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High Sierra の謎〜20号機降臨(4)

前回、OSX 10.6 のインストールUSBを作成〜起動試験をした時に発見した、謎のブート区画

起動ディスク選択画面 (03)

今回はこの「復旧-10.13.6」ついて考察していきます。






起動ディスク選択画面(起動時にキーボードの「option」を押すと表示される)に現れた謎のブート企画。これは一体なんなのでしょうか?

復旧-10.13.6」と銘打っているだけに、OS X 1013 High Sierra のリカバリ区画のような気がしますが……。


ちょっとドキドキしますが、選んでみましょう。



macOS ユーテリティ画面

こんな画面が出ました!

どうもリカバリ画面のようですね。メーカー製 Windows PC でよく見かける、Disk to Disk のリカバリ区画を起動した時の画面によく似ています。


…………………………


さすがに恐かったので(バックアップがまだだったので)、この先のオペレーションはしませんでしたが、この様子だと、システムが不具合を起こしても、バックアップなしで OS X 10.13 High Sierra を復旧させられそうですね……。


本当にそうなのでしょうか?


ちょっとGoogleってみました。

すると、Appleのサイトに「ソフトウェアアップデートを実行して OS X インターネット復元を使えるコンピュータ」と題した記事が見つかりました。

これによると、出荷時にOS X 10.7 Lion 以前のOSがインストールされていたモデルのうち、EFIファームウエアROMをアップデートしているものであれば、インターネット経由でシステムを復元することができるようなのです。


はて……。


そんなわけで、ファームウェアのバージョンを確認してみることにします。

アップルメニューから「このMacについて」を選択し、

システムプロフィール (01)

システムレポートをクリックします。



システムプロフィール (02)

「ハードウェア」の項目を選ぶと、ブートROMのバージョンを確認できます。



さて……。



表示されたROMのバージョンは、Appleのサイトに掲載されていたバージョンとは一致しませんでした。

ですが、ROMのバージョンの数値が16審法で表記され、なおかつ数値が大きいほど最新と仮定すれば、本機は“インターネット経由でシステムを復元できる”条件に十分当てはまります。

そして一つのある謎が氷解するのです。


私が買ったこのマシンは、おそらくリース物件として使われていたもので、それを再整備して中古販売したと思われるものでした。スペック的にもCPUに intel Core i5 3.6GHz と、カタログにはないモデル。(一般販売されないCTOモデル)。そして売主はリース物件を扱う業者でした、

私は最初、わざわざOS X 10.6 からアップデートを繰り返して OS X 10.13 High Sierra にして、販売したものだと思っていたのですが、いやそうじゃない。売主はこのマシン以外にも数台中古のMacを販売しているわけで、私じゃあるまいし、そんな酔狂なことをするとは考えにくい。だが売り物とするにはOSはインストールしてあるべきでしょう。

となれば、このマシンがいつROMをアップデートしたかはわかりませんが、再整備時にインターネット経由でOSをインストールし、その結果入ったのが、このモデルが使える最終バージョンである OS X 10.13 High Sierra であったと……。


そう考えると全てに合点がいきます。



……ということは、要するに私は不幸にも High Sierra が壊れた場合でも、右往左往する必要はないってことですね!



ですが、バックアップを取らなくてもいいと言うことではないので、作業は続くのです。


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ジャンル : コンピュータ

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