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十周年

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2022年の手帳

早いもので、2021年も3ヶ月を切りましたね。皆さんの中には来年の手帳をすでに入手して、予定をあれこれ検討している方もいらっしゃるのではないかと思います。

えっ? 手帳なんて古い、今はデジタルの時代、すでに電子化しているぞ−−−−−−−という方もいらっしゃるでしょう。

かくいう私も一時期は、紙の手帳と並行してPDAを使ってみたり、PC上でスケジュールソフト等を試用したこともありましてね……。


今回はそんな、スケジュール管理ツールについてのお話です。







まあ、そんなわけで今年も来年のスケジュール管理ツールをどうするかを考える時期がやってきたわけです。

人によっては“まだ早いよ!”というかもしれませんし、“今頃になって考えるなんて遅いよ!”という人もいるでしょう。

そもそも“スケジュールって、お前は何を管理するんじゃ。誰にも会うこともないやんか!”と厳しいツッコミ入れる人もいるかも知れません。


うるさいな、ホットケよ(爆)。


まあ、スケジュールなんて合ってないような毎日を過ごしているわけなんですが、だからといって予定とかを建てなくてもいいというわけではなく、個々のプロジェクトの進行管理はそれなりに必要なのです。イラスト制作とか、よく遅れますからね。(恥)


で、私 あねさと は長年、Time/System というデンマーク生まれのシステム手帳を愛用している……と書きたいところなのですが、ここ10年ほどはTime/Systemを模した自作リフィルを使ってまして……。


手帳 (01)
Time/System に模した自作リフィルをバインダーに挟んで使用。



いや、高くてさ、Tine/System。実入りが殆どなくなった身分でこれを買うのはキツイ……と、代理店には申し訳ないと思いつつも、毎年A4用紙13+12枚印刷して、自分で日付振ってます。

それでも、Activity Check List のような他の主要リフィルは手元の在庫が豊富にあって、それをバインダーに挟んでいるので、見方によっては Time/System を名乗れないこともない…………(< んなわけあるか)。


その Time/System を長年使っていた、その理由なのですが、これが随分と昔を遡ること、年号が平成に切り替わる直前の昭和の末期。講談社から発行された「DAYS JAPAN」※という雑誌。この創刊号に英国のコンサルタント:ジェームズ・ヌーン氏が著した著書「Aタイム」を紹介する記事がありまして、その「Aタイム」で紹介されたツールが“Time/System”だったんですね。

私もこの記事に刺激され、実際に「Aタイム」を購入し、穴が空くほど読み倒しましたが、残念ながら田舎には“Time/System”のような外国製の高価なシステム手帳は売ってなかったんですね。


その後上京し、華やかな業界の裏方としての仕事に就いたのですが、ここではやらなければいけないことが分刻みで発生し、何かに書き留めて置かないとすぐに忘れてしまう−−−−−−−それはとても大変な事態になってしまうため、メモを取りまくるのですが、当時私が使っていたのは、銀行が口座を持つ預金者に配っていた手帳。昔は銀行がタダで手帳を配るという、そんな事があったんですが、その手帳、携帯性には優れていたものの、当然記述スペースは小さく、あっという間にメモで埋まってしまったんですね。これではまずい、なんとかしなければ…………。


そんなときに住んでいた市にある百貨店に文具コーナーに Time/System のリフィル(だけ)が売られていまして、ああ、そうだ、あの「Aタイム」で紹介されていたシステム手帳を使ってみよう−−−−−−−−と、一部のリフィルを購入し、後は他社のバインダーセットだけ買って試用してみたんですね。


結果、大きくて出張には持っていけないものの(毎週のように地方に出かける、そんな仕事でした;苦笑)、事務所での勤務時には、“何日の何時に電話する”といった(自己)管理に最適で、いい加減でできない会社員だった私を随分と助けてくれたのでした。


その翌年からダイアリーセットを買い求めるようになり、(その間、代理店も二回くらい変わって大変でしたが;苦笑)、数年後には純正の革バインダーも手に入れて、仕事がなくなって生活が苦しくなるときまで続けていました。



※講談社発行の「DAYS JAPAN」誌は、その後に発行された同名の雑誌とは無関係……ではなく、講談社版に寄稿していたのが、のちの「DAYS JAPAN」誌の発行人となるフォトジャーナリストの広河隆一氏。氏は名声高いフォトジャーナリストではあったんですが……。彼が犯した卑劣な行為は到底許されるものではなく、志高い雑誌の名誉も傷つけたという点でも、その責任は重いと言わざるを得ません。



そんな長い付き合いの Time/System について語ればもう一つくらい記事ができてしまうので、また後日。


……ということで、Time/System をずっと使っていたわけなのですが、決してPCソフトのスケジュール管理ソフトを否定していたわけではなく、機会があるごとに試しては Time/System と比較してみたことは事実。Lotus Organizer や、Outlook (“Express”じゃない方)を触っては、“やっぱり紙の手帳には敵わないな……”と、紙の手帳に舞い戻っていたのですね。

もちろん、A5サイズのシステム手帳にはその大きさ故“携行には適さない”という高いハードルがあって、別に小さなメモ帳を併用していたことも事実。


それが印刷会社務めになった頃、事情が少し変わってきます。


PDA”というモノは、随分前から発売されるものの、話題になるのはその時だけという、長年失敗を繰り返してきたデバイスなのですが、“Palm”端末だけは様子が違って、珍しく市場に受け入れられたんですね。日本でも“CLIE”という商品名で互換端末が発売されてましたね。

この“Palm”端末をその印刷会社の人が持ってまして、“なかなかいいよ”と勧めてくるわけです。


そして安いわけです


ならば、玩具として買ってみるかと手に入れたのが Handspring Visor Platinum.。

使ってみた感想は、スケジューラーとしてはメインにはならないけれど、サブとして使う分には(他者とスケジュールの共有もできるので)有用かな、と。そしてPalm向けのソフトが色々あって、ユニークなものも多いので、遊べる端末だな、という感じでよく使ってました。

そのうちキーボードでの入力が欲しくなり、wifi通信もできるということで買ったのが SONYCLIE。これはバッテリの寿命が尽きるまで使い倒してましたね。ふと浮かんだアイディアをメモするのにちょうどよかったし、“ToDo”を買い物リストに転用してとても便利だった。


Handspring Visor & SONY CLIE



……のですが、前述のようにバッテリの寿命が尽きて CLIE はオブジェと化し、Visor Platinum も壊れた−−−−−−−と思ったら、壊れたのはメインスイッチで、他のボタンは生きていたのでまだ使えるのですが、PC側のソフトが古くなり、また一月に一回電池交換するのも面倒になり、分刻みでメモする必要もなくなったことから、自然と使わなくなってしまいました。PDA対応の Time/System のバインダーも買ったのに(苦笑)。


手帳 (02)

PDA対応の TimeSYsitem バインダー。通常のA5サイズではなく、“コンパクトサイズ”とも呼ばれるミニ6穴サイズ。

手帳 (03)



そんなわけで、ずっと紙の手帳を継続していたのですが、今年はどうしよう−−−−−−−−と、浮気心が芽生えてくるのです(爆)。

ほら、いま“DX”が囁かれてるじゃないですか。なので、私のスケジュールもDXしようかと(爆)。


と思い、タブレット端末の中古とか探して物欲を高めてみるのですが、これも数年後には CLIE と同じようにオブジェと化してしまうのか……と思うと、ちょっと躊躇するのですね。

しかも我が家にはPCがいっぱい。ノートPCも数多くあって、この間Linux入れて再生した15号機(Lenovo Thinkpad R51e)には Thunderbird を入れてあるので、 Add-On の Lighting 使えばスケジューラになるじゃん……などと考えると、これでいいじゃん。

でも自分の行動履歴を記録するならやっぱり紙のほうが分があるか。そういえばもう長いことヒマさん(Time/System の代理店:ヒマ・コーポレーションのこと)からリフィル買ってないから、来年のマンスリーとディバイダぐらい買っておこうか……。


などなど、秋の夜長に悩んでみるのです。


さて、どうしようかなぁ……(爆)。




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