“迷宮”メイキング(5)~長門有希のマント
いろいろとトラブルに見舞われてはいますが、フィギュア漫画「Final Labyrinth~涼宮ハルヒの迷宮(仮題)」第五話の制作は牛歩のペースで進行しています。なんだか9月中の掲載も雲行きが怪しくなってきていますが……(大丈夫か??)
というわけで、当面ブログの更新は中止させていただきます……というわけにもいかないようなので、半端な時間を利用して記事を作成しました(笑)。
メイキング記事です。

皆さん、もうお分かりと思いますが「Final Labyrinth~涼宮ハルヒの迷宮(仮題)」の登場の長門さんは、figma「長門有希 悪い魔法使いver.」を使用しています。いまは暴落気味のハルヒシリーズですが、数年前までは長門さん、人気アイテムだったんですよ。なかなか手に入れられなくて、入手がかなったのは昨年のこと。実はこのアイテムを購入したことが「Final Labyrinth~涼宮ハルヒの迷宮(仮題)」制作の直接のきっかけでした。「これ手に入ったら、つくろう」という具合に。
そんなことは置いておいて(笑)、このfigma「長門有希 悪い魔法使いver.」、見ての通り、マントがPVC素材のため、ほとんど動かせません。下腕をあげるのが精一杯。

これでは、必殺技(?):インフェルノを放てません。なんとか出来ないかと合成を試みたんですがね。

いや、これは無理だ。
もう面倒だったので、ここはマントを脱ぎ捨てたことにして、マントなしでアクションさせることも考えたのですが…………この後の話でも、インフェルノを放つシーンがあるので、ここは奮起してマントを作成することに。
そんなわけでネットの海を検索し、figmaのカスタムをしているサイトやら、果てはコスプレ衣装自作サイトまで眺め、それらを参考にティシュペーパーで試作までしてみましたが……。
どうにも、いい布素材が見つからず、頓挫する瀬戸際まで追い詰められたときに救いの100円ショップで見つけました。
ちりめん素材のはぎれ。
単色のはぎれが見つからず、諦めかけていたんですが、程よい大きさの(失敗してもやり直せるくらいの大きさの)ものが見つかり、これでトライすることにしました。
質感的には合皮や不織布の方がいいんだけど、自然なしわにこだわりたかったのですよ。(でもこれが失敗の元だったんですけどね)。
というわけで、さっそく制作開始。
ところで、布素材を使用する際どうしても避けて通れないのが裾の処理。裁縫が得意でない私にとってこれは鬼門。どうしようか……と考えた回避策が袋縫い。これなら裾の処理を考えなくていいね。ただし、曲線を使った凝った型紙は使えなくなります。

そんなわけで、最終的に単純な長方形タイプに落ち着きました。これなら裁縫初心者でも大丈夫…………(と思ったら、甘かった:恥)。
採寸はこんな感じ。

※クリックすると拡大画像がご覧いただけます。
※小さい方は襟になります。
結構いい加減です(爆)。
縫い代を8mm取りましたが、取りすぎですね(恥)。もっと小さく出来ると思います。
そして切り出し。

これを縫っていくわけなんですが、途中の画像はありません(!)。切り出した直後に“ああ、これは失敗したな”と思って、撮るのをやめたんですよ。でも最終的に(不細工ながら)モノになった(?)ので、二重に失敗(爆)。
まあ、縫い方は簡単です。折りたたんで左右を縫い、裏返して襟とマントを縫い合わせるだけです。襟に芯を入れれば、立ち襟になります。芯の素材は丈夫で薄ければ何でもいいのですが、市販の接着芯が一番使いやすいでしょう。(今回はプラスチックのフィルムを使用しています)。
ちょっと難しいのがマントと襟の縫い合わせ。中央に向かって寄せていくようにマントにアイロンをかけて折り目をつくって、襟の寸法に合わせて縫い付ける必要があります。

見づらいですが、こんな感じ……?
ここで大失敗が露呈。袋縫いにするということは、裾や襟との縫い合わせが分厚くなるということ。ただでさえ二重になっている(=布二枚分の厚さ)のに、襟の折り返しやら布の“寄せ”がはいるので、布六枚分+αの厚さになってしまうんですね。なので、出来上がりがボテッとした感じのものに……(恥)。
出来上がり

※マントはゴムひもで留めています。
背面

斜め後ろ(笑)


PVCの帽子とあわせると、質感がまったく違う……(恥)。
ちょっとこれはまずいよな……。と思いつつ、スケジュールが押していたので、第四話はこれを使うことに(恥)。

まあそれでも、おかげで自由にポーズ付けすることができるようになりました。
これでインフェルノLv.1が放てます。

モンスターにはかわされて反撃喰らっちゃいましたけど、キョンに抱きかかえてもらえたから、満足だよね、長門さん!?(笑)。
そのうち機会があったら作り直したいなぁ……。
というわけで、当面ブログの更新は中止させていただきます……というわけにもいかないようなので、半端な時間を利用して記事を作成しました(笑)。
メイキング記事です。

皆さん、もうお分かりと思いますが「Final Labyrinth~涼宮ハルヒの迷宮(仮題)」の登場の長門さんは、figma「長門有希 悪い魔法使いver.」を使用しています。いまは暴落気味のハルヒシリーズですが、数年前までは長門さん、人気アイテムだったんですよ。なかなか手に入れられなくて、入手がかなったのは昨年のこと。実はこのアイテムを購入したことが「Final Labyrinth~涼宮ハルヒの迷宮(仮題)」制作の直接のきっかけでした。「これ手に入ったら、つくろう」という具合に。
そんなことは置いておいて(笑)、このfigma「長門有希 悪い魔法使いver.」、見ての通り、マントがPVC素材のため、ほとんど動かせません。下腕をあげるのが精一杯。

これでは、必殺技(?):インフェルノを放てません。なんとか出来ないかと合成を試みたんですがね。

いや、これは無理だ。
もう面倒だったので、ここはマントを脱ぎ捨てたことにして、マントなしでアクションさせることも考えたのですが…………この後の話でも、インフェルノを放つシーンがあるので、ここは奮起してマントを作成することに。
そんなわけでネットの海を検索し、figmaのカスタムをしているサイトやら、果てはコスプレ衣装自作サイトまで眺め、それらを参考にティシュペーパーで試作までしてみましたが……。
どうにも、いい布素材が見つからず、頓挫する瀬戸際まで追い詰められたときに救いの100円ショップで見つけました。
ちりめん素材のはぎれ。
単色のはぎれが見つからず、諦めかけていたんですが、程よい大きさの(失敗してもやり直せるくらいの大きさの)ものが見つかり、これでトライすることにしました。
質感的には合皮や不織布の方がいいんだけど、自然なしわにこだわりたかったのですよ。(でもこれが失敗の元だったんですけどね)。
というわけで、さっそく制作開始。
ところで、布素材を使用する際どうしても避けて通れないのが裾の処理。裁縫が得意でない私にとってこれは鬼門。どうしようか……と考えた回避策が袋縫い。これなら裾の処理を考えなくていいね。ただし、曲線を使った凝った型紙は使えなくなります。

そんなわけで、最終的に単純な長方形タイプに落ち着きました。これなら裁縫初心者でも大丈夫…………(と思ったら、甘かった:恥)。
採寸はこんな感じ。

※クリックすると拡大画像がご覧いただけます。
※小さい方は襟になります。
結構いい加減です(爆)。
縫い代を8mm取りましたが、取りすぎですね(恥)。もっと小さく出来ると思います。
そして切り出し。

これを縫っていくわけなんですが、途中の画像はありません(!)。切り出した直後に“ああ、これは失敗したな”と思って、撮るのをやめたんですよ。でも最終的に(不細工ながら)モノになった(?)ので、二重に失敗(爆)。
まあ、縫い方は簡単です。折りたたんで左右を縫い、裏返して襟とマントを縫い合わせるだけです。襟に芯を入れれば、立ち襟になります。芯の素材は丈夫で薄ければ何でもいいのですが、市販の接着芯が一番使いやすいでしょう。(今回はプラスチックのフィルムを使用しています)。
ちょっと難しいのがマントと襟の縫い合わせ。中央に向かって寄せていくようにマントにアイロンをかけて折り目をつくって、襟の寸法に合わせて縫い付ける必要があります。

見づらいですが、こんな感じ……?
ここで大失敗が露呈。袋縫いにするということは、裾や襟との縫い合わせが分厚くなるということ。ただでさえ二重になっている(=布二枚分の厚さ)のに、襟の折り返しやら布の“寄せ”がはいるので、布六枚分+αの厚さになってしまうんですね。なので、出来上がりがボテッとした感じのものに……(恥)。
出来上がり

※マントはゴムひもで留めています。
背面

斜め後ろ(笑)


PVCの帽子とあわせると、質感がまったく違う……(恥)。
ちょっとこれはまずいよな……。と思いつつ、スケジュールが押していたので、第四話はこれを使うことに(恥)。

まあそれでも、おかげで自由にポーズ付けすることができるようになりました。
これでインフェルノLv.1が放てます。

モンスターにはかわされて反撃喰らっちゃいましたけど、キョンに抱きかかえてもらえたから、満足だよね、長門さん!?(笑)。
そのうち機会があったら作り直したいなぁ……。
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