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十周年

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当Blogは開設から十周年を迎えました!
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KOIZUMI KSS-0891/S

今シーズンは記録的暖冬と言われてますが、確かに、先月末までは積雪が非常に少ない状態でしたし、最低気温も-30℃近くまで下がったのが1、2日くらい。最近は最高気温がプラスの日も多く、ここ数年に比べると過ごしやすい冬にはなっています。


……とは言っても、冬なので寒いことは寒い(笑)。

当然ながら、この季節は暖房器具が必須なのですが……。






壊れちゃったのです。自室のが。


ここで補足しておくと、我が家は新築当時はセントラルヒーティングだったのですが、最終的に取り払い、現在は各部屋に暖房器具(主に石油ストーブ)を設置しています。

だがしかし、私の部屋だけは電気ストーブなんですね。

というのも、6畳の部屋にベッドや幅120cm&奥行50cmのワイヤーシェルフ、そして幅150cm&奥行80cmのデスクを置いて、複数台のPCを設置していたら、足の踏み場はないわさ------。

というわけで、石油ストーブのような火力の強い暖房器具を置くと火事の危険性が高いということで、関東生活時代に使っていた電気ストーブで暖を取っていたんですね。


東芝 SR-1160H (01)
これまで使っていた出力三段階切り替えの東芝製電気ストーブ。

東芝 SR-1160H (02)


おかげで毎冬は電気代が凄いことに……。


そんな電気ストーブ、先月末にとうとう壊れてしまいました。

どうやら三灯あるうちの一灯目のニクロム線が切れてしまったらしく、低出力にすると、寒い……(苦笑)。


なので、残り二灯で暖を取っていたんですが、切れたまま電気ストーブを使用するのは漏電や短絡による火災の危険性が拭えないことから、運用を中止して、新しく買い替えることにしたのです。



さて、新しい暖房器具ですが、前述したとおりスペースの確保が難しいので、基本的に電気暖房を選択することに。ただでさえ複数台のPCを常時稼働させている手前、省エネな暖房器具が望ましいのですが……。


一番暖房効率がいいと言われるエアコンは、今回は却下。現況設置が難しいのだ。……というか、設置ができるようであれば、ずっと以前につけている。(エアコンはあるのだ)。


というわけで調べてみると、電気暖房器具って、いろいろと種類があるんですね。


1)昔ながらの電気ストーブ

2)ハロゲンヒーター:ハロゲンランプから放出される近赤外線により暖を取る

3)カーボンヒーター:炭素繊維を発熱体に使用したもの。

4)グラファイトヒーター:発熱体を3)の炭素繊維から同素体の黒鉛に置き換えたもの。

5)シーズヒーター:1)同様、ニクロム線が発熱体だが、絶縁体で覆い、金属管に封入するなどして遠赤外線がより多く放射できるのだそう。

6)オイルヒーター:難燃性オイルを加熱/循環させ、その熱を放熱フィンから放出させることによって暖を取る。

7)セラミックファンヒーター:過熱したセラミックに風を当てて、その温風で部屋を暖める。


などなど。


このうち、1)、2)は既に効率の悪い暖房機器ということもあって除外。また7)は出力が高い(=電気代がかかる)割にはあまり暖かくない実体験があるうえ、そもそも所有しているので(はあるが、前述した理由により使っていない;苦笑)、こちらもパス。


さらにセントラルヒーティングを使用していた過去の経験から、オイルヒーターも力不足だろう……と考え、局所暖房器具である3)~5)の中から選ぶことに。

このうち、即暖性の高い4)グラファイトヒーターに心惹かれるものの、遠赤外線放出量が一番大きい5)シーズヒーターも魅力的。そして出力を変更できるもので、できればアナログ的(連続量的)に調整できるものがいいな……。


と思い、街中の電器屋&ホームセンターを行脚していたら、事故を起こしてしまい……。orz。


今月はいつになくブルーなのです。漫画制作もうまくいってないし……。


というわけで、変に妥協しなかったことが災いしたのですが、ストーブを調達しなければならない事情は変わらないわけで、結局ネットで調達しました。


それが、本日紹介の「KOIZUMI KSS-0891/S」という電気ストーブ(シーズヒーター)。

長い前置きはこれくらいにして、さっそく見てみましょう。


前面
KOIZUMI KSS-0891/S (01)
一灯式の縦に細長い形状の電気ストーブ。高さは830mmほどあります。


左側面。
KOIZUMI KSS-0891/S (02)
楕円形状で、前後幅はスリムです。


背面
KOIZUMI KSS-0891/S (03)
上部に移動用の取っ手、そして放熱孔が空いています。


右側面
KOIZUMI KSS-0891/S (04)
円形台座と一体の底面には、二重安全転倒スイッチが備えられ、本体が倒れた場合、通電しないよう配慮されています。


操作部
KOIZUMI KSS-0891/S (05)
本体上部に備えられたスイッチ類は3つ。左から本体スイッチ。電源オフタイマー、出力調整ダイヤルです。


これを選んだ理由は、出力が細かく調整できる-------この一点です(爆)。


まあ、同様のストーブは他にもいくつかあったのですが(店頭にも)、二灯もいらん、1200Wもいらん(我が部屋では危ない)、etc……、というわけで、これにしました。事故もあったしね(泣)。


そんな感じで後継ストーブとなったKOIZUMI KSS-0891/Sですが、どんな感じかというと……。


うん、暖かい。身体は温もる。いい感じ……ではあるのですが、部屋は、室温は上がらない。なので指とかが悴む。マウスは手袋をはめればしのげるが、キーボードはそうもいかない……(苦笑)。

ちょっと失敗したかな? という感じ。

もっとも室温が一つも上がらないというわけではなく、そう、早ければ昼には、夜にでもなれば十分暖まる。しかし冷え込みの厳しい日はなかなか上がらないし、(身体は温まるけど)、身体以外のモノもさほど熱を持たない。基本的に部屋全体を暖めるのには向いてない。

だが逆に言えば身体以外のモノが熱を持たないので、他の暖房器具と比較しても、過熱による火災の心配は比較的少ない。(心配がゼロではないので過信してはいけない)。

一方で遠赤外線効果で身体は絶えず加熱されるから、長時間さらされていると低温やけどの心配も出てくる。なので長時間使用するときは首振り機能を使うことをお勧めする。もちろん出力を細かく設定できるから、それを併用すれば健康被害も防げるだろう。

このストーブは連続使用しても5時間で自動的に電源が切れるようなっていて、長時間使用する際は、やや煩わしいと感じることもあるのだが、この機能が安全を担保していると思えば我慢するべきだと思う。

他にも安全に配慮したつくりになっていて、ジェネリック家電メーカーとはいえ、長らく照明機器をはじめとした家電製品を販売してきた小泉グループの名に恥じない製品であると思う。


とはいえですね、やはり暖房というのは機器を問わず、ある温度にまで暖めるそのエネルギーは同じで、要するに低出力でチマチマ温めても暖かくならんのですよ。

即ち、快適な暖房を求めるならば、まず一気に希望の室温に上げ、その後、出ていく熱量を補うくらいの熱量で暖を取るのが一番効率がいい--------


であるならば、我が部屋の暖房機器にふさわしいのは、最新のノンオイルヒーター(ダイレクトヒーター)だったかな? と感じたのでした。高いけど(爆)


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