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十周年

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アニメ視聴と評価&感想(4)

現在放送中のアニメ三作品~「戦姫絶唱シンフォギアG」、「<物語>シリーズ 2ndシーズン」、「宇宙戦艦ヤマト2199」について、その後の評価と感想を追加しておきますね。

以下、文章の一部に感情を損ねるような表現が含まれている場合がございます。



本題はいる前に、MS-IMEはどうしてこんなにバカなのか! ことえり(MacOS標準のIME。どうしようもないIMEの代表選手。Mac使う人は金出してATOK買ったほうがいい。私はEG-BRIDGE派でしたが)に匹敵するくらい酷い。“宇宙戦艦”も一発で変換できないとは……。


閑話休題。


最初は「戦姫絶唱シンフォギアG」。第3話は未視聴で~っていうか、もう見ないでおこうと思ったんだけど、やっぱりもう少し付き合ってみようと考え直し、第4話を録画視聴してみました。

で…………、やっぱり無理だわ、コレ。私には合わん。嫌いなOPを飛ばして本編Aパートから見たんだけど、5分でギブアップ(苦笑)。以下早送りで、Bパートにいたっては5秒後にチャプター送ってました。(つまり見るのをあきらめた)。

なので評価不能です。(いろんな意味で)それ以前の問題でした。

まあ好き嫌いが出てくるのはしょうがないので、それをもって全否定するつもりはないんですが、多分富野(由悠季)的演出が肌に合わんのだろうな。なのでまともに見る根気を奪ってしまって、(私が)作品自体を正しく評価できなくなってしまうのだろうと思う。

考えてみれば、はるか昔、“聖戦士ダンバイン”の頃から富野節に嫌悪感を抱き、「重戦機エルガイム」以降、富野作品を視聴することをやめた私だから、(なのでガンダムも1stしか見ていないし、認めていない;笑)、仕方がないんだろうね。アニメ自体「装甲騎兵ボトムズ」を最後に事実上卒業したし。(以降は世界中の映画ばかりみてました)。

なので、ごめんなさい。これ以上「シンフォギア」について言及しないことにします。figmaも買わんだろうなぁ……。(風鳴翼を買ったのが不思議なくらいだ)。


次は<物語>。こちらは第二話、第三話の視聴です。

第二話前半部のサービスシーンは正直退屈でした。こういうのが好きな人がいるのはわかるけれど、ガキじゃないんでね(笑)。もっとも大事なのはこの後のほう。(戦場ヶ原)ひたぎと(羽川)翼の就寝後に現れる、翼に憑り付いた怪異:翼キャット(でいいのかな?)。夜の街に繰り出すとそこに現れたのが虎の怪異。第一話冒頭で翼が出くわした奴ですね。この二人(?)の対峙で今回の話の最初の山場が訪れます。虎の怪異を回避してひたぎの自宅に戻ったところで、朝を迎えます。

で、ここからのエピソードが話の核心。朝食にソースやら醤油やら、なにもつけない様子を見て、ひたぎは翼の心を分析していきます。何気にこの話のテーマですね。翼はその複雑な境遇からいつしか自分を出さない、どんな状況でも受け入れてしまう人間になってしまっている。それは一見いいことのように見えるけれど、本当は何もない空虚な人間でしかないのではないかと、突っ込みどころ満載な演出で切り込んでいきます。このあたりのギャップもこの作品の面白いところなのでしょうが、少々過剰(悪ノリ?)とも感じるときがありました。

続いて第三話ですが、ひたぎの父親が登場。(一言だけです)。ここで翼はもうひたぎの家に長居できないことを暗示させ、次の展開へ移動します。登場するのは阿良々木火憐&月火のファイヤー・シスターズ。ひたぎは言葉巧みに火憐ちゃんを誘導して(?)阿良々木家に翼の面倒を見てもらうことに成功(笑)。仮病まで使って面白いことをする女だ(笑)。

おおっと、その前に。翼は学校で後輩の神原駿河に会います。阿良々木暦と夜に会う約束をしたことについての報告ですが、これが第四話への誘導になります。

さて、阿良々木家に厄介になった翼は、お約束のサービスシーン(火憐&月火と一緒に入浴。退屈です;笑)のあと、暦の部屋をあてがわれます。ここ、突っ込んでいいのかな(笑)。なかなか寝付けない翼ですが、いつの間にか意識も落ちて、怪異が顔を出してきます。

ところが暦の部屋(の天井)には、暦に憑依している(はずの)怪異:忍野忍が。

二人は会話を重ね、暦が神原と塾で待ち合わせしていること、そして翼や翼キャットが見た虎は翼の心が関係しているらしいことが提示されます。忍は翼キャットと一緒に暦のところへいくことになるのですが、二人が向かった塾は火事で焼けていたのでした……(続く)。

……と、サービスシーンを除けば(笑)全体的にテンポよく、飽きのこない展開で話を捌いている印象。これは饒舌ともいえる台詞廻しに起を発しているところによるものだと思うのだけれど、一方でこの話はむしろラジオドラマ向きだよな、という感も否めない。映像が邪魔をしているわけではないけれど、必ずしも映像に適した作品ではないように感じる。だからこそ、普通に撮っていたのでは間が繋げないようなシーンも、風景や小物等を細かくカットインして工夫しているのだろうし、それゆえ映像的にいろいろと実験のし甲斐もあるだろう。その意味ではスタッフの並々ならぬ苦労がしのばれるのだが、それが視聴者に好印象をもって受け止めてもらえるかどうかは未知数といわざるを得ない。まあ、商業作品でいろんな映像表現に挑戦できる機会はそうないから、個人的にはいろいろと頑張って欲しいかな。


長くなったけど、もう少し辛抱してくださいね。


次は「宇宙戦艦ヤマト2199」第16話、第17話。

第16話は旧作ではボツとなった話で、今回のリメイクの話題の一つであり、重要なエピソードでもある。以前からこの話に繋がる伏線が(わかりやすく)張られていて、“さあ、いよいよ!”という感じでしたが…………。大山鳴動鼠一匹だったか(苦笑)。

人類が移住可能(と思われる)ビーメラ星(旧作では昆虫型原住民がいたエピソード。アナライザーが爆笑を誘いましたね)に、補給のために立ち寄ることになった今回、新見女史と保安部の伊東は、島航海長を懐柔し、古代たちがビーメラ星探索に出発した時合を見計らって副長の真田さんを拘束。事実上のクーデターを決行します。艦内は保安部を中心とする反乱分子によって制圧され、ヤマト大ピンチ!(笑)。さらに乗員に対し、森雪(今作中、事故で一年前の記憶しかないという設定なっています)がイスカンダル人であると言いふらし、更なる動揺を誘います。

一方、古代たちは、ビーメラ星に遺されたイスカンダルのテクノロジー(波動コア)を偶然に発見。直後にヤマトの異変を察知し、急いでヤマトに引き返していきます。ヤマト側でも保安部の手から逃れた山本の活躍で、反抗の突破口が開かれます。さらに島の、新見たちが意図していなかった行動に、ブリッジ内は動揺が走ります。島に銃口を向ける伊東に、新見がタックルをかけて阻止しようとするのですが……。

結局、保安部を内偵していた星名によって事態は収拾され、クーデターは失敗に終わるのですが、この話は二話に分けてもいいからもっと丁寧に描いて欲しかったですな。特に伊東を巻き込んだのに、(伊藤の行動が)自分の思惑からはずれていくことに戸惑いを覚えていく過程を丁寧に描いてあげないと、クライマックスでの新見の行動が取ってつけたように(視聴者に)伝わってしまうのではないかな? このエピソードはリメイクの売りの一つでもあっただけに、あっさりと(そしてご都合主義で)終わった感がして、非常にもったいないと思ったね。どうも今リメイクは、オリジナルエピソードが甘い。脚本家の力量が足りないとは思いたくないのだが……。

続く、第17話は真田さんメインの話。これは旧作のシームレス戦闘機でガミラスの罠に向かっていき、そこを無力化するエピソードの焼き直し。旧作では真田さんの意外な人柄(過去話と義手義足であること、古代進の兄:守と親友だったこと)が明かされるエピソードですが、今リメイクもストーリーの骨格はそのままに、航路短縮可能な亜空間ゲートを再起動して手段として利用するという話に変えて出てきました。ここで光るのは以前のエピソードでもチラッと映っていた中原中也の詩集。この小道具の使うことで、真田の人柄をうまく表現していると思いましたね。登場した亜空間ゲートを再起動する際に中性子が放出されることに気づいた真田さんは、同行の古代&森雪を閉め出し隔離。決死隊となってゲートの再起動に挑みます。古代と真田のやり取りは死を覚悟した真田の遺言・そして懺悔。一方の古代は旧作同様の熱血漢を(ようやく?)披露してくれます。

結局、ゲートの再起動に成功した真田はご都合主義のように用意されていた(笑)水溜に飛び込んで助かるんですが、これはすぐにわかりましたね。 物理専攻でよかった(笑)。まあ、中性子の減速材として利用されている水に飛び込んだからといって、完全に防げるわけでもないんですが、(そもそもあの設備に水が存在できるのかという突っ込みもできるのだけれど……)、ヤ、ヤマトだから(爆)。

旧作との共通点は骨格ぐらいで、ほぼオリジナルエピソードといってもいい第17話でしたが、全体的によくまとまった、完成度の高い話だったように感じましたね。他もこれ位頑張って欲しかったのに。いや、オリジナルエピソードはもういらんが(笑)。

ヤマトは16話からOPテーマが変更されてしまいました。これの言及はあえてしません。金出す方は作品の出来栄えとかどうでもいいという、そういう時代になってしまったのかね? かえって逆効果(売り上げ下がる)様な気がするんだけど……、まあ、いまのソニーミュージック(&ソニーグループ)じゃ、期待するほうが間違いだからな(爆)。


本当は簡単にさらっと終わらせるつもりが、気がついたらずいぶんと長くなってしまいました。また続きをやるかもしれませんが、(やらない可能性もあります)、こんな駄文でもよろしければ、そのときはまたお付き合いください。


それでは。
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テーマ : 見たアニメの感想
ジャンル : アニメ・コミック

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