帰ってきた、まくらをそうじ

ま、そんなわけでイスを買い換えに出かけ……………られれば良かったのですが、あいにく私の住んでいる田舎ではオフィス家具を取り扱っているお店がないのですね。一応普通の家具屋さんはあるのですが、気に入るようなイスが売られているかも怪しいですし……。

かといって、200kmかなたにある札幌まで出かけるわけにも行かないので、（本当は行ったほうがいいのだけれど）、結論から先に言うと通販に頼ることになりました。“アーマーゾーン！”　てな感じですね（爆）。


その前に。

一応、どんなイスが欲しいのか、それを明記しておきましょう。自分の欲するものを具体化・具象化すること、コレ大事です。


ということで。、要求仕様。


１）長時間座っても疲れない。腰に負担をかけない。
２）肘掛の高さを調節できること。
３）ある程度の耐久性を持つこと。少なくても3年は壊れないこと
４）予算は\15,000以内。


ずいぶんとざっくりですが、通販前提では事細かに調べるのも難しいからね。


で、少し解説。


１）については、スペック見ても判らない－－－－－試座しない限り、本来わからないことなので、とりあえずユーザーの声を拾って判断するよりないのですが、これがまたいろいろと……（後述します）。


２）に関しては絶対に外せない要求でした。

今回のイスの買い換えの直接のきっかけは腰痛ですが、それと同時に長年肩を痛めてもいて、その解消ないしは緩和というのも視野に入っていたからです。





マウス握って作業する人ならよく判ると思うのですが、たいてい肘は宙ぶらりんの状態。要するに肩の周りの筋肉で肘を引っ張りあげる、そんな状態を余儀なくされることが多いのですね。なので、たいてい肩甲骨周りの筋肉が痛んでます。ということで、肘掛で肘を支えて、この筋肉の負担を減らしてやることが肝要なのですが、多くのイスは肘掛が付いていても、肘を支えるようにはなっていなく、ほとんどが起立／着座の補助だったり、リラックス時の腕置き立ったりするのですね。


この肘掛の高さが調節できれば、これで肘を支えることが出来ますから、肩周りの筋肉の負担を少なくすることが出来ます。暑中／残暑見舞いイラスト制作時は腰だけでなく、肩の痛みにも苛まれていましたから、この機能は是非とも欲しいわけです。


３）は使ってみないと判らないところであり、かつ使い方にも寄るところなのですが、そういう難しいことを考えずとも、せっかくお金出して買うわけですから、出来るだけ長く使いたいというのが本音ですよね。


４）ですが、まあ、なんだ、お金がないのよ（恥）。

いいイスが欲しいと思ったらそれなりの額を必要とする、（そしてそれだけの価値がある）、ということはわかっているのではありますが……。だからといって手元のお金が増えるわけではないわけでですね……（涙）。


なので、現状出せるのはここまで、ということで。



とうことで、捜し始めるのですが……。



まあ……。ないね（爆）。


品質についてはちょっと判らないものの、一応“オフィスチェア”を銘打っているものであれば、￥5,000円から存在していて、肘掛つきのものでも￥10,000あたりからゴロゴロ存在する。もちろん上を見れば青天井で、桁が一つ多いものはデザインも良くて、機能もたっぷりで人間工学している（笑）。


そして、肘掛の高さが調整できるイスは……、￥15,000では買えない……!!



聞いたこともない、中華製の、でも見てくれはお洒落なオフィスチェアがあることにはあるのですが、これでさえも予算オーバー（泣）。


自身の貧乏さ加減を嘆くのでした（大恥）。



そんな最中、“ゲーミングチェア”なるイスが私の前に（画面に）突如現れるのでした－－－－－－－。



それは果たして救世主か、それとも奈落の底に引きずり込む悪魔か－－－－－？


（続く）

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