1/12 部室の机と椅子
本日ご紹介するフィギュアはこちら。
航空機のプラモデルで知られる、ハセガワより発売の「1/12 部室の机と椅子」。

ハセガワ といえば、航空機のプラモデルで有名な模型業界の老舗。私もお世話になりました。いまでも棚には、ピトー管や受油プローブ、ランディングギアが破損したままの、へったクソな塗装で仕上げられたスカイホークやらミグやらミラージュが眠っております。イーグルとかも持ってたんですが、屋根裏でバラバラにされていてまして……。(グッスン)。
ま、そんなことよりも、「1/12 部室の机と椅子」です。
ハセガワという会社は前述の通り、航空機の模型でダントツの知名度を誇る企業ですが、一方で最近はキャラクターモデルも展開したりと、現在でも積極的に商品開発をしている企業でもありますね。まあ、模型/玩具業界は厳しいですからな。ハセガワがマクロスシリーズ手がけたときは、“あのハセガワが……”とも思いましたが、“ハセガワらしい”と感心した記憶もありましたな。
そのハセガワが数年前から新たに商品展開したシリーズが「1/12 可動フィギュア用アクセサリシーリーズ」。ぶっちゃけ、figmaやリボルテックなどの12~14cm程度の大きさの可動フィギュアにぴったりの家具プラモデルなわけです、ハイ。
一応断っておくと、1/12サイズというのは、ドールハウスの国際標準規格でもあるんですね。だいたいこのサイズでつくられたものをアッセンブルしていくと、あなたにも素敵なドールハウスが作れますよ、ということになっているわけです。(フィギュアにはこの他に、1/6、1/3などが規格化され、巷に浸透しています)。
1/6などはフィギュアサイズ自体が大きいこともあって、家具などの充実は厳しいものがあるのですが、(相当大きくなるから、保管場所の確保がまずたいへん)、それに比べると、1/12はサイズもコンパクトですし、ドールハウスの国際規格でもあり、なおかつfigma、リボルテック両雄が並び立つ人気玩具でもあるわけで、当然そこに商機はあるというわけなのでしょう。2011年の登場以来、このシリーズも第6弾まで発売されていますから、相応の支持を受けているのでしょう。更なる展開が楽しみですね。
さて、前置きが長くなったので、そろそろ本題に入りましょう。「1/12 部室の机と椅子」は、このシリーズの第二弾で、(第一弾は「学校の机と椅子」)前作との連携を意識した商品になっています。
いやしかし、本州の学校は各部活動専用の教室があるのかしら? 私の通っていた学校はボロ校舎だったからかもしれないが、専用の部室なんてなかった記憶が。ま、私が所属していたのは吹奏楽部だったので(地味に名門でした)、夏は川原で、冬は普通の教室で練習。合奏のみ視聴覚室(&音楽室)を使っていましたが。
そんなわけで、こんな折りたたみ式の会議机が常備された教室なんてなかったわけですよ。それも「~部」の活動専用の教室なんて。
それはともかく、「1/12 部室の机と椅子」と銘打ってますが、要するに普通の会議机とパイプ椅子です。
箱

箱の裏は組み立て説明書。

そういえば、昔のプラモデルには箱の上蓋の裏面が組み立て説明書というものが結構ありましたね。(アオシマのミニ合体シリーズとか)。
中身はこんな感じで袋詰めされています。


パーツは4種類。茶色のパーツ(×2)

グレーのパーツ(上が×2、下が×4)

組み立ては、接着剤不要のスナップキットで特段難しいものではありませんが、最近のガンプラのようなゲートが目立たないところにあるというわけではなく、ランナー構成そのものは昔の模型さながらの硬派な仕様です。
実際のところ、成型色の関係で未塗装でもそれなりに見えますが、やはり塗装した方がはるかに見栄えがいいです。
……というわけで塗装してみたんですが、失敗しました(恥)。
実は、指定された銀とマホガニーがなくて、茶色の部分は未塗装のまま、グレーの部分だけ銀に仕上げようと、ちょうど親父殿の作業場にあった銀と思わしきカラースプレーを吹き付けてみたんですが…………色がでない(!) おかしいな?と思いながら作業を続けて、ふとスプレーを見てみると、“とうめい”の文字が。
なんじゃぁあああああ、こりゃぁあああああああ!
どうも塗装面の上に吹き付ける、メタリック仕上げ用途のクリアカラーだったようで……。気が付いたときにはもう、ザラザラになってました。orz。
シンナーで洗ったり、ペーパー掛けしたりしてフォローしたんですが、どうにもならず、ダイソーで買ってきた銀のマーカーで塗りなおしたらガタガタになっちまいました。
というわけで、ヒジョーに仕上げが粗いですが、いや本当にもう恥ずかしくてお見せできるような代物ではないんですが、文章だけでおしまいというわけにもいかないので、恥を忍んで公開しちゃいます。
会議机

斜めから

二台あわせて

やっぱり天板も塗るべきだったなぁ……。フローリング補修用テープでも張ってごまかすか……。
パイプ椅子


撮影直前に気が付いたんですが、左右のパイプを真ん中のパイプパーツで繋いで組み立てるんですが、その部分を接着して隙間をパテ埋めすればよかった……。悔しい。ギターの弦オーダーするとき、コイツを再発注しようかな……。
figma「長門有希 制服ver.」付属のパイプ椅子と並べて


塗装がきちんとしていれば、完成品と遜色ない出来だったかと思います。
とりあえず、全て揃えて

単なる会議机とパイプ椅子ですが、使い方次第で遊び方が広がる面白いアイテムです。
なので早速遊んでみましょう(笑)。

ハルヒ「キョン、みくるちゃん、有希、古泉君、事件は会議室で起こってるんじゃないのよ、現場で起きてるのよ!」

何度か「会議は事件で起こってるんじゃないのよ!」と書くところでした。逆だろ、ソレ(苦笑)。
ちなみにこの商品、私は取調室を再現しようと思って買ったんですよね。え? どんなシチュエーションなんだって? それはフィギュア漫画「Final Labyrinth~涼宮ハルヒの迷宮(仮題)」の今後の展開を楽しみに待ってて!(爆)

そんな感じで組み合わせ無限且つ自在の「1/12 部室の机と椅子」。皆さんも是非手に入れて遊んでみてください!
おまけ

キョン「長門……、好きだ!」

キョン「どうした、長門? 風邪でも引いたか? 顔が紅いぞ!」
この朴念仁が!(笑)
航空機のプラモデルで知られる、ハセガワより発売の「1/12 部室の机と椅子」。

ハセガワ といえば、航空機のプラモデルで有名な模型業界の老舗。私もお世話になりました。いまでも棚には、ピトー管や受油プローブ、ランディングギアが破損したままの、へったクソな塗装で仕上げられたスカイホークやらミグやらミラージュが眠っております。イーグルとかも持ってたんですが、屋根裏でバラバラにされていてまして……。(グッスン)。
ま、そんなことよりも、「1/12 部室の机と椅子」です。
ハセガワという会社は前述の通り、航空機の模型でダントツの知名度を誇る企業ですが、一方で最近はキャラクターモデルも展開したりと、現在でも積極的に商品開発をしている企業でもありますね。まあ、模型/玩具業界は厳しいですからな。ハセガワがマクロスシリーズ手がけたときは、“あのハセガワが……”とも思いましたが、“ハセガワらしい”と感心した記憶もありましたな。
そのハセガワが数年前から新たに商品展開したシリーズが「1/12 可動フィギュア用アクセサリシーリーズ」。ぶっちゃけ、figmaやリボルテックなどの12~14cm程度の大きさの可動フィギュアにぴったりの家具プラモデルなわけです、ハイ。
一応断っておくと、1/12サイズというのは、ドールハウスの国際標準規格でもあるんですね。だいたいこのサイズでつくられたものをアッセンブルしていくと、あなたにも素敵なドールハウスが作れますよ、ということになっているわけです。(フィギュアにはこの他に、1/6、1/3などが規格化され、巷に浸透しています)。
1/6などはフィギュアサイズ自体が大きいこともあって、家具などの充実は厳しいものがあるのですが、(相当大きくなるから、保管場所の確保がまずたいへん)、それに比べると、1/12はサイズもコンパクトですし、ドールハウスの国際規格でもあり、なおかつfigma、リボルテック両雄が並び立つ人気玩具でもあるわけで、当然そこに商機はあるというわけなのでしょう。2011年の登場以来、このシリーズも第6弾まで発売されていますから、相応の支持を受けているのでしょう。更なる展開が楽しみですね。
さて、前置きが長くなったので、そろそろ本題に入りましょう。「1/12 部室の机と椅子」は、このシリーズの第二弾で、(第一弾は「学校の机と椅子」)前作との連携を意識した商品になっています。
いやしかし、本州の学校は各部活動専用の教室があるのかしら? 私の通っていた学校はボロ校舎だったからかもしれないが、専用の部室なんてなかった記憶が。ま、私が所属していたのは吹奏楽部だったので(地味に名門でした)、夏は川原で、冬は普通の教室で練習。合奏のみ視聴覚室(&音楽室)を使っていましたが。
そんなわけで、こんな折りたたみ式の会議机が常備された教室なんてなかったわけですよ。それも「~部」の活動専用の教室なんて。
それはともかく、「1/12 部室の机と椅子」と銘打ってますが、要するに普通の会議机とパイプ椅子です。
箱

箱の裏は組み立て説明書。

そういえば、昔のプラモデルには箱の上蓋の裏面が組み立て説明書というものが結構ありましたね。(アオシマのミニ合体シリーズとか)。
中身はこんな感じで袋詰めされています。


パーツは4種類。茶色のパーツ(×2)

グレーのパーツ(上が×2、下が×4)

組み立ては、接着剤不要のスナップキットで特段難しいものではありませんが、最近のガンプラのようなゲートが目立たないところにあるというわけではなく、ランナー構成そのものは昔の模型さながらの硬派な仕様です。
実際のところ、成型色の関係で未塗装でもそれなりに見えますが、やはり塗装した方がはるかに見栄えがいいです。
……というわけで塗装してみたんですが、失敗しました(恥)。
実は、指定された銀とマホガニーがなくて、茶色の部分は未塗装のまま、グレーの部分だけ銀に仕上げようと、ちょうど親父殿の作業場にあった銀と思わしきカラースプレーを吹き付けてみたんですが…………色がでない(!) おかしいな?と思いながら作業を続けて、ふとスプレーを見てみると、“とうめい”の文字が。
なんじゃぁあああああ、こりゃぁあああああああ!
どうも塗装面の上に吹き付ける、メタリック仕上げ用途のクリアカラーだったようで……。気が付いたときにはもう、ザラザラになってました。orz。
シンナーで洗ったり、ペーパー掛けしたりしてフォローしたんですが、どうにもならず、ダイソーで買ってきた銀のマーカーで塗りなおしたらガタガタになっちまいました。
というわけで、ヒジョーに仕上げが粗いですが、いや本当にもう恥ずかしくてお見せできるような代物ではないんですが、文章だけでおしまいというわけにもいかないので、恥を忍んで公開しちゃいます。
会議机

斜めから

二台あわせて

やっぱり天板も塗るべきだったなぁ……。フローリング補修用テープでも張ってごまかすか……。
パイプ椅子


撮影直前に気が付いたんですが、左右のパイプを真ん中のパイプパーツで繋いで組み立てるんですが、その部分を接着して隙間をパテ埋めすればよかった……。悔しい。ギターの弦オーダーするとき、コイツを再発注しようかな……。
figma「長門有希 制服ver.」付属のパイプ椅子と並べて


塗装がきちんとしていれば、完成品と遜色ない出来だったかと思います。
とりあえず、全て揃えて

単なる会議机とパイプ椅子ですが、使い方次第で遊び方が広がる面白いアイテムです。
なので早速遊んでみましょう(笑)。

ハルヒ「キョン、みくるちゃん、有希、古泉君、事件は会議室で起こってるんじゃないのよ、現場で起きてるのよ!」

何度か「会議は事件で起こってるんじゃないのよ!」と書くところでした。逆だろ、ソレ(苦笑)。
ちなみにこの商品、私は取調室を再現しようと思って買ったんですよね。え? どんなシチュエーションなんだって? それはフィギュア漫画「Final Labyrinth~涼宮ハルヒの迷宮(仮題)」の今後の展開を楽しみに待ってて!(爆)

そんな感じで組み合わせ無限且つ自在の「1/12 部室の机と椅子」。皆さんも是非手に入れて遊んでみてください!
おまけ

キョン「長門……、好きだ!」

キョン「どうした、長門? 風邪でも引いたか? 顔が紅いぞ!」
この朴念仁が!(笑)
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