続・二つのギター
先日の日記で、ギターを二本持っていること、うち一本目のギターは弦が数本切れ、残った弦もさび付いていて、まともに弾ける状態ではないこと、またもう一本も弦が切れたという話をしましたね。
で、先週の日曜日に意を決して弦をオーダーしたんですが、金曜到着の予定が木曜日に到着しましてね。二本とも見事に復活しました!
一本目(一号)は、全音楽譜出版から発売されたモラレス(Morales)というブランドのギター。これはポール・サイモンにあこがれた中坊時代に、クリスマスプレゼントで買ってもらったもの。(贅沢だな;苦笑)。たしか、買ってもらえるギターをあれこれ悩んで最終的に父親が“これにしよう”と決めてくれたものだったな。それから一生懸命練習したものの、案の定挫折して、押入れの肥やしになってしまったのでした。音楽には疎い私の父君もギターにだけは少々詳しく、私の代わりに一号を弾くこともあったのですが……。私が実家を出てからは主の代わりに弾いてくれるということはなかったようです。
そんな一号ですが、ネットで調べると、意外と悪くない評価のギターだったらしく、ちょっと安心しました。モラレスって知名度低いですからね。(偽モーリスとか言われてたのだとか)。
一号にはずっとYAMAHAの弦を張っていましたが、今回はエリクサーのNANOWEB Light弦に張り替えています。いままでどおりYAMAHAにしておこうかと思ったんですが、思ったほど安くなかったんですね。で、調べてみると、少々値が張るものの、エリクサーの弦はコーティング弦ということもあって長持ちするということでこちらをオーダーしました。ギターの弦は消耗品ですから、2~3週間から一月単位で交換するものだといわれているようですが、(中には2、3日で交換という人もいるようです!)、そんなサイクルで交換したら破産ですがな(爆)。まだたいして弾けてるわけでもないし。
そんなわけで、コストパフォーマンスを考え、こちらの弦にしたんですね。コーティング弦ということでその響きを嫌う人もいるようですが、(これは理解できるが)、私の場合、音質にこだわる以前の問題でもあるので、(まだ弦を押さえるのがやっとです;恥)、コーティング弦でも構わない、いやこちらの方がお得だと考えました。
で、張った感想ですが-----いや、メリハリのある特有の響きで、いいですね。クラシックギターと違って弦高も低いので、3~6弦は抑えやすく、弾いていて楽しいです。
一方、細い1~2弦は、指に食い込む感じで痛いのなんのって(苦笑)。案の定、セーハーも(痛くて)満足に押さえられず、まともに鳴らせやしませんでした(恥)。スチール弦になれるまではしばらく苦行になりそうです(苦笑)。
さて、もう一方(2号)のギターは、YAMAHAのG70Dというクラシックギターで、1967年~1975年の間に発売されていた骨董品。ちなみに楽器はメンテナンスさえしっかりしてさえいれば、きちんと鳴らしてさえいれば、年季を増すごとにいい音になっていくものなので、古いからといって低性能というわけではないんですね。

まあ、この2号は、じつは解体の仕事の廃棄物として我が家に搬入されたもので、処理場に廃棄する直前に母親が1号の弦に使えるんじゃないかと私に教えてくれたものだったんです。母は楽器はもちろん、音楽のことはまるで分からない人なので、フォークギターとクラシックギターの違いなんて分からないんですが、私も母から話を聞いたとき、“そのギターって、ひょっとしてクラシックギターなんじゃない?”と思って(直感)、見てみたらやっぱりそうだった(笑)。でも手にとって見てどこにも故障箇所がなく、ひょっとしてこれまだ使えるんじゃない? と思って、引き取ってきたものだったのです。
まあ、何年も放っておかれていたものだったらしく、ペグは廻らないし(グリスアップした)、3~6弦もさび付いているし、結構伸びきっていて音もしゃきっとしてませんでしたが、1号がアレだったこともあって、当座はこれを使って練習することにしたわけです。
そんな2号もすっかり私の身体の一部として第二の人生を送っています。あ、まだ全然弾けないですけどね(爆)。
その2号も先日お伝えしたとおり、4弦が切れてしまったので、1号の弦と一緒にオーダー。こちらはダダリオのプロアルテEJ45ノーマルテンションを張ってます。これもYAMAHAでも張っておこうかと考えたんですが、前述の通り少々お高く、むしろダダリオが安かったのでこちらに決めたんですね。なんでもダダリオはギター弦の定番といわれるくらい有名なメーカー/ブランドなのだとか。恥ずかしながら知らなかったんですが、アメリカの会社なんですね。(イタリアかと思ってましたが、調べてみると、代々イタリアでガット弦を加工していたダダリオ家が、大地震をきっかけにアメリカに移住して興した会社なのだそうで)。弦の張替えなんて超久しぶりだった上、クラシックギターの弦張りも初めてだったので四苦八苦しましたが、張替え後の音色は凄く伸びやかかつまろやかで、もっと早くに張り替えておけばよかったなぁ……、とちょっぴり後悔(笑)。なんだか毎日の(ほんのちょっぴりの)練習が楽しみになってきた今日この頃です。
弦を張り替えた翌日には、屋根裏にしまわれた音楽の教科書(コード表が載っている)を引っ張り出したりなんかしちゃいましたしね。
下手でもいいから、とりあえず一通り弾けるようになりたいんだけどなぁ~。そろそろ教則本買うかなぁ~。う~ん……。
それでは!
で、先週の日曜日に意を決して弦をオーダーしたんですが、金曜到着の予定が木曜日に到着しましてね。二本とも見事に復活しました!

一本目(一号)は、全音楽譜出版から発売されたモラレス(Morales)というブランドのギター。これはポール・サイモンにあこがれた中坊時代に、クリスマスプレゼントで買ってもらったもの。(贅沢だな;苦笑)。たしか、買ってもらえるギターをあれこれ悩んで最終的に父親が“これにしよう”と決めてくれたものだったな。それから一生懸命練習したものの、案の定挫折して、押入れの肥やしになってしまったのでした。音楽には疎い私の父君もギターにだけは少々詳しく、私の代わりに一号を弾くこともあったのですが……。私が実家を出てからは主の代わりに弾いてくれるということはなかったようです。
そんな一号ですが、ネットで調べると、意外と悪くない評価のギターだったらしく、ちょっと安心しました。モラレスって知名度低いですからね。(偽モーリスとか言われてたのだとか)。
一号にはずっとYAMAHAの弦を張っていましたが、今回はエリクサーのNANOWEB Light弦に張り替えています。いままでどおりYAMAHAにしておこうかと思ったんですが、思ったほど安くなかったんですね。で、調べてみると、少々値が張るものの、エリクサーの弦はコーティング弦ということもあって長持ちするということでこちらをオーダーしました。ギターの弦は消耗品ですから、2~3週間から一月単位で交換するものだといわれているようですが、(中には2、3日で交換という人もいるようです!)、そんなサイクルで交換したら破産ですがな(爆)。まだたいして弾けてるわけでもないし。
そんなわけで、コストパフォーマンスを考え、こちらの弦にしたんですね。コーティング弦ということでその響きを嫌う人もいるようですが、(これは理解できるが)、私の場合、音質にこだわる以前の問題でもあるので、(まだ弦を押さえるのがやっとです;恥)、コーティング弦でも構わない、いやこちらの方がお得だと考えました。
で、張った感想ですが-----いや、メリハリのある特有の響きで、いいですね。クラシックギターと違って弦高も低いので、3~6弦は抑えやすく、弾いていて楽しいです。
一方、細い1~2弦は、指に食い込む感じで痛いのなんのって(苦笑)。案の定、セーハーも(痛くて)満足に押さえられず、まともに鳴らせやしませんでした(恥)。スチール弦になれるまではしばらく苦行になりそうです(苦笑)。
さて、もう一方(2号)のギターは、YAMAHAのG70Dというクラシックギターで、1967年~1975年の間に発売されていた骨董品。ちなみに楽器はメンテナンスさえしっかりしてさえいれば、きちんと鳴らしてさえいれば、年季を増すごとにいい音になっていくものなので、古いからといって低性能というわけではないんですね。

まあ、この2号は、じつは解体の仕事の廃棄物として我が家に搬入されたもので、処理場に廃棄する直前に母親が1号の弦に使えるんじゃないかと私に教えてくれたものだったんです。母は楽器はもちろん、音楽のことはまるで分からない人なので、フォークギターとクラシックギターの違いなんて分からないんですが、私も母から話を聞いたとき、“そのギターって、ひょっとしてクラシックギターなんじゃない?”と思って(直感)、見てみたらやっぱりそうだった(笑)。でも手にとって見てどこにも故障箇所がなく、ひょっとしてこれまだ使えるんじゃない? と思って、引き取ってきたものだったのです。
まあ、何年も放っておかれていたものだったらしく、ペグは廻らないし(グリスアップした)、3~6弦もさび付いているし、結構伸びきっていて音もしゃきっとしてませんでしたが、1号がアレだったこともあって、当座はこれを使って練習することにしたわけです。
そんな2号もすっかり私の身体の一部として第二の人生を送っています。あ、まだ全然弾けないですけどね(爆)。
その2号も先日お伝えしたとおり、4弦が切れてしまったので、1号の弦と一緒にオーダー。こちらはダダリオのプロアルテEJ45ノーマルテンションを張ってます。これもYAMAHAでも張っておこうかと考えたんですが、前述の通り少々お高く、むしろダダリオが安かったのでこちらに決めたんですね。なんでもダダリオはギター弦の定番といわれるくらい有名なメーカー/ブランドなのだとか。恥ずかしながら知らなかったんですが、アメリカの会社なんですね。(イタリアかと思ってましたが、調べてみると、代々イタリアでガット弦を加工していたダダリオ家が、大地震をきっかけにアメリカに移住して興した会社なのだそうで)。弦の張替えなんて超久しぶりだった上、クラシックギターの弦張りも初めてだったので四苦八苦しましたが、張替え後の音色は凄く伸びやかかつまろやかで、もっと早くに張り替えておけばよかったなぁ……、とちょっぴり後悔(笑)。なんだか毎日の(ほんのちょっぴりの)練習が楽しみになってきた今日この頃です。
弦を張り替えた翌日には、屋根裏にしまわれた音楽の教科書(コード表が載っている)を引っ張り出したりなんかしちゃいましたしね。
下手でもいいから、とりあえず一通り弾けるようになりたいんだけどなぁ~。そろそろ教則本買うかなぁ~。う~ん……。
それでは!
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