S.H.フィギュアーツ「両津勘吉」
フィギュア漫画のリテイク分の撮影をしていたら、腰にだいぶ負担をかけてしまって、ああ、またこれは悶絶パターンかな……と思っていたんですが、早めに休息を取ったせいか、大事には至らずに済みました。
というわけで、昨日のリテイク分と同時に撮影していたこちらのフィギュアを、本日はご紹介します!

みなさご存知、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の主人公、“両さん”こと、両津勘吉のアクションフィギュア。日本の代表的玩具メーカー:バンダイの「S.H.フィギュアーツ」ブランドから2013年春に発売された商品です。
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」と言えば、解説する必要がないくらい、長有名なロングセラー漫画。第一話が週刊少年ジャンプ(集英社)に掲載されたのは1976年。以来ずっと休むことなく現在まで連載されていると言うオバケ漫画ですね。
最近の作風は読んでいないのでなんとも言えませんが、連載初期は人情話も多く、両さんの人柄を忍ばせるようなお話も多かったと記憶しています。私が最初に読んだ話は、確か後輩:中川(圭一)の車(ランボルギーニ・カウンタックLP400)に乗って知人に会いにいく話でしたな。近年はサブカル知識満載のエピソードが主になっていた印象がありますが、いまでもジャンプ誌を手に取ったら真っ先に読みたい作品ですね。
そんな前置きはこのくらいにして、早速見てみましょう。
パッケージ

ブリスターは二段重ね。一段目

二段目

付属品

本体、競馬新聞、少年誌、ラジコンプロポ、ラジコン(M4シャーマン)、両さんのミニチュア(笑)、交換頭部、交換ハンド、拳銃(ニューナンブM60)、ホルスター、手錠ポーチ、警棒。この他に取扱説明書が付属。
本体正面、左側面

背面、右側面

表情パーツ、デフォルト顔(笑顔)

驚き顔

困った顔

満面の笑顔

企み顔

すまし顔

※それぞれの顔には、上記のような呼称はつけられていません。
拳銃を持って

「止まれェ~! 止まらんと撃つぞぉ~!!」
連載初期はよく発砲する警官だったとか。イメージが沸かないですね(笑)。

ポーチ類はこのようにベルトに留めます。が、留めづらく、またよく脱落します。またホルスターは拳銃を差しているものしかないため、拳銃を持たせると自動的に二丁拳銃になってしまいます。まるでGIGINやGSG9のような特殊部隊だ(笑)。
ラジコンで遊ぶ両さん(笑)

警官が公務中に遊んでいても、両さんだからこそ許される(笑)。
待てよ……。

これもありだな!(笑)

「桜姫、ジャ~ンプ!!」

KOS-MOS「いい加減にしなさい!」
暴徒鎮圧用にKOS-MOSが配備されたら怖いね(苦笑)。
それはそうと、このプロポ、細部までよく作りこまれているんですが、残念ながら持ち手の方がちょっと問題あって、しっかりと握らせることが難しいんですよ。こういうところをもう少し何とかして欲しかったかな。落として破損させないように注意してくださいね。
競馬新聞を読む両さん

またサボって……!(笑)。
でも一番両さんらしいアイテムですね(爆)。

この競馬新聞は紙に印刷されたものですが、細部までとてもきれいに印字されており、本当によく出来ています。
少年誌を持つ両さん

持っている本はもちろん週刊少年ジャンプ。本は開きませんが、細かいところまでよく描かれているばかりか、デザインにちょっとした遊びも加えられていて、思わず笑ってしまいます。
そういえば、1/6フィギュアのコレクションをしていたとき、カスタマイズしていた有志たちがそのサイズのミニチュア本を作っていたことがありました。ちゃんと綴じられていて、中もしっかり印刷してあったりで、それだけでも感嘆ものだったんですが、中には「落ちていたエロ本」を再現した人もいまして……。(実は結構有名な人です)。ちゃんと雨風太陽にさらされて褪色し、紙がよれた雰囲気も再現してあって、週刊誌にも取り上げられていましたね。
両さんミニチュアを持って

両さんフィギュアは、これ以前に超合金やアクションドールが発売されていたことがあったんですが、それをそのまま1/12サイズにスケールダウンしたものを付属。こういう芸の細かさが嬉しいですね。両さんにピッタリ!
ベーゴマを持つ両さん

最初リモコンかと思った(爆)。現代の遊びだけではなく、昔の遊びにも精通している両さん。まさに“遊び”の達人! ……何で警官になったんだ!?(笑)。

両さん「今日はどの馬が勝つかなぁ~」

パシャ!

両さん「……ん?」
撫子「仕事をサボっているお巡りさん、撮っちゃった!」

撫子「早速ネットにアップして炎上だ!」
両さん「……まいったな、こりゃ!」
……と、まあ、両さんの魅力を余すことなく立体化した、S.H.フィギュアーツ「両津勘吉」。両さんフィギュアの決定版……と言いたいところなんですが、所々に二重関節を奢っていながら可動範囲が狭かったり、パーツが取れやすかったり、細かいところでの詰めの甘さと言うか、設計上の問題点がチラホラ見受けられました。
特に問題点と感じたのが、交換パーツ部のジョイント形状で、関節部分をより丈夫なABS樹脂、交換パーツ部を軟質PVCするなど工夫はしているのですが、正直、交換時の破損の可能性が拭い去れず、撮影中は結構神経を使っていました。(この間、キョンの手首を破損させちゃったしね)。この部分、リボルテックでは最初から(溝付き)ストレート軸でしたし、figmaも改良してストレート軸に仕様変更しています。アクションフィギュアは動かしてナンボだと思っていますので、ガシガシ気兼ねなく遊べないと魅力が半減してしまうのではないかと思います。それを一番判っているはずのバンダイがこの仕様で出してきたことがちょっと解せないですね。いまは夏だからいいけれど、気温の低い冬になったらどうなるのでしょうか? 付属品のバラエティの豊富さなどからは、キャラクター、そして作品への愛を感じるのに、肝心の、手に取ったユーザーへの配慮が今ひとつなのは残念ですね。これが新興メーカーの製品なら“仕方ないな”で済ませられるのですが、老舗、そして最大手のバンダイの製品ですから、どうしても辛口になってしまいます。
そういう意味では嬉しさ半分、寂しさ半分といったところでしょうか。
ともあれ、日本を代表する愛すべきキャラクターの一人、両さんが1/12サイズでアクションフィギュア化され、コレクションできるだけでも満足度が高くなる-----そんな一品ですね!
さあて、両さんを使ってどんなお話を考えましょうかね? え? “笑い”もいいけど人情話も考えてみてくれって? そうだなぁ……。
というわけで、昨日のリテイク分と同時に撮影していたこちらのフィギュアを、本日はご紹介します!

みなさご存知、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の主人公、“両さん”こと、両津勘吉のアクションフィギュア。日本の代表的玩具メーカー:バンダイの「S.H.フィギュアーツ」ブランドから2013年春に発売された商品です。
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」と言えば、解説する必要がないくらい、長有名なロングセラー漫画。第一話が週刊少年ジャンプ(集英社)に掲載されたのは1976年。以来ずっと休むことなく現在まで連載されていると言うオバケ漫画ですね。
最近の作風は読んでいないのでなんとも言えませんが、連載初期は人情話も多く、両さんの人柄を忍ばせるようなお話も多かったと記憶しています。私が最初に読んだ話は、確か後輩:中川(圭一)の車(ランボルギーニ・カウンタックLP400)に乗って知人に会いにいく話でしたな。近年はサブカル知識満載のエピソードが主になっていた印象がありますが、いまでもジャンプ誌を手に取ったら真っ先に読みたい作品ですね。
そんな前置きはこのくらいにして、早速見てみましょう。
パッケージ

ブリスターは二段重ね。一段目

二段目

付属品

本体、競馬新聞、少年誌、ラジコンプロポ、ラジコン(M4シャーマン)、両さんのミニチュア(笑)、交換頭部、交換ハンド、拳銃(ニューナンブM60)、ホルスター、手錠ポーチ、警棒。この他に取扱説明書が付属。
本体正面、左側面


背面、右側面


表情パーツ、デフォルト顔(笑顔)

驚き顔

困った顔

満面の笑顔

企み顔

すまし顔

※それぞれの顔には、上記のような呼称はつけられていません。
拳銃を持って

「止まれェ~! 止まらんと撃つぞぉ~!!」
連載初期はよく発砲する警官だったとか。イメージが沸かないですね(笑)。

ポーチ類はこのようにベルトに留めます。が、留めづらく、またよく脱落します。またホルスターは拳銃を差しているものしかないため、拳銃を持たせると自動的に二丁拳銃になってしまいます。まるでGIGINやGSG9のような特殊部隊だ(笑)。
ラジコンで遊ぶ両さん(笑)

警官が公務中に遊んでいても、両さんだからこそ許される(笑)。
待てよ……。

これもありだな!(笑)

「桜姫、ジャ~ンプ!!」

KOS-MOS「いい加減にしなさい!」
暴徒鎮圧用にKOS-MOSが配備されたら怖いね(苦笑)。
それはそうと、このプロポ、細部までよく作りこまれているんですが、残念ながら持ち手の方がちょっと問題あって、しっかりと握らせることが難しいんですよ。こういうところをもう少し何とかして欲しかったかな。落として破損させないように注意してくださいね。
競馬新聞を読む両さん

またサボって……!(笑)。
でも一番両さんらしいアイテムですね(爆)。

この競馬新聞は紙に印刷されたものですが、細部までとてもきれいに印字されており、本当によく出来ています。
少年誌を持つ両さん

持っている本はもちろん週刊少年ジャンプ。本は開きませんが、細かいところまでよく描かれているばかりか、デザインにちょっとした遊びも加えられていて、思わず笑ってしまいます。
そういえば、1/6フィギュアのコレクションをしていたとき、カスタマイズしていた有志たちがそのサイズのミニチュア本を作っていたことがありました。ちゃんと綴じられていて、中もしっかり印刷してあったりで、それだけでも感嘆ものだったんですが、中には「落ちていたエロ本」を再現した人もいまして……。(実は結構有名な人です)。ちゃんと雨風太陽にさらされて褪色し、紙がよれた雰囲気も再現してあって、週刊誌にも取り上げられていましたね。
両さんミニチュアを持って

両さんフィギュアは、これ以前に超合金やアクションドールが発売されていたことがあったんですが、それをそのまま1/12サイズにスケールダウンしたものを付属。こういう芸の細かさが嬉しいですね。両さんにピッタリ!
ベーゴマを持つ両さん

最初リモコンかと思った(爆)。現代の遊びだけではなく、昔の遊びにも精通している両さん。まさに“遊び”の達人! ……何で警官になったんだ!?(笑)。

両さん「今日はどの馬が勝つかなぁ~」

パシャ!

両さん「……ん?」
撫子「仕事をサボっているお巡りさん、撮っちゃった!」

撫子「早速ネットにアップして炎上だ!」
両さん「……まいったな、こりゃ!」
……と、まあ、両さんの魅力を余すことなく立体化した、S.H.フィギュアーツ「両津勘吉」。両さんフィギュアの決定版……と言いたいところなんですが、所々に二重関節を奢っていながら可動範囲が狭かったり、パーツが取れやすかったり、細かいところでの詰めの甘さと言うか、設計上の問題点がチラホラ見受けられました。
特に問題点と感じたのが、交換パーツ部のジョイント形状で、関節部分をより丈夫なABS樹脂、交換パーツ部を軟質PVCするなど工夫はしているのですが、正直、交換時の破損の可能性が拭い去れず、撮影中は結構神経を使っていました。(この間、キョンの手首を破損させちゃったしね)。この部分、リボルテックでは最初から(溝付き)ストレート軸でしたし、figmaも改良してストレート軸に仕様変更しています。アクションフィギュアは動かしてナンボだと思っていますので、ガシガシ気兼ねなく遊べないと魅力が半減してしまうのではないかと思います。それを一番判っているはずのバンダイがこの仕様で出してきたことがちょっと解せないですね。いまは夏だからいいけれど、気温の低い冬になったらどうなるのでしょうか? 付属品のバラエティの豊富さなどからは、キャラクター、そして作品への愛を感じるのに、肝心の、手に取ったユーザーへの配慮が今ひとつなのは残念ですね。これが新興メーカーの製品なら“仕方ないな”で済ませられるのですが、老舗、そして最大手のバンダイの製品ですから、どうしても辛口になってしまいます。
そういう意味では嬉しさ半分、寂しさ半分といったところでしょうか。
ともあれ、日本を代表する愛すべきキャラクターの一人、両さんが1/12サイズでアクションフィギュア化され、コレクションできるだけでも満足度が高くなる-----そんな一品ですね!
さあて、両さんを使ってどんなお話を考えましょうかね? え? “笑い”もいいけど人情話も考えてみてくれって? そうだなぁ……。
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拝見しました
あねさとさん
こちらでは、はじめましてかな(?)
いろいろとアクセサリーや小物の入っているセットって
それだけで楽しくなってきますよね・・・。
他のものに応用も利くし・・・。
両さんの活躍、楽しみにしています。
こちらでは、はじめましてかな(?)
いろいろとアクセサリーや小物の入っているセットって
それだけで楽しくなってきますよね・・・。
他のものに応用も利くし・・・。
両さんの活躍、楽しみにしています。
ありがとうございます
黒江龍雄様
どうもいらっしゃいませ。お世話になります。
小物が入っていると、いろいろと遊びの幅が広がって楽しくなりますね。1/6時代は銃ばかり揃って普通の生活品の入手がたいへんでしたが、1/12系はその逆だったりで……。(^^;)。
両さん、いろいろと動かしてみたいと思っていますので、楽しみにしていてください。
それと、黒江さんのブログ、いつも楽しく拝見しています。毎度興味深いストーリー、楽しみに待ってます!
コメントありがとうございました!
どうもいらっしゃいませ。お世話になります。
小物が入っていると、いろいろと遊びの幅が広がって楽しくなりますね。1/6時代は銃ばかり揃って普通の生活品の入手がたいへんでしたが、1/12系はその逆だったりで……。(^^;)。
両さん、いろいろと動かしてみたいと思っていますので、楽しみにしていてください。
それと、黒江さんのブログ、いつも楽しく拝見しています。毎度興味深いストーリー、楽しみに待ってます!
コメントありがとうございました!