フィギュア紹介記事を振り返る(2)

「にょろ〜ん! 毎度おなじみ十周年特別企画になのさっ! 今回は前回に引き続き、フィギュア紹介記事について振り返ってみるにょろよ!」

「……ということで、今回は簡素に済ますはずのフィギュア紹介記事が何故いまのような形になったのか、その変遷を探っていくにょろよ!」

「早速白状してもらおうか……、どうしてなんだ、父ちゃん?」

「どうしてですかねぇ……?」

「前回の話だと、『風鳴翼』を取り上げた辺りから変わってきたということだったわよね?」

「そもそも、なんで『figma 風鳴翼』を手に入れたんだ?」

「どうしてですかね……。単純に“好み”だったからかな?」

「この浮気者!」

「待つんだ、母ちゃん、まだ結婚前の話じゃないのか!?」

「もうデビューしてるもん!」

「正妻はアンタじゃなくて、このア・タ・シ」

「なんだと、コノヤロー!!」

「スト〜ップ!! 本当に懲りない人たちだねぇ……。」

「この時点ではまだ『まど★マジ激情』の設定はまだできていなかったので、“浮気者”呼ばわりものされるのは心外ですよ。」

「『T-elos』は入手していたけど、『ニャル子』は未入手だったからねぇ……。」

「ま、ひと月もたたないうちに手に入れてるんですがね。」

「ってか、すぐに管理人アバターになったよな?」

「その年(2013年)の年末に『T-elos』に交代しましたけど。」

「でも、翌年には復活したじゃない? “SAN値下がった状態”として」

(テヘペロ)

「脱線はそのくらいにして、本題に戻るよ! レビュースタイルになったきっかけは何だっだのさっ?」

「“きっかけ”というのは特になくて、“徐々に”いまのようなスタイルに落ち着いたというのが真相でしょうか。当初はフィギュアについて細かく説明するより、“遊び倒してみよう”感を重視してましたから。」

「それはまた、どうして?」

「フィギュアを手に入れるタイミングがどうしても、発売日よりもかなり後のことになるので、レビューしても時期遅れの“古い情報”になるんですよ。ならば視点を変えて、“こんな遊びをしてみたら面白いよ”的な視点で紹介しようと。最速かつ詳細なレビューをしているサイトは他にもありますし。」

「そのようなサイトと差別化を図る意図があったということね。」

「そもそも当Blogは有益な情報を提供するサイトではなく、面白おかしいエンターテインメントサイトですから。」

「とはいえ、解説的な記述も見られるね。」

「そうですね。当初はfigmaだけでしたが、そのうちリボルテックやF.H.フィギュアーツといった他社のフィギュアの他、actsta やフィギュっと、グッとくるフィギュアコレクションのようなマニアックなアクションフィギュアも取り上げるようになりましたから、それらの特徴や違いを、販売戦略も含めて記述する必要があるかなと思いまして。」

「“販売戦略”を語るって、スゲェな! 貧乏人のくせに、まるで経済評論家みたいじゃないか!」

「いや、あくまで私見ですので……。ただ、似たようなサイトがたくさんある中、“ここだけにしか無い”情報を載せていかないと、差別化出来ませんから。」

「他のサイトと内容が同じだったら、そっちを見ればいいわけだから、記事にする必要ないものね。」

「とはいえ、そのフィギュアについての詳細な情報は欲しいわよね。」

「そうですね。なので“フィギュアで遊ぶ”という視点は残しつつ、フィギュアについての基本情報−−−−−−キャラクターの基本設定や作品についてだったり、付属品も当初は表情パーツの紹介に留まっていたものが、手首パーツについても言及したり、可動領域の検証もするようになっていきました。」

「そこに至るまで一年近くかかってるみたいだけどね。」

(テヘペロ)

「そしてこれはいちばん大事なことだけど、手に持ってみて動かした感想を必ず記述してるのよ。」

「なんと言っても、その“感想”こそが、一番の“オリジナルな情報”ですので、最も私見が入りますが、紹介するフィギュアについての“実感”が伝わるように留意しています。」

「さらに古いフィギュアや玩具については、その時代背景についても、記憶の限り言及するようにしてるの。」

「……というか、なんで、そんな古いおもちゃなんか持ってるんだ?」

「ええっと、それは……。」

「それは次回に取り上げてみるにょろよ!」
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