4号機の思い出
いつの間にか増えに増えまくった我が家のPCたちですが、その中でも最も忘れられないというか、忘れてはいけない-------、忘れるも何もいまだ現役にいるマシンについて、お話しすることにしましょう。

4号機:Power Macintosh G3 350 Zip(画像中央の青いPC)
我が家にいまだ君臨し続けている4号機こと、Power Macintosh G3 350 Zipがやってきたのは、1998年のこと。今でもお世話になっている先輩ライター:Sさんの一言「新しいMac、見た?」------たしか、こんな言葉だったような気がするけれど、それがきっかけ。
あの当時はまだインターネットによる情報発信が一般的ではなかったのですが、当時からAppleはいち早く新製品情報をネットを使って公開していた------ような気がする(爆)。
いやもう、さすがに20年近く前のことだから、あんまり覚えてないんだよね(苦笑)。
で、その言葉を受けた後、家に戻って確認して…………、あ、いいな、これ! と思った記憶がある。だって、発売当日に、当時の住まいから歩いて30分の距離にあるPCショップに、台車の入ったリュックを背負って買いにいったんだから!(笑)。
当時我が家には、すでに1号機としてPower Macintosh 8100/100VCがあったとはいえ、4年落ちで256MBしかメモリを搭載できない当機は、グラフィックマシンとして活躍するには厳しい状況になってきていた。ほかのマシンはi386のThinkPad220だったり、ヨドバシカメラで2,000円で買ったリースアップのi486のCompaq DESKPROだったから、1号機の後継となるグラフィックマシンは遅かれ早かれ必要だったのだ。
それに当時勤めていた会社ですでにPowerPC G3のパワーに魅せられていたからね。
そんなわけで、発売と同時にPCショップ(今はなきT-ZONE)に足を運び、現物を見て早速商談。ローンも通り、無事にお迎えとなったんだけど、店員さんから発送どうします? と聞かれて、リュックから台車を取り出した瞬間、“なんだ、アキバの達人じゃないですか!”と言われたのを今でもはっきりと覚えている(苦笑)。
ま、当時はまだクルマを持ってなかったし、一時でも早くMacに触れたかったからね。
そんなわけで台車にくくりつけテクテク歩いて帰ってきました。さすがに家路は遠かったなぁ~(苦笑)。
で、箱を開けて本体を取り出し、最初にやったことといえば、“ポリタンク”とさえ言われた筐体のハンドルを引っ張り、ロジックボードを眺めること(爆)。
そう、このMacの最大の特徴は内部に容易にアクセスできる、その筐体デザインだったのだ!

ハンドルを引っ張ると、ドアが開き、内部にアクセスできる。このタイプの筐体は長らく受け継がれたほか、以降のPC/AT機用ケースにも大きな影響を与えた。
まあ、そんな感じで我が家にやってきた4号機だが、これ以降、メインのグラフィックマシンとして長い現役生活を送ることになるのである。というか、当Blogをはじめ、本家サイト、掲載のイラスト、Pixiv等への投稿のイラスト、個人で請け負った仕事(イラスト、WEBサイトの制作等)、ほとんどすべてのクリエイティブワークがこのマシンによって生み出されたのだ! 日進月歩のPCの世界にあって、これだけ長期にわたって第一線で活躍するPCというのも、決して多くはないだろう。
もちろん、買ってきた“吊るし”の状態でずっと使っていたわけではなく、HDDは何度も交換/換装/追加し、メモリも最大容量(1GB)まで増設、グラフィックボードも増設し、デュアルモニタで使用。ペンタブレットやDVDドライブも接続し、可能な限りの強化を施してもいる。(途中、ロジックボードに不具合があったので、それも交換したりなどしている)。

この機種はUSBとIEEE1394ポートを搭載していたが、上位機種を除いてそれまでMacで標準装備だったSCSIは配されている。そのためサードパーティからSCSI-USB変換器なる珍商品も発売されていた……のだが、まったくといっていいほど使い物にならず、画像のAdaptec者の商品も早々に販売を中止したのだった……。
そしてこのマシンと相性のいいアプリケーションソフトに恵まれたこともあって、長期にわたって、カタログスペックからでは想像できないほどの活躍してきたのだった。
そんな4号機も、今年のイラスト制作作業で老朽化を感じさせるケースがしばしばあった。
来年で20年だからね……。そろそろ休ませてあげようか……。
そう思い、先日後継機種の選定/導入を試みたんですがね。
20年間に蓄積されたノウハウや安定度、作業環境の充実度は一夕一朝には取って代われるものではなく……。
もうしばらく、4号機の現役生活は続きそうです(爆)。
ま、あれだ、スキャナが後継機に未対応だったのは盲点だったな。それと導入予定のペンタブレットがMac OS 9でも使えたりなんかすると、まだまだコレ、いけるんじゃないか、と(笑)。

4号機:Power Macintosh G3 350 Zip(画像中央の青いPC)
我が家にいまだ君臨し続けている4号機こと、Power Macintosh G3 350 Zipがやってきたのは、1998年のこと。今でもお世話になっている先輩ライター:Sさんの一言「新しいMac、見た?」------たしか、こんな言葉だったような気がするけれど、それがきっかけ。
あの当時はまだインターネットによる情報発信が一般的ではなかったのですが、当時からAppleはいち早く新製品情報をネットを使って公開していた------ような気がする(爆)。
いやもう、さすがに20年近く前のことだから、あんまり覚えてないんだよね(苦笑)。
で、その言葉を受けた後、家に戻って確認して…………、あ、いいな、これ! と思った記憶がある。だって、発売当日に、当時の住まいから歩いて30分の距離にあるPCショップに、台車の入ったリュックを背負って買いにいったんだから!(笑)。
当時我が家には、すでに1号機としてPower Macintosh 8100/100VCがあったとはいえ、4年落ちで256MBしかメモリを搭載できない当機は、グラフィックマシンとして活躍するには厳しい状況になってきていた。ほかのマシンはi386のThinkPad220だったり、ヨドバシカメラで2,000円で買ったリースアップのi486のCompaq DESKPROだったから、1号機の後継となるグラフィックマシンは遅かれ早かれ必要だったのだ。
それに当時勤めていた会社ですでにPowerPC G3のパワーに魅せられていたからね。
そんなわけで、発売と同時にPCショップ(今はなきT-ZONE)に足を運び、現物を見て早速商談。ローンも通り、無事にお迎えとなったんだけど、店員さんから発送どうします? と聞かれて、リュックから台車を取り出した瞬間、“なんだ、アキバの達人じゃないですか!”と言われたのを今でもはっきりと覚えている(苦笑)。
ま、当時はまだクルマを持ってなかったし、一時でも早くMacに触れたかったからね。
そんなわけで台車にくくりつけテクテク歩いて帰ってきました。さすがに家路は遠かったなぁ~(苦笑)。
で、箱を開けて本体を取り出し、最初にやったことといえば、“ポリタンク”とさえ言われた筐体のハンドルを引っ張り、ロジックボードを眺めること(爆)。
そう、このMacの最大の特徴は内部に容易にアクセスできる、その筐体デザインだったのだ!

ハンドルを引っ張ると、ドアが開き、内部にアクセスできる。このタイプの筐体は長らく受け継がれたほか、以降のPC/AT機用ケースにも大きな影響を与えた。
まあ、そんな感じで我が家にやってきた4号機だが、これ以降、メインのグラフィックマシンとして長い現役生活を送ることになるのである。というか、当Blogをはじめ、本家サイト、掲載のイラスト、Pixiv等への投稿のイラスト、個人で請け負った仕事(イラスト、WEBサイトの制作等)、ほとんどすべてのクリエイティブワークがこのマシンによって生み出されたのだ! 日進月歩のPCの世界にあって、これだけ長期にわたって第一線で活躍するPCというのも、決して多くはないだろう。
もちろん、買ってきた“吊るし”の状態でずっと使っていたわけではなく、HDDは何度も交換/換装/追加し、メモリも最大容量(1GB)まで増設、グラフィックボードも増設し、デュアルモニタで使用。ペンタブレットやDVDドライブも接続し、可能な限りの強化を施してもいる。(途中、ロジックボードに不具合があったので、それも交換したりなどしている)。

この機種はUSBとIEEE1394ポートを搭載していたが、上位機種を除いてそれまでMacで標準装備だったSCSIは配されている。そのためサードパーティからSCSI-USB変換器なる珍商品も発売されていた……のだが、まったくといっていいほど使い物にならず、画像のAdaptec者の商品も早々に販売を中止したのだった……。
そしてこのマシンと相性のいいアプリケーションソフトに恵まれたこともあって、長期にわたって、カタログスペックからでは想像できないほどの活躍してきたのだった。
そんな4号機も、今年のイラスト制作作業で老朽化を感じさせるケースがしばしばあった。
来年で20年だからね……。そろそろ休ませてあげようか……。
そう思い、先日後継機種の選定/導入を試みたんですがね。
20年間に蓄積されたノウハウや安定度、作業環境の充実度は一夕一朝には取って代われるものではなく……。
もうしばらく、4号機の現役生活は続きそうです(爆)。
ま、あれだ、スキャナが後継機に未対応だったのは盲点だったな。それと導入予定のペンタブレットがMac OS 9でも使えたりなんかすると、まだまだコレ、いけるんじゃないか、と(笑)。
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