タカラ マグネボーグ 「銀河帝王ミニデスクロス」
2020年となって半年が過ぎてしまいました。今年の上半期は例の感染症一色でしたね。まだまだその勢いは衰えていませんから、体調・衛生管理には十二分に気を付けてくださいね。
さて、このところ庭の写真と近況が続いてましたが、七月最初の記事はこちらの玩具の紹介です。

タカラ マグネボーグ 「銀河帝王ミニデスクロス」
「きょうりゅうサイボーグ マシンザウラー」に登場する、宇宙からやってきた悪の侵略者です!
「きょうりゅうサイボーグ マシンザウラー」は、Wikipediaによると、1978年12月号から1979年12月号まで一年間に渡って。講談社刊行の「テレビマガジン」に連載されていた漫画とのことです。
実は私、当時一部分だけ友人宅で読んだことがあり、その時はダイナミックプロの桜多吾作先生が執筆されていたんですが、初期は石川賢先生が描かれていたらしいですね。
確か玩具のテレビCMも流れていて……。てっきり東京12ch(現:テレビ東京)で番組が放送されているのかと思って……。
当時、北海道では東京12chはネット局がなくて、放送されないコンテンツが多々あったり、他の系列局で放送されたはいいが、とんでもない時間に放送されてたりなんてこともあったんですよ。
イデオンなんかは土曜の朝7時だったから、見終わった後にダッシュすれば間に合……(わず、遅刻でした。orz)、が、ゴーショーグンとかJ9シリーズなんかは金曜の朝8時とかでしたから、学校を休まないと観られない!
……というわけで、これらの記憶はほとんどないんですよ。
そういえば、成人してから聞いたバクシンガーのOP曲、“なにこれ、ハニハニ言って変だけど、かっこいいな!”と思った記憶があります。もっと早くに聞いてたら、カラオケの愛唱歌になってたろうな……。
閑話休題。
「マシンザウラー」でしたね(笑)。
そんな感じで、当時、ごく限られた子供たちの間でしか知名度がなかった玩具シリーズだったかと思うのですが……。
この記事書くためにちょっとGoogleったら、意外と皆さん、持ってたのね(笑)。タイマニックの時は全然ヒットしなくて、私の記事上げたら、今度はそればかりヒットしてたのとは大違い(笑)。
じゃあ結構売れていたのかというと、あんまりそういう話も聞かない。
たしかにあの時の玩具屋さんにマシンザウラーが陳列してあったような気が……するにはするけれど、当時自分が夢中になっていたのはミクロマンだったし、対するポピーの合金シリーズの目玉はバトルフィーバーJとか、デンジマンあたりだったはず。さらにガンダムの合金玩具もGファイターとセットの奴が出てきてたから、雑誌媒体での展開しかなかったマシンザウラーはあまり注目されなかったのかもしれない……。
そんな、割と地味な印象の「マシンザウラー」ですが、いまこの玩具が手元にあるのは、当時一緒に遊んでいた友人の影響でした。
といいますか、同じものを先立って友人が持っていて、それを見て、手に取って、“あ、これはミクロマン遊びに使える! 同じマグネットを使ったタイタンと絡めて遊べる!”
ということで、お小遣いはたいて買ったのでした。確か980円くらいの値段じゃなかったかな。超合金は2,000円近く(DX超合金だと5,000円を超えていた)だった記憶がありますから、毎月の小遣いが1,000だった当時の小学生にとってはありがたかったのです。
ということで、前置きが長くなりましたが、詳細を見てみましょう!
……と言いたいところなのですが、なんと、外箱にがっつり自分の名前が書いてあって……(苦笑)。
同じものを買っていた(色バリエーションも同じ)友人のものと混同しないように書いたのだと思いますが、希少価値ゼロですな(爆)。というかレビューできないので、外箱写真はナシ!
……というわけにもいかない(紹介しないのは惜しい)ので、一部分だけモザイク掛けさせていただきました。
外箱表

本当はちゃんとしたものをお見せしたかったんですけどねぇ……。
外箱裏

上部にイメージ写真。右にはカラーバリエーション。そして下部が説明書となっています。
外箱側面


内容は左右とも同じです。
パッケージ

この当時一般的だった発泡スチロールではなく、フィルム素材(ポリエチレンもしくはポリプロピレンあたり)に収められています。なお、表には本体と一部のパーツのみで、残りは後ろに収められていました。
内容物

本体、ファイヤーイーグル、剣。
意外とシンプルです。
正面

胸のパーツは、本当はメッキパーツなのですが、遊んでいるうちに剥げてしまって……。
銀色の模型用塗料で塗れば直ると思って塗ったものの、あの輝きは当然再現できず……。orz。
小学生の浅はかな思いつきでした(苦笑)。
左側面

全長約10cmで、同時期タカラより発売されていたミクロマンとほぼ同じサイズです。
背面

背中の穴は約4mmで、ミクロマンで主流だった5mmジョイントとは互換性がありません。
右側面

体幹に重いマグネットが仕込まれている割に自立性が高く、他のフィギュアに比べても撮影は楽でした。
付属の剣を構えて

剣は上から差し込むのではなく、横に接続する形になっています。(左手にも接続できます)。さらに剣はファイヤーイーグルの機首(ミサイルになっている)と差し替えることができます。

マグネットを使用している割には、可動域は大きくはありません。肘関節は略され、手首も回転しません。肩も真横にくっ付けるので、マグネットの恩恵は高くありません。膝は一軸で差し込むジョイント形式で、総じて、同じタカラから発売されていたミクロマンシリーズのタイタンスペースナイトに似ている感じでしょうか。
ファイヤーイーグル

この記事書くのに調べて、初めてな名前を知りました(爆)。
機首はミサイルとなっているほか、前述したとおり、剣をはめて、スプリングの力で飛ばすこともできます。(予備がないので紛失注意です!)

パーツ単体でも遊べるように、各ジョイントで繋がってます。

もちろん、デスクロスと合体させることもできます。

……が、あまり印象変らないですね(笑)。

その他、マグネットの特性を生かして、色々なパーツバリエーションで遊ぶことができます。

とはいえ、ミニデスクロス単体ではそのバリエーションも限られ、やはり、同じタカラから発売されたマグネットを使った商品-----マグネモやタイタン等を絡めて遊んだほうが楽しいと思います。
……というか、実際そうやって遊んでましたし、これを買った理由もそれでしたしね。

横長のリーフレットが同梱されていて、マシンザウラーの世界や玩具が紹介されていました。

そうそう、デスクロスって、敵であり、ラスボスなんですよね。

ミニデスクロスの遊び方が紹介されています。

※手違いにより正しい画像が掲載されていませんでした。謹んでお詫び申し上げますとともに正しい画像に差し替えさせていただきました。
このほかの玩具-----フルサイズのデスクロスや主人公マシン(?)であるマシンザウラーも紹介されています。
とはいえ、マシンザウラーを持っている友達はいなかったなぁ……。
マグネットを使っている玩具は超合金同様、金属を使っている分、値段が上がるので、お小遣いでは買えず、クリスマスとか誕生日のような特別な日におねだりして買ってもらうものだったので、それほど出回らないんでしょうね……。雑誌媒体でのみの展開であれば、なおさら……。
そんな貧乏(苦笑)小学生に救いの手が差し伸べられていました。

マシンザウラーのプラモデル(当時100円)
なんと、こんなものまで発売されていたのです!
などとシレッと書いてますが、別にマシンザウラーだけではなく、あの当時100円プラモデルは、バンダイからもアオシマからも発売されていて、子供たちの間ではポピュラーな存在でした。
そういえば、以前紹介したダイアクロンのプラモデルも100円でしたね。
ということで、こちらも併せて紹介しましょう!。
外箱側面

おそらく、ボックスアートを描かれたのは桜多吾作先生ではないかと思います。
外箱側面

なんと! マシンザウラー以外にも模型化されていたんですね。
なお右側の「トリプス」は、作中「トリケラドブス」の名で活躍(?)してました。
外箱裏

箱の裏は組み立て説明書になっています。
正面

接着剤不用のスナップフィット・キットで、ランナーは2色。四肢は差し込み式の一軸という、昔ながらの構造です。
左側面

プロポーションは所謂ゴジラスタイルで、当時の恐竜感に沿った造形です。
背面

ミサイルは左右2対(4個)ランチャーと一体で差し込む形になっています。
右側面

すみません、当時のへたくそな塗装が部分的に施してあって……。恥ずかしい……(苦笑)。

当時の安価な模型ですから、手足と首くらいしか動きません。驚異的な可動で衝撃を与えた300円のガンダムのプラモデルが登場するのはこの後です。
そしてもう一つ、翼竜プテラノドンのサイボーグ“プテラス”のプラモデル。


こちらも箱の裏が組み立て説明書になっています。
正面

現代のスリムな形状とは異なる、当時の恐竜感満載の造形です。
左側面

関節がへたって直立が難しかったので、座らせて撮ってます。
尻尾とか、爪とか、細かなパーツが破損していて、すみませんねぇ……。
背面

背中の中途半端に下手に塗られた部分は、コックピットのようです。
右側面

「マシンザウラー」にて玩具化されたのはマシンザウラーとデスクロスだけですので、脇役であるプテラスとトリプス(トリケラドブス)が安価で模型化されたのは朗報でしたね。

翼竜型サイボークであるためか、可動部分は首と後脚しかありません。それでも立体化してくれるだけでも御の字です。もっとも誌面ではほとんど活躍してなかったようですが……。
……ということで(?)、ここで「マシンザウラー」の世界を、少しだけ再現してみましょう。

デスクロス「愚かな地球人ども! 余が直々に剣を奮い、奴隷にしてくれようぞ!」
轟正義※&マシンザウラー「そんなことは絶対にさせない! 地球の平和はこの俺が守り抜く!!」
※轟正義:「きょうりゅうサイボーグ マシンザウラー」の主人公
一方大空でも激しい戦いが繰り広げられていた-------!

……と、まあ、駆け足でご紹介した「きょうりゅうサイボーグ マシンザウラー」の世界、いかがでしたでしょうか?
さすがに古く、そして資料も残っていないうえに、私の記憶も乏しいとあって、その世界、その魅力を十分に伝えることができなかったように思いますが、少なくとも、一見敵に見える恐竜サイボーグが人類の味方であり、ヒーロー然としたデスクロスが悪の帝王であるという設定は前衛的かつ挑戦的であり、さすがダイナミックプロ!と唸らざるを得ません。
これがTV番組になっていたら、どんな反応を巻き起こしたか------? そんな世界をみてみたかったですね。

以上、古の玩具 タカラ マグネボーグ きょうりゅうサイボーグ マシンザウラー「銀河帝王ミニデスクロス」でした!
さて、このところ庭の写真と近況が続いてましたが、七月最初の記事はこちらの玩具の紹介です。

タカラ マグネボーグ 「銀河帝王ミニデスクロス」
「きょうりゅうサイボーグ マシンザウラー」に登場する、宇宙からやってきた悪の侵略者です!
「きょうりゅうサイボーグ マシンザウラー」は、Wikipediaによると、1978年12月号から1979年12月号まで一年間に渡って。講談社刊行の「テレビマガジン」に連載されていた漫画とのことです。
実は私、当時一部分だけ友人宅で読んだことがあり、その時はダイナミックプロの桜多吾作先生が執筆されていたんですが、初期は石川賢先生が描かれていたらしいですね。
確か玩具のテレビCMも流れていて……。てっきり東京12ch(現:テレビ東京)で番組が放送されているのかと思って……。
当時、北海道では東京12chはネット局がなくて、放送されないコンテンツが多々あったり、他の系列局で放送されたはいいが、とんでもない時間に放送されてたりなんてこともあったんですよ。
イデオンなんかは土曜の朝7時だったから、見終わった後にダッシュすれば間に合……(わず、遅刻でした。orz)、が、ゴーショーグンとかJ9シリーズなんかは金曜の朝8時とかでしたから、学校を休まないと観られない!
……というわけで、これらの記憶はほとんどないんですよ。
そういえば、成人してから聞いたバクシンガーのOP曲、“なにこれ、ハニハニ言って変だけど、かっこいいな!”と思った記憶があります。もっと早くに聞いてたら、カラオケの愛唱歌になってたろうな……。
閑話休題。
「マシンザウラー」でしたね(笑)。
そんな感じで、当時、ごく限られた子供たちの間でしか知名度がなかった玩具シリーズだったかと思うのですが……。
この記事書くためにちょっとGoogleったら、意外と皆さん、持ってたのね(笑)。タイマニックの時は全然ヒットしなくて、私の記事上げたら、今度はそればかりヒットしてたのとは大違い(笑)。
じゃあ結構売れていたのかというと、あんまりそういう話も聞かない。
たしかにあの時の玩具屋さんにマシンザウラーが陳列してあったような気が……するにはするけれど、当時自分が夢中になっていたのはミクロマンだったし、対するポピーの合金シリーズの目玉はバトルフィーバーJとか、デンジマンあたりだったはず。さらにガンダムの合金玩具もGファイターとセットの奴が出てきてたから、雑誌媒体での展開しかなかったマシンザウラーはあまり注目されなかったのかもしれない……。
そんな、割と地味な印象の「マシンザウラー」ですが、いまこの玩具が手元にあるのは、当時一緒に遊んでいた友人の影響でした。
といいますか、同じものを先立って友人が持っていて、それを見て、手に取って、“あ、これはミクロマン遊びに使える! 同じマグネットを使ったタイタンと絡めて遊べる!”
ということで、お小遣いはたいて買ったのでした。確か980円くらいの値段じゃなかったかな。超合金は2,000円近く(DX超合金だと5,000円を超えていた)だった記憶がありますから、毎月の小遣いが1,000だった当時の小学生にとってはありがたかったのです。
ということで、前置きが長くなりましたが、詳細を見てみましょう!
……と言いたいところなのですが、なんと、外箱にがっつり自分の名前が書いてあって……(苦笑)。
同じものを買っていた(色バリエーションも同じ)友人のものと混同しないように書いたのだと思いますが、希少価値ゼロですな(爆)。というかレビューできないので、外箱写真はナシ!
……というわけにもいかない(紹介しないのは惜しい)ので、一部分だけモザイク掛けさせていただきました。
外箱表

本当はちゃんとしたものをお見せしたかったんですけどねぇ……。
外箱裏

上部にイメージ写真。右にはカラーバリエーション。そして下部が説明書となっています。
外箱側面


内容は左右とも同じです。
パッケージ

この当時一般的だった発泡スチロールではなく、フィルム素材(ポリエチレンもしくはポリプロピレンあたり)に収められています。なお、表には本体と一部のパーツのみで、残りは後ろに収められていました。
内容物

本体、ファイヤーイーグル、剣。
意外とシンプルです。
正面

胸のパーツは、本当はメッキパーツなのですが、遊んでいるうちに剥げてしまって……。
銀色の模型用塗料で塗れば直ると思って塗ったものの、あの輝きは当然再現できず……。orz。
小学生の浅はかな思いつきでした(苦笑)。
左側面

全長約10cmで、同時期タカラより発売されていたミクロマンとほぼ同じサイズです。
背面

背中の穴は約4mmで、ミクロマンで主流だった5mmジョイントとは互換性がありません。
右側面

体幹に重いマグネットが仕込まれている割に自立性が高く、他のフィギュアに比べても撮影は楽でした。
付属の剣を構えて

剣は上から差し込むのではなく、横に接続する形になっています。(左手にも接続できます)。さらに剣はファイヤーイーグルの機首(ミサイルになっている)と差し替えることができます。

マグネットを使用している割には、可動域は大きくはありません。肘関節は略され、手首も回転しません。肩も真横にくっ付けるので、マグネットの恩恵は高くありません。膝は一軸で差し込むジョイント形式で、総じて、同じタカラから発売されていたミクロマンシリーズのタイタンスペースナイトに似ている感じでしょうか。
ファイヤーイーグル

この記事書くのに調べて、初めてな名前を知りました(爆)。
機首はミサイルとなっているほか、前述したとおり、剣をはめて、スプリングの力で飛ばすこともできます。(予備がないので紛失注意です!)

パーツ単体でも遊べるように、各ジョイントで繋がってます。

もちろん、デスクロスと合体させることもできます。

……が、あまり印象変らないですね(笑)。

その他、マグネットの特性を生かして、色々なパーツバリエーションで遊ぶことができます。

とはいえ、ミニデスクロス単体ではそのバリエーションも限られ、やはり、同じタカラから発売されたマグネットを使った商品-----マグネモやタイタン等を絡めて遊んだほうが楽しいと思います。
……というか、実際そうやって遊んでましたし、これを買った理由もそれでしたしね。

横長のリーフレットが同梱されていて、マシンザウラーの世界や玩具が紹介されていました。

そうそう、デスクロスって、敵であり、ラスボスなんですよね。

ミニデスクロスの遊び方が紹介されています。

※手違いにより正しい画像が掲載されていませんでした。謹んでお詫び申し上げますとともに正しい画像に差し替えさせていただきました。
このほかの玩具-----フルサイズのデスクロスや主人公マシン(?)であるマシンザウラーも紹介されています。
とはいえ、マシンザウラーを持っている友達はいなかったなぁ……。
マグネットを使っている玩具は超合金同様、金属を使っている分、値段が上がるので、お小遣いでは買えず、クリスマスとか誕生日のような特別な日におねだりして買ってもらうものだったので、それほど出回らないんでしょうね……。雑誌媒体でのみの展開であれば、なおさら……。
そんな貧乏(苦笑)小学生に救いの手が差し伸べられていました。

マシンザウラーのプラモデル(当時100円)
なんと、こんなものまで発売されていたのです!
などとシレッと書いてますが、別にマシンザウラーだけではなく、あの当時100円プラモデルは、バンダイからもアオシマからも発売されていて、子供たちの間ではポピュラーな存在でした。
そういえば、以前紹介したダイアクロンのプラモデルも100円でしたね。
ということで、こちらも併せて紹介しましょう!。
外箱側面

おそらく、ボックスアートを描かれたのは桜多吾作先生ではないかと思います。
外箱側面

なんと! マシンザウラー以外にも模型化されていたんですね。
なお右側の「トリプス」は、作中「トリケラドブス」の名で活躍(?)してました。
外箱裏

箱の裏は組み立て説明書になっています。
正面

接着剤不用のスナップフィット・キットで、ランナーは2色。四肢は差し込み式の一軸という、昔ながらの構造です。
左側面

プロポーションは所謂ゴジラスタイルで、当時の恐竜感に沿った造形です。
背面

ミサイルは左右2対(4個)ランチャーと一体で差し込む形になっています。
右側面

すみません、当時のへたくそな塗装が部分的に施してあって……。恥ずかしい……(苦笑)。

当時の安価な模型ですから、手足と首くらいしか動きません。驚異的な可動で衝撃を与えた300円のガンダムのプラモデルが登場するのはこの後です。
そしてもう一つ、翼竜プテラノドンのサイボーグ“プテラス”のプラモデル。


こちらも箱の裏が組み立て説明書になっています。
正面

現代のスリムな形状とは異なる、当時の恐竜感満載の造形です。
左側面

関節がへたって直立が難しかったので、座らせて撮ってます。
尻尾とか、爪とか、細かなパーツが破損していて、すみませんねぇ……。
背面

背中の中途半端に下手に塗られた部分は、コックピットのようです。
右側面

「マシンザウラー」にて玩具化されたのはマシンザウラーとデスクロスだけですので、脇役であるプテラスとトリプス(トリケラドブス)が安価で模型化されたのは朗報でしたね。

翼竜型サイボークであるためか、可動部分は首と後脚しかありません。それでも立体化してくれるだけでも御の字です。もっとも誌面ではほとんど活躍してなかったようですが……。
……ということで(?)、ここで「マシンザウラー」の世界を、少しだけ再現してみましょう。

デスクロス「愚かな地球人ども! 余が直々に剣を奮い、奴隷にしてくれようぞ!」
轟正義※&マシンザウラー「そんなことは絶対にさせない! 地球の平和はこの俺が守り抜く!!」
※轟正義:「きょうりゅうサイボーグ マシンザウラー」の主人公
一方大空でも激しい戦いが繰り広げられていた-------!

……と、まあ、駆け足でご紹介した「きょうりゅうサイボーグ マシンザウラー」の世界、いかがでしたでしょうか?
さすがに古く、そして資料も残っていないうえに、私の記憶も乏しいとあって、その世界、その魅力を十分に伝えることができなかったように思いますが、少なくとも、一見敵に見える恐竜サイボーグが人類の味方であり、ヒーロー然としたデスクロスが悪の帝王であるという設定は前衛的かつ挑戦的であり、さすがダイナミックプロ!と唸らざるを得ません。
これがTV番組になっていたら、どんな反応を巻き起こしたか------? そんな世界をみてみたかったですね。

以上、古の玩具 タカラ マグネボーグ きょうりゅうサイボーグ マシンザウラー「銀河帝王ミニデスクロス」でした!
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