Final Labyrinth(仮題)の思い出(8)
北の大地も暑い日が続くようになりました。この間仕舞ったストーブを再度引っ張り出して使った日もあったんですが、ここ数日の陽気からすると、もう仕舞いこんでもよさそうな今日この頃です。
そういいつつ、仕舞ったらまた急に寒くなりそうなので、怖くて仕舞えないんですが(苦笑)。
さて、ここしばらく続けていたフィギュア漫画「Final Labyrinth~涼宮ハルヒの迷宮(仮題)」の制作にまつわる思い出話。そろそろ佳境に入ってきました。
本日の話題は、
「絵コンテで四苦八苦(4)~第13話、そして第14話」

です。
フィギュア漫画「「Final Labyrinth~涼宮ハルヒの迷宮(仮題)」をつくるにあたっては、いくつかの決まりごとを課していました。
そのうちの一つが「紙媒体フォーマットに沿う」ということで、4ページ単位で制作することにしていたり、(最終的に1話8ページ)、コマと余白のマージンなんかも実は少年誌の規格に準じていたりしてるんですね。
その一方で、各話のつながりというか“まとまり”みたいなものは、放送準拠で考えていました。要するに1クール=13話というやつで、13話ごとに一つの大きなストーリーとする。逆に言うと、一つのお話を13話に分けてお披露目していく------そんなことを考えながらネーム/絵コンテをつくっていました。
しかし……!!

第12話P8
この後、残り1話(8ページで)広げた風呂敷をたためるか!? 話をまとめられるか!?
と、頭を抱えたのでありました。
そもそもこの後どうしましょう? 関羽姐さん、この事態を黙って見逃すような人ではないし、(かといって一人で殲滅できるわけでもないし、そもそも殲滅したら話が続かない;爆)。ハルヒ達一行は次の話でようやく旅立ちとなるわけだし…………、
収まらないな、コレ…………。
というわけで一端保留。どう考えても次の13話で話を終えられそうにないので、この時点で1クール=13話の構想はほぼ諦めていました。
とはいえ、話を畳まねばなりません。さて…………。
風呂に入って考える。ここで関羽姐さん、賊相手に戦いを挑めば当然捕まるなよ……。賊とハルヒ達が再戦となれば、当然引っ張り出されるよな……。ここでハルヒ達が賊を倒せば、姐さんも仲間にできるんじゃね? 仲間にする理由が成り立つよな……。
よし、それでいこう!!
というわけで、関羽雲長は囚われてしまうのでありました(爆)。

ここで話の道筋が立てられたので、13話を描いていきます。もちろんこの時点で1クール=13話は諦めました。それでもダラダラと話が続くのは良くないので、(実際、室内での問答シーンが続いていたので)、次の14話で賊と戦闘させることにします。
ということで、第13話のP8

あれっ? コレ、もしかして次の第14話で話、畳めない?
……なんという行き当たりばったりの作劇(大恥)。ですがフィギュア漫画「「Final Labyrinth~涼宮ハルヒの迷宮(仮題)」は現在に至るまでこんな感じで絵コンテ描いてます(爆)。
そんなわけで、セイバーさんに“エクスカリバー”をぶっ放してもらい、賊がひるんだ隙に突撃して蹴散らし、関羽姐さんを助け、仲間にして一件落着と相成ったのでした-------。
いや、待て。それだったら、第一話と第二話を再度くっつけて、スペシャル版にすれば、1クール=13話に………(<オイ!;爆)
※その後執筆した第2部は1話少ない12話分で作成し、一応1&2クール=26話となっています。
そういいつつ、仕舞ったらまた急に寒くなりそうなので、怖くて仕舞えないんですが(苦笑)。
さて、ここしばらく続けていたフィギュア漫画「Final Labyrinth~涼宮ハルヒの迷宮(仮題)」の制作にまつわる思い出話。そろそろ佳境に入ってきました。
本日の話題は、
「絵コンテで四苦八苦(4)~第13話、そして第14話」

です。
フィギュア漫画「「Final Labyrinth~涼宮ハルヒの迷宮(仮題)」をつくるにあたっては、いくつかの決まりごとを課していました。
そのうちの一つが「紙媒体フォーマットに沿う」ということで、4ページ単位で制作することにしていたり、(最終的に1話8ページ)、コマと余白のマージンなんかも実は少年誌の規格に準じていたりしてるんですね。
その一方で、各話のつながりというか“まとまり”みたいなものは、放送準拠で考えていました。要するに1クール=13話というやつで、13話ごとに一つの大きなストーリーとする。逆に言うと、一つのお話を13話に分けてお披露目していく------そんなことを考えながらネーム/絵コンテをつくっていました。
しかし……!!

第12話P8
この後、残り1話(8ページで)広げた風呂敷をたためるか!? 話をまとめられるか!?
と、頭を抱えたのでありました。
そもそもこの後どうしましょう? 関羽姐さん、この事態を黙って見逃すような人ではないし、(かといって一人で殲滅できるわけでもないし、そもそも殲滅したら話が続かない;爆)。ハルヒ達一行は次の話でようやく旅立ちとなるわけだし…………、
収まらないな、コレ…………。
というわけで一端保留。どう考えても次の13話で話を終えられそうにないので、この時点で1クール=13話の構想はほぼ諦めていました。
とはいえ、話を畳まねばなりません。さて…………。
風呂に入って考える。ここで関羽姐さん、賊相手に戦いを挑めば当然捕まるなよ……。賊とハルヒ達が再戦となれば、当然引っ張り出されるよな……。ここでハルヒ達が賊を倒せば、姐さんも仲間にできるんじゃね? 仲間にする理由が成り立つよな……。
よし、それでいこう!!
というわけで、関羽雲長は囚われてしまうのでありました(爆)。

ここで話の道筋が立てられたので、13話を描いていきます。もちろんこの時点で1クール=13話は諦めました。それでもダラダラと話が続くのは良くないので、(実際、室内での問答シーンが続いていたので)、次の14話で賊と戦闘させることにします。
ということで、第13話のP8

あれっ? コレ、もしかして次の第14話で話、畳めない?
……なんという行き当たりばったりの作劇(大恥)。ですがフィギュア漫画「「Final Labyrinth~涼宮ハルヒの迷宮(仮題)」は現在に至るまでこんな感じで絵コンテ描いてます(爆)。
そんなわけで、セイバーさんに“エクスカリバー”をぶっ放してもらい、賊がひるんだ隙に突撃して蹴散らし、関羽姐さんを助け、仲間にして一件落着と相成ったのでした-------。
いや、待て。それだったら、第一話と第二話を再度くっつけて、スペシャル版にすれば、1クール=13話に………(<オイ!;爆)
※その後執筆した第2部は1話少ない12話分で作成し、一応1&2クール=26話となっています。
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