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十周年

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追悼:ウェイン・ショーター

昨日、アメリカの著名なサックス奏者でジャズの巨人の一人としても知られるウェイン・ショーター氏が逝去されました。

謹んで故人への哀悼の意を表したいと思います。







ショーターもとうとう亡くなってしまわれたか……。


お年もお年なので、バカラック氏の時と同様、そろそろ……と思ってはいましたが、それでも一日でも長く……と思っていただけに、寂しい限りです。

私がショーター氏を知ったのは(恥ずかしながら)ちょっと遅くて、1980年代末。NHKのスペシャル番組「銀河宇宙オデッセイ」の音楽を担当したハル高内(高内春彦。女優の松坂慶子さんの旦那さまとしても知られるギタリスト)氏によるサウンドトラックに、参加ミュージシャンとしてクレジットされたところからでした。

このアルバムでショーター氏は数曲、演奏を披露しているのですが、その美しく浮遊感に溢れた音色は私の心を虜にし、以降、注目すべき偉大なアーティストの一人として、必聴リスト入りしたのです。

ですが、この方はそれ以前から数多くの足跡を残してきた偉大なアーティストだったんですよね。

にわかファンの私が語るのも烏滸がましいですが、マイルス・デイビスのグループx在籍時での活躍や、ジョー・ザヴィヌルとともに組んだ“ウェザー・リポート”で新しい音楽を切り開き、それは後にフュージョンと呼ばれる分野の先駆けとなるなど、音楽史においても重要なキー・パーソンでもありました。


そんな難しいことは抜きにしても、純粋に氏の奏でるサックスの音、そして彼の創り上げた楽曲が大好きで、「スリー・マリアズ(The Three Marias)」や、「ポンタ・デ・アレイア(Ponta De Areia)」、「マホガニー・バード(Mahogany Bird)」は大のお気に入り。

一時期、彼のベスト盤を土曜日の夜、毎週のように聴いていたことがあって、今でも「マホガニー・バード」は土曜の夜を締めくくる一曲に指定しているほどです。


ここ近年のプレイ映像を観た時、椅子に座っての演奏するなど、流石にお年を召した感は拭えませんでしたが、それでも新しい音楽の創造に意欲を感じるような内容でしたから、まだまだご活躍されるのだろうな……と思っていたのですが……。


長きに渡って、ジャズ音楽を引っ張ってこられた巨星が、いま、永遠に輝く星になった−−−−−−−そんな気がします。


ここ最近相次ぐ訃報で涙の枯れる暇がありませんが、氏の残した偉業をあらためて感じながら、これからもウェイン・ショーターの音楽を聴き続けていこうと思います。


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