自己との対話~2019年を振り返る(2)

「毎年恒例の年末特別企画『自己との対話~2019年を振り返る』。今年はどんな年だったのか? 今回はフィギュア漫画関連の話題について、宇宙一ぷりち~な女子高生:朝倉涼子の司会で振り返ってみたいと思います!」

「とうとう完結したな!」

「まだ第一部だけだけどね。」

「でも一時は中断する危険性もあったんでしょう?」

「うん、マシントラブルや私生活上の絡みもあって、特に第9話以降は、なかなか制作時間も取れず、厳しい状況下での作業を余儀なくされ、本当にたいへんだった……。“諦めようか”と何度思ったことか……。」

「それを乗り越えて、今年の三月に第一部を完結させたのね! 凄いわ! 流石だわ! ダーリン!!」

「いやぁ~、それほどでもないですよ~」

(父ちゃんって、鼻の下伸びるとSAN値下がるんだな……)
「なにデレデレしてンのよ! 正妻はこの私でしょ!」

「ああ、ちょっと! 殴らないで……!!」

「私のダーリンに何するのよ! この暴力女!!」

「なによ! この泥棒猫!! こっちが抑えていることをいいことに好き放題……!!」

「母ちゃん! 待つんだ! ここでキレたら、“ヒステリック・ババア”の汚名が返上できなくなるぞ!」

「誰が、“ヒステリック・ババア”よ!」
「まあまあ、落ち着きなさい……」

ルカ「“落ち着け”って、原因つくってるのはお前だろうが!」

(ああ……、そのキレっぷりは、やっぱりワシの母ちゃんだな……)
※

「この調子で続けるといつまで経っても終わらないから、先進めるわね。今年は一大プロジェクトでもあったフィギュア漫画『Final Labyrinth~涼宮ハルヒの迷宮(仮題)』の第一部を完結することが出来ました!」

「先述した通り、数々の課題・困難を乗り越えてようやく一区切り受けることが出来て喜びで一杯-----と同時に肩の荷が降りたね。この時を迎えるために多くの努力を重ねてきたといっても過言ではなかったから、感無量だよ。」

「去年も反省会のときは、スケジュールどおり完結できるかどうかも怪しいって言ってたものね!」

「そうだね。あの時はまだヒヤヒヤものだったけれど……、その後の作業が順調に進んだおかげで、ちょうど第一話と同じ日に掲載できたことに運命を感じたね。」

「本当、よかったわ!」

「でもよ、“第一部が終わった”って事は、“第二部もある”ってことか? まだ続くのか??」

「一応第二部の制作準備は進めてはいるよ。続けるかどうか、いろいろと迷ってはいたけど、地味に進めている。ただ本格的な制作活動は来年の春以降になると思う。」

「どうしてそんなに時間がかかるの?」

「まだ未解決な問題も多くてね…。一番克服しなければならないのは制作時間の短縮-----特に画像合成作業の合理化/簡略化。これがあるなしで掲載間隔も変わってくるから何とかしたい。それから新たにつくらなければならないセットや技術的に造るのが難しい大道具もあって、頭を抱えている。それに第二部は一気に片付けてしまいたいと思っているから」

「一年に一話ペースだと、12年かかっちまうからな!」

「流石にそれは読者も困るだろうから、そんな事態にならないようにしたいと考えているよ。やっぱりこういうことは“勢い”というのも大事だからね」

「どんな話になるか楽しみだなぁ~、父ちゃん、頑張ってくれよ!」
(続く)
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