じますね。
我が家に来て約一月、色々と面白いPCだと思いますが、かといって万人にはお奨めしかねる、個人利用としては、ある意味(私のような)廃人向けのPCだなと思いました。
スティックPCに関しては今後もレポートを続ける予定です。懸案である熱対策とか、長期に渡って使用しないと判らないであろう事柄など、折に触れて執筆/掲載していく予定です。
お楽しみに!
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