15号機復活作戦(終)
Linux Mintのインストールも無事終わり、最後の仕上げとして、細かな設定に移ります。

…………と言っても、このLinux Mint、ubuntuと同様オールインワンで、必要なものはすべて入ってるし、追加で導入したいときも充実したラインナップのソフトウェアライブラリで簡単にインストールできるので、語るべきところも少ないんですけどね(爆)。
それはともかく、まずは宿題だった時計合わせにいきましょう。
前回記事でさらっと触れましたが、Linux Mintはハードウエアの時計をグリニッジ標準時(UTC)とみなし、そこからタイムゾーンの補正を掛けてデスクトップに時刻(UTC+9)表示します。
なので、Linux Mint上で時計合わせをすると、ハードウェアの時計がグリニッジ標準時となるため、WindowsXPで起動したとき、時計が狂うことになります。(日本時間より9時間前の時刻が表示されてしまいます)
逆にWindowsXPで時計を合わせると、Linux Mintで起動したときに時計が9時間も未来の時刻が表示されるわけで、これはこれで問題が生じてしまいます。
というか、なんでこんな面倒くさい仕様になっているかと言えば、UNIXというのはコンピュータがとても高価で、大学や研究機関、大企業などにしかなかった時代にそれを複数の人間がシェアして使う時代につくられたOSであり、その名残みたいなものなのですね。
日本みたいにタイムゾーンが一つの国ではピンときませんが、北米やオーストラリアなど一つの国に複数のタイムゾーンがある国では、それぞれ別のタイムゾーンから複数のユーザーがアクセスするなんてこともあるわけなのです。
UNIX系統OSは今でもサーバ等で使われてますので、それを鑑みればハードウェアの時刻をUTCに合わせて、アクセスするユーザーの地域に合わせて時刻表示する方が合理的である-------という考え方なのです。
が、15号機はノートPCで、デスクトップ用途で、私一人しか使いませんので、ハードウエアをUTCにしておく理由もないので、思いっきりローカルタイム(LTC)で運用できるようにします。
やり方はいろいろあるんですが、あれこれ入力するのは面倒なので(笑)、一番手間のかからない方法にします。
1)最初にWindowsXPで立ち上げ、時計を日本時間に合わせます。
2)次にLinux Mintで再起動します。
3)ターミナル(端末)を立ち上げ、

以下のコマンドを入力します。
sudo hwclock -D --systohc --localtime
パスワードを問われますので、プロンプトに従って入力してください。

こんな感じで、時計が日本時間に設定されます。
では、その他のソフトウェアを導入しましょう。
Linux Mintは標準で様々なソフトウェアが十分にインストールされていて、追加の必要がないくらいなのですが、個人的にサウンド変換ツールが欲しかったので、それを追加します。
「Menu」から「ソフトウェアの管理(ソフトウェアマネージャ)」を選択します。

お勧めのソフトの一覧とともに、ウィンドウが表示されます。

各カテゴリーごとにソフトウェアが表示され、さらにサブカテゴリーでジャンルを絞ることができます。
今回インストールしたのは、この「Sound Converter」。動画ファイルから音声トラックを取り出しファイル化することもできます。

私はあまり使いませんが、皆さんの関心が高いであろうOfficeソフトも標準でついてきます。

Libra Officeという統合オフィスソフトで、マイクロソフト・オフィスのデータを読み込むこともできます。

ただ、個人的には使い勝手は今一つかな。同じオフィスソフトなら親戚筋のApacheのOpen Officeの方が便がいいように思います。そもそもオフィスソフト自体、私、使いませんからね(笑)。グラフィックソフトでの作業がほとんどなわけで、文書作成に至っても、この記事を含め、すべてエディタで書いてますのでね。
ubuntuの時もそうでしたが、Linux Mintも非常に優秀なOSで、ネットワーク等の必要な設定が終われば、そのままの状態ですぐに使うことができます。
私自身も追加で触ったのはカーソルの色味やフォルダアイコンの色、デスクトップの壁紙くらいだったかな。
ですので、Linux Mintは古いPCを再利用したい方、Linux初心者にはお勧めのLinuxディストリビューションではないかと思います。
私もこれを機にLinux化した15号機でバリバリ使っていきたいですね。
でもその前に、USB機器の配線、どうしようかなぁ…………?(絶賛お悩み中)

…………と言っても、このLinux Mint、ubuntuと同様オールインワンで、必要なものはすべて入ってるし、追加で導入したいときも充実したラインナップのソフトウェアライブラリで簡単にインストールできるので、語るべきところも少ないんですけどね(爆)。
それはともかく、まずは宿題だった時計合わせにいきましょう。
前回記事でさらっと触れましたが、Linux Mintはハードウエアの時計をグリニッジ標準時(UTC)とみなし、そこからタイムゾーンの補正を掛けてデスクトップに時刻(UTC+9)表示します。
なので、Linux Mint上で時計合わせをすると、ハードウェアの時計がグリニッジ標準時となるため、WindowsXPで起動したとき、時計が狂うことになります。(日本時間より9時間前の時刻が表示されてしまいます)
逆にWindowsXPで時計を合わせると、Linux Mintで起動したときに時計が9時間も未来の時刻が表示されるわけで、これはこれで問題が生じてしまいます。
というか、なんでこんな面倒くさい仕様になっているかと言えば、UNIXというのはコンピュータがとても高価で、大学や研究機関、大企業などにしかなかった時代にそれを複数の人間がシェアして使う時代につくられたOSであり、その名残みたいなものなのですね。
日本みたいにタイムゾーンが一つの国ではピンときませんが、北米やオーストラリアなど一つの国に複数のタイムゾーンがある国では、それぞれ別のタイムゾーンから複数のユーザーがアクセスするなんてこともあるわけなのです。
UNIX系統OSは今でもサーバ等で使われてますので、それを鑑みればハードウェアの時刻をUTCに合わせて、アクセスするユーザーの地域に合わせて時刻表示する方が合理的である-------という考え方なのです。
が、15号機はノートPCで、デスクトップ用途で、私一人しか使いませんので、ハードウエアをUTCにしておく理由もないので、思いっきりローカルタイム(LTC)で運用できるようにします。
やり方はいろいろあるんですが、あれこれ入力するのは面倒なので(笑)、一番手間のかからない方法にします。
1)最初にWindowsXPで立ち上げ、時計を日本時間に合わせます。
2)次にLinux Mintで再起動します。
3)ターミナル(端末)を立ち上げ、

以下のコマンドを入力します。
sudo hwclock -D --systohc --localtime
パスワードを問われますので、プロンプトに従って入力してください。

こんな感じで、時計が日本時間に設定されます。
では、その他のソフトウェアを導入しましょう。
Linux Mintは標準で様々なソフトウェアが十分にインストールされていて、追加の必要がないくらいなのですが、個人的にサウンド変換ツールが欲しかったので、それを追加します。
「Menu」から「ソフトウェアの管理(ソフトウェアマネージャ)」を選択します。

お勧めのソフトの一覧とともに、ウィンドウが表示されます。

各カテゴリーごとにソフトウェアが表示され、さらにサブカテゴリーでジャンルを絞ることができます。
今回インストールしたのは、この「Sound Converter」。動画ファイルから音声トラックを取り出しファイル化することもできます。

私はあまり使いませんが、皆さんの関心が高いであろうOfficeソフトも標準でついてきます。

Libra Officeという統合オフィスソフトで、マイクロソフト・オフィスのデータを読み込むこともできます。

ただ、個人的には使い勝手は今一つかな。同じオフィスソフトなら親戚筋のApacheのOpen Officeの方が便がいいように思います。そもそもオフィスソフト自体、私、使いませんからね(笑)。グラフィックソフトでの作業がほとんどなわけで、文書作成に至っても、この記事を含め、すべてエディタで書いてますのでね。
ubuntuの時もそうでしたが、Linux Mintも非常に優秀なOSで、ネットワーク等の必要な設定が終われば、そのままの状態ですぐに使うことができます。
私自身も追加で触ったのはカーソルの色味やフォルダアイコンの色、デスクトップの壁紙くらいだったかな。
ですので、Linux Mintは古いPCを再利用したい方、Linux初心者にはお勧めのLinuxディストリビューションではないかと思います。
私もこれを機にLinux化した15号機でバリバリ使っていきたいですね。
でもその前に、USB機器の配線、どうしようかなぁ…………?(絶賛お悩み中)
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