イス買い換え大作戦(終)~HABADA HDNY143BS感想
そんなわけで、我が家にやって来た、新しいMy Chairとなった HABADA HDNY143BS。
このイスがどんな感じのイスなのか、最後に語っていきたいと思います。

ってか、これが本題ですね(爆)。
さて、新しいイスに納まった HABADA HDNY143BS。そもそも“HBADA”って、なんて読むんでしょう? “ハバダ”? “エイチ・バダ”? ???
ということで、取説に書いてあるサポートのメールアドレスを参照して、企業サイトを探してみると……
あった、あった!
黑白调(北京)家居用品有限公司(http://www.heibaidiao.com/)
中国語が読めないので、正確な発音がわかりませんが(爆)、“ヘイバイディアオ”みたいな発音になるのかな? 日本語としてはムムムなので、素直に“エイチ・バダ”と読んでおきましょうか。記述は“HBADA”のままがよさそうですね。
とまあ、最初から脱線しましたが、イスの話に戻しましょう。
今度のイスは、いままで使っていたイスよりも一回り大きく、サポート代も比例して大きくなっています。

いままで使っていたイス。背もたれが小さく、リクライニングは出来ない

新しいイス:HABADA HDNY143BS。座面も背もたれも大きく、タップリ
これはどういうことかというと、イスに身体を預けてしまえるということです。普段の作業の時はもちろん、リラックスしたい時にもイス全体で身体を支えてくれるので、疲労感が少なくなるということです。
特にメッシュ張りの大きな背もたれは丈夫で、布地の張りもよく、調整できるランバーサポートのおかげで腰への負担も軽減され、身体が大分楽になりました。
ただ、オフィスチェアということもあって、リクライニング量は決して大きくなく、ゲーミングチェアのような安眠を誘うような構造にはなっていません。
特にヘッドレストの支持構造がプラスチックということもあり、これに頭を預けるのに不安を感じてしまいます。恐らく大丈夫だとは思いますが、(私の頭は空っぽで軽いので、間違いなく;笑)、気になって却ってリラックスできないなんてことになりそうですね。
ヘッドレスト自体は高さ、そして角度の調整が可能です。また不要の場合ははずすことも出来ます。
ついで、個人的に気になる肘掛と高低調節機能ですが、ロック機構の単純な仕組みの割には安定しており、安心して肘を乗せることが出来ます。グラつきもほとんどなく、ロックが外れて下がることもありません。肘掛の表面も合皮ながら硬すぎることなく、ある程度の柔らかさを持った素材でつくられていて、肘を痛めることがありません。
欲をいえば、ゲーミングチェアのように肘掛の角度が調整できれば(肘掛の先端を内側に向けられれば)タイピング時は具合がよかっただろうな……などと思いますが、却って壊れやすくなりそうで、難しいところですね。
イス、そして座る人間の重量すべてを支える脚部ですが、スチール製ということもあり、不安感は一切ありません。中華製でもこういったところはしっかりつくってました。

一方で、キャスター(車輪)ですが、軽くてよく回るのですが、回りすぎたのか、一つだけ車輪が車軸から外れました(苦笑)。こういった細かなところの精度がいま一つなところも中華製の醍醐味でしょうか。
基本的に接着できない素材でつくられているため、スチール製の車軸にゴム系接着剤を塗って、外れにくいように加工して対処しました。
さてここからは問題点。
その一つがレバーのレイアウト。

先日の記事でも触れましたが、座面高調整用レバーとリクライニング/ロッキング用レバーの位置が近接しています。ちょうど手を下ろした位置に座面高調整レバーがあり、リクライニング/ロッキング用レバーは背もたれの真下になっています。このため操作をよく間違えてしまいます。また操作の際、肘掛が邪魔する形にもなっていて、身体を大きく傾けないと操作できません。
出来ればレバーを左右に振り分け、もう少し前方にノブを配置して欲しかったんですがね。
またリクライニング/ロッキング用レバーも、ロック解除(リクライニング及びロッキングが出来るようになる)する際、下に下がりきった固いレバーを引く操作となり、身体に負担がかかります。
その逆に、背もたれの角度を固定する際はレバーを押し下げる必要があるのですが、そのストローク量が大きいので操作がしづらいと感じます。
このあたりのレバーの操作感は大きな問題だと感じます。イスはいったん調整して終わりというものではなく、作業環境/内容によって大きくポジションを変える必要が出てきますので、調整のしやすさというのは大事なところではないでしょうか。
そしてこのイスの最大の問題点と、私が感じているのは座面。

たっぷりとクッションを詰め込んだ座面は、一見、座り心地よさそうに見えますが、座面が沈み込むほどの柔らかさは却って足腰に負担をかけるものとなります。
このイスに変えてから、腰痛も肩こりも劇的に改善したのですが、腰痛については股関節や仙腸関節に負担がかかるケースもあったりで、完全に治ったところまでには至ってません。また座面中央がくぼんでいる形状がそれに拍車を形になってしまい、前のイスよりはマシとは言え、他人に薦めることを躊躇するような状況です。
再三言ってますが、座り心地のいいイスというのは決して柔らかいイスではなく、むしろ“硬い”と思われるようなイスだったりします。欧州製自動車のシートはもちろん、ピアノのイスだって硬いじゃありませんか。さらに戦闘機等に使われている射出座席のクッション部分だって、薄くて硬いものが使われています。あれはベイルアウトの際、腰や背骨を痛めないためのものなのですが、柔らかいと逆に危険なんだそうですね。
いずれにしろオフィスチェアは安楽イスではなく仕事をするためのイスですから、柔らかいイスである必要はないのです。
とはいえ、中身掻き出して詰め替える……わけにもいきませんから、100円ショップで見つけてきた、EVA素材の“ジョイントマット”の大判を買ってきて、座面に合う様に周囲を切り取って座布団代わりに敷いてみました。
その具合は……というと、身体への負担は少し減ったのですが、マット全体が身体を動かした方向に傾くので、座り心地が大きく改善するまでには至ってません。
それどころか、マットが座面のくぼみに合わせて変形するので、元の木阿弥……。orz。
イスはやっぱり試座してから買わないとダメですね。

オフィスチェアとしては及第点とはいかなかったものの、素性は決して悪くないHABADA HDNY143BS。今後も引き続き検証していきたいと思います。
このイスがどんな感じのイスなのか、最後に語っていきたいと思います。

ってか、これが本題ですね(爆)。
さて、新しいイスに納まった HABADA HDNY143BS。そもそも“HBADA”って、なんて読むんでしょう? “ハバダ”? “エイチ・バダ”? ???
ということで、取説に書いてあるサポートのメールアドレスを参照して、企業サイトを探してみると……
あった、あった!
黑白调(北京)家居用品有限公司(http://www.heibaidiao.com/)
中国語が読めないので、正確な発音がわかりませんが(爆)、“ヘイバイディアオ”みたいな発音になるのかな? 日本語としてはムムムなので、素直に“エイチ・バダ”と読んでおきましょうか。記述は“HBADA”のままがよさそうですね。
とまあ、最初から脱線しましたが、イスの話に戻しましょう。
今度のイスは、いままで使っていたイスよりも一回り大きく、サポート代も比例して大きくなっています。

いままで使っていたイス。背もたれが小さく、リクライニングは出来ない

新しいイス:HABADA HDNY143BS。座面も背もたれも大きく、タップリ
これはどういうことかというと、イスに身体を預けてしまえるということです。普段の作業の時はもちろん、リラックスしたい時にもイス全体で身体を支えてくれるので、疲労感が少なくなるということです。
特にメッシュ張りの大きな背もたれは丈夫で、布地の張りもよく、調整できるランバーサポートのおかげで腰への負担も軽減され、身体が大分楽になりました。
ただ、オフィスチェアということもあって、リクライニング量は決して大きくなく、ゲーミングチェアのような安眠を誘うような構造にはなっていません。
特にヘッドレストの支持構造がプラスチックということもあり、これに頭を預けるのに不安を感じてしまいます。恐らく大丈夫だとは思いますが、(私の頭は空っぽで軽いので、間違いなく;笑)、気になって却ってリラックスできないなんてことになりそうですね。
ヘッドレスト自体は高さ、そして角度の調整が可能です。また不要の場合ははずすことも出来ます。
ついで、個人的に気になる肘掛と高低調節機能ですが、ロック機構の単純な仕組みの割には安定しており、安心して肘を乗せることが出来ます。グラつきもほとんどなく、ロックが外れて下がることもありません。肘掛の表面も合皮ながら硬すぎることなく、ある程度の柔らかさを持った素材でつくられていて、肘を痛めることがありません。
欲をいえば、ゲーミングチェアのように肘掛の角度が調整できれば(肘掛の先端を内側に向けられれば)タイピング時は具合がよかっただろうな……などと思いますが、却って壊れやすくなりそうで、難しいところですね。
イス、そして座る人間の重量すべてを支える脚部ですが、スチール製ということもあり、不安感は一切ありません。中華製でもこういったところはしっかりつくってました。

一方で、キャスター(車輪)ですが、軽くてよく回るのですが、回りすぎたのか、一つだけ車輪が車軸から外れました(苦笑)。こういった細かなところの精度がいま一つなところも中華製の醍醐味でしょうか。
基本的に接着できない素材でつくられているため、スチール製の車軸にゴム系接着剤を塗って、外れにくいように加工して対処しました。
さてここからは問題点。
その一つがレバーのレイアウト。

先日の記事でも触れましたが、座面高調整用レバーとリクライニング/ロッキング用レバーの位置が近接しています。ちょうど手を下ろした位置に座面高調整レバーがあり、リクライニング/ロッキング用レバーは背もたれの真下になっています。このため操作をよく間違えてしまいます。また操作の際、肘掛が邪魔する形にもなっていて、身体を大きく傾けないと操作できません。
出来ればレバーを左右に振り分け、もう少し前方にノブを配置して欲しかったんですがね。
またリクライニング/ロッキング用レバーも、ロック解除(リクライニング及びロッキングが出来るようになる)する際、下に下がりきった固いレバーを引く操作となり、身体に負担がかかります。
その逆に、背もたれの角度を固定する際はレバーを押し下げる必要があるのですが、そのストローク量が大きいので操作がしづらいと感じます。
このあたりのレバーの操作感は大きな問題だと感じます。イスはいったん調整して終わりというものではなく、作業環境/内容によって大きくポジションを変える必要が出てきますので、調整のしやすさというのは大事なところではないでしょうか。
そしてこのイスの最大の問題点と、私が感じているのは座面。

たっぷりとクッションを詰め込んだ座面は、一見、座り心地よさそうに見えますが、座面が沈み込むほどの柔らかさは却って足腰に負担をかけるものとなります。
このイスに変えてから、腰痛も肩こりも劇的に改善したのですが、腰痛については股関節や仙腸関節に負担がかかるケースもあったりで、完全に治ったところまでには至ってません。また座面中央がくぼんでいる形状がそれに拍車を形になってしまい、前のイスよりはマシとは言え、他人に薦めることを躊躇するような状況です。
再三言ってますが、座り心地のいいイスというのは決して柔らかいイスではなく、むしろ“硬い”と思われるようなイスだったりします。欧州製自動車のシートはもちろん、ピアノのイスだって硬いじゃありませんか。さらに戦闘機等に使われている射出座席のクッション部分だって、薄くて硬いものが使われています。あれはベイルアウトの際、腰や背骨を痛めないためのものなのですが、柔らかいと逆に危険なんだそうですね。
いずれにしろオフィスチェアは安楽イスではなく仕事をするためのイスですから、柔らかいイスである必要はないのです。
とはいえ、中身掻き出して詰め替える……わけにもいきませんから、100円ショップで見つけてきた、EVA素材の“ジョイントマット”の大判を買ってきて、座面に合う様に周囲を切り取って座布団代わりに敷いてみました。
その具合は……というと、身体への負担は少し減ったのですが、マット全体が身体を動かした方向に傾くので、座り心地が大きく改善するまでには至ってません。
それどころか、マットが座面のくぼみに合わせて変形するので、元の木阿弥……。orz。
イスはやっぱり試座してから買わないとダメですね。

オフィスチェアとしては及第点とはいかなかったものの、素性は決して悪くないHABADA HDNY143BS。今後も引き続き検証していきたいと思います。
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